Annie Lee Blues Robert Nighthawk 2005-02-22 TUE. | こちらは「あの」 Black Angel Blues の B サイドとしてリリースされたナンバーです。 1949 年 7 月12日に行われたレコーディング・セッションでは、その Black Angel Blues と、あと 4 曲を録音していますが、その中の一曲がこの Annie Lee Blues でした。 Robert Nighthawk のギター&ヴォーカルと、ピアノが Ernest Lane、ベースは Willie Dixon でございます。 この二曲のカップリングは、いわゆる「両面ヒット」となったのですが、1949 年12月31日にチャートに登場した Annie Lee Blues は R&B 部門の 13 位を記録しています。 透明感あふれるギターのイントロに、重く沈む Willie Dixon のベースがまとわりつき、高いとこは Ernest Lane のピアノが「さえずり」で華やかに飾りはしているものの、全体はやはり「内省的な」色に染まり、ゆったりと流れるように時間が過ぎて行く・・・ あの barrelhouse bh-04 Chicago Boogie の Little Walter & Othum Brown コンビによる I Just Keep Loving Her や Ora Nelle Blues などと同じく、ホント、ブルースにはドラムなんて完全にオマケだな、っちゅうのが実感出来ますね。 ゼッタイに不要だ!とまでは言わないけど、ブルースが判ってないドラマーなんかだと、むしろ「いないほーがいい」っちゅーことでございます。 特に、ここらでやってるセッションですと「こ〜言っちゃナンだけど」他のジャンルで通用しないよな「才能の無い」ドラマーが「ブルースだったらチョロいもんだろ」とタカ括って押しかけてくるのがいて、ロクなもんじゃねえなあ、思っておりましたが、東京特派員だったレス・コールゆうひとが作ったトウキョウ・ブルースってサイト(いまはもうありません。部分的に復元したものが http://bad4ever.web.fc2.com/blues-joke.html として存在しています)ではブルースのドラマーについて同じよにボロクソに書いてましたから、もしかすっと世界的に共通するのかも? この曲にしたって、ここに、無神経な(って、またなんでか、そんなヤツが多いんだよねー)ドラマーなんぞ割り込んで来たら、メタメタになっちまう。 ま、もちろん、抑制の利いたブラッシュ・ワークなんぞが出来るドラマーだったらダイジョブなんですが、自分の「叩いてる快感」を優先するタイプじゃ間違い無く「ぶち壊し」でしょね。 もっとも、ことドラムに限らず、自分の楽器の大音量の「快感(?)」なんぞに酔うために参加してる、てなひとって一緒にセッションしててもつまんないですよね。 そこんとこセッションの目的自体を誤解してるひとが多いんですが、やはり「ひとつの曲」を完成させるための最低限の求心力ってのは必要でしょ? それが判ってないひとが結構いまして⋯ ま、逆に、セッションでも「あるモデル」のと〜り演ってくんないとダメ、っちゅうヒトもまた困りますが。いるんだよな〜。コピー厨ってのが! それじゃ違う個性と出会うセッションの意味ないじゃん。 ⋯なんて、Robert Nighthawk は放ったらかしで私憤を突っ込んじゃいましたねえ。なはははは! 先日から江戸川スリムさまの bbs とかで、いつの間にか「画像がアップできます」なんて付加機能が出現してたのに気付いてはいたんですが、ウチの bbs には、そのオプションが「無い」! うげっ!なんでやねん?⋯と調べてみたら、どうやらウチのって infoseek と提携(?)した特殊なヤツらしく、以前は表示件数にしてもデザインにしても、また IMG SRC= で呼んでくれば画像もアップ出来たしで、それなりにメリットがあったんですが、なんと、最新のヤツじゃあ表示だって 100件まで行けるし、記録だって 1000件なんだって! おいおい、それじゃそっちのほーがいいに決まってんじゃん!そんなら、今のにこだわること無いですからねえ、さっそく新しくのを作っちゃいました。 これだったら誰でも画像アップできるし、これまでのに比べたら、投稿も長く残るしね。 見ていただければ判るように、画像は WIDTH="400"てなキマリになってるよーで、幅が一定になっとるよーですから、タテ長の画像のほーがデカくなるかも。 あ、字数が多いと画像の右に回り込むのかなあ? (注;この部分は 2005 年当時のハナシで、現在ではそもそも bbs なんぞで交流するヒトはいないでしょ。ー 2023 MAY. ) |
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No.1036