In the Snow

session


2005-02-27 SUN.


昨日の土曜日はいちんちじゅう雪が降ったりやんだり、っちゅー状態でしたねえ(って、だから黒石もあんまり人が歩いてなかったんですが)。
こんな天気じゃ参加者も少ないかも?とシンパイしたんですが、最初こそワタシと板どん、松宮選手のトリオだったものの、徐々にみなさんが到着し、さらに最初っからいた三人のお客さんがセッションを体験しに来てくれたらしく、ギターとドラムで参加してくれました。

やはり、初めて一緒にやる相手ってのは面白いですよね。
ま、なんたってブルースやるのも初めてみたいなんで、グダグダではあるんですが、でも(つうか、「だからこそ」かもしれんけど)やはり面白い!
ホント、昨日のセッションは、ブルースとしての完成度はかなり低かったけど、やってる側としちゃ、めっちゃオモシロかったなあ。
とちゅう佐々木クンのいつものアドリブでぶちかますオリジナルもあってバックとしても楽しめたし、ヴォーカルをとったセットでは、ヴォーカルにかなり深めの残響を加えてくれたんでヘタなヴォーカルもゴマカシがきいて、歌いやすかった!
あ、残響が眺めだと自分の音程を修正しやすいんですよね。ですから残響ゼロだと自分の音程の狂い、あるいは弱さに気づけないケースが増えるんですよ。
それってモニターが充実してればどうこう、てなハナシじゃなく「ちょい前の自分の歌の音が聴ける、ってことで「やや」客観的にチェックできる、ってコト。

ところで結局 Red Hotを持ってったんですが、アンプは Teiscoの球。
こいつがねえ、さすがにもう寄る年波で少々ダレてきてるのか、コツコツっちゅう Red Hot の音もやや甘めになってました。
むしろ、ゲイン上げてクリッピング気味にした音がやや丸くなってカドが取れてきた感じで、なかなかマイルドでイイ感じ。
いっそゲイン上げて「弾きまくる」弾き方が合ってるような気がしますよ(やらんけど)。
板どんは例によって History と白ストラトの二本ですが、あのブラッキー、最近はお留守番ばかりなんでしょか?
タクロンはメタル・ピック・ガードの Fender Jazz Master、佐々木クンはいつものテレキャス・モデル、そして初登場の二人は SGとストラトでございました。

他にはトロンボーン(!)でソロもガンバってくれたひともいて、あ、そうそう、今回はフラっと遊びに来た、って感じでギターは弾かなかったけど久しぶりにしんちゃんも来てくれたんでした。

最初、トリオだったんでワタクシがドラム、っちゅーワケでドラムも出来たし、またキーボードも出来たしで、そこらがオモシロかった理由ですね。
ベースは松宮選手のあとベーサーM登場でぜんぶおまかせ。

いやあ、それにしてもいっちゃん最後にちょっとしたフリー・セットがあったんですが、ここでのベーサーMのベースときたら、それ見てるだけでサイコーにオモシロかったなあ。

なんと、誕生日だったちゅうことで、出たばかりの iLife '05 をプレゼントにいただいちゃいましたよ!

モッチロン、さっそくインストールしてウワサの Garage Band で遊んでみました。
最初はブルースのバッキング・トラックを作るハズだったんですが、入ってるサンプルのドラムを聴いてみると、いやあ、これがまた、非ブルース系に「いい」ドラミングがイッパイあるじゃあないの!

そのファンク系のドラムにウッド・ベースのスカスカのやつを組み合わせてみます。
とは言っても、そこはスカスカですから、そのままじゃドラムに負けちゃいます。そこで、どーするか、ってえと「オキテ破り」のベース二人!つまり、最初のベースとは同じよな間延びしたプレイながらパターンがちゃうからタイミングが重ならず、この二本を同時に鳴らすと、なんとウッド・ベースでありながら、不思議な「刻み」のファンキーな(それでいてウッド!)ベースが複雑にドラムと絡む、っちゅーアンビリーヴァボーなベース・プレイが完成です!

うへへ、こりゃたまらん!そこにチャカポコ・ギターでリズム切らせて⋯
おいおい、ブルースはドコに行っちまったんだ?

ハっと気づけば Sly and the Family Stone みたいなトラックが出来てしまったのでございますよ。
そこに自分のギターを乗せるハズが、音を吟味「し過ぎて」もうマンプク!完成しとるがな。 ううう、いかん。面白すぎる!

特にこのウッド・ベースの重ね合わせワザは、我ながら声を上げて笑い出したくらい、実にウマく行きましたよ。
こりゃとーぶん「さまよい出て」アヤしいミュージックにハマりそうですねえ。
しかもこれ、マイナーでやったらまたちゃうサウンドが出来そうだし、タップリ遊べそう!

あ、でも、これ、オタッキーな「打ち込み(でも出来るけど)」じゃないんですよ。
収録されてる「サンプル」から、まるでスタジオ・ミュージシャンを選ぶよに、ベースはキミとキミ、ドラムはキミ、っちゅー感じでセレクトしてくワケです。そこでリズムを 16ビート、キーは A!なんて指示してやらせるワケですね。

今回はピアニストがちといいのがいなかったんでパスしましたが、リチャード・クレイダーマンか?っちゅう低レヴェルから(なんてゆうと語弊があるか?)イロイロと取り揃えてあります。

ギターなんて、うっかりアコースティック・スライド・ギターを指名したら、おいおい、それじゃソロ取ってるじゃん!てな出来で、こりゃめちゃくちゃな組み合わせでトンデモなトラック作って遊ぶのも楽しそう。
ま、逆にいうと、これでブルースのバッキング・トラックを作るのって(モチロン可能なんだけど)、いっちゃんもったいない使い方になっちゃうかもしんない・・・

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