Guitar Lightnin'

Lightnin' Hopkins


2005-03-16 WED.


某サイトの、「あなたが選ぶ Lightnin' Hopkins の曲」人気投票では Rock Me Baby と同得点で並び、ギリギリ 50 位に滑り込んでおるインストによるナンバーでございます。あ、普段、あまし省略したコトバは使わないよにしてますが、「インスト」だけは「インストゥルメンタル」なんて言うと、ついシャドウズとかスプートニクスなんてえのを連想しちまうもんで、やむなくそのまま使わせていただいております。それに「トゥ」って表記がウソくさくって好きになれないんですよ⋯

1992 年にリリースされた Texas Blues Man Blues Encore 盤や Collectable の From the Vaults of Everest Records に収録されておるようですが、ワタシんとこのは、それとはちゃう V/A に収録されたものです。
ややジャズィ(?)なウッド・ベースとミニマムなドラムをバックに淡々と、いかにも彼らしいギターが「クリアー」に聴き取れますから、Lightnin' Sam Hopkins のクリシェが「良〜く」味わえますよ(?)。
ところどころ、あの Mojo Hand のギターを再現してみせてくれてるよなとこもあって、ホントにこれだけでもケッコー聴かせますよねえ。
さすがは Lightnin' でございます。
ま、もともと Lightnin' はほぼ無条件に「好き」っちゅーとこありますからナニ聴いても満足しちゃう傾向があるんであまりアテになんないかもしれませんけどね!なはははは〜

タクロンの HP 作りを手伝っているんですが、彼の機材のページがなかなかオモシロいですねえ。
Fulltone なんてエフェクターのブランド、まったく知らなかったんですが、画像で見る限り、かなりワタシ好みのデザインでございますよ。
ま、音はどーなんだか、聴いたことないんでなんとも言えませんが、デザインはいい!

色調といい、使ってるノブのデザイン&そのカラーにしても、Y 社や B 社、さらに M 社などのよくあるそれとはエラい違いでして、実に「見た目」がいいんですねえ。
なんだか使わなくてもいいから手元に置いときたいなあ、って気になるよな一台でございます。

そして、タクロンもさることながら、パートナーのさっちゃんのギターがこれまた楽しい!なんたって本物の Gibson Les Paul( but SG shape!!)アーム付きをはじめとして Greco の SG モデルが二本もあるのねん。
ま、ワタクシ個人としては、かって Gibson SG Special も所有しておりましたが、そのときはどうも「愛」が感じられず(?)ケッキョク手放してしまったのですが、いわゆる SG シェイプの Jr.、それもブラック・フィニッシュ、なんてのだったらネックのポジション・マークもドットだし、ワタシのあまり「お好きでない」ストップ・テイルピースじゃなくブリッジ一体型だと思ったんで BADAZZ に換装すればいいし・・・ま、モンダイはそんなこと言いだすとオールドしか無くなってバカ高いのばっかになりそーなことでしょ。
なんせワタクシ、世の大勢とは異なり、オールドに高いカネ出すのなんて絶対ヤだ!っちゅークチですから、もー最初っからムリ!なのでございます。

ところで、以前にもちと書いておりますが、ワタクシ、ハムバッキングを薄〜いソリッド・ボディにマウントした音、ってのは好きなんですよ。
Epiphone の Wilshire もそうでしょ?
ま、アレの場合はポジション・マークがドでかくて、それがちと気に喰わなかったんですが。

おそらくサスティーンがどうたら、とこだわる方々には、同じソリッドなら、やはり Les Paul STD、となるのでございましょうが、ワタクシといたしましては、もちょっと薄っぺらな SG や Melodymaker といったボディにハムバッキングってのがホント好きですねえ。音が少しだけ「乾いた」系に振れるっちゅうか、ビミョーな「軽さ」がいいんですねえ。
⋯てなことを言ってますが、それでもたぶん SG や Epiphone をまた買う、なんてことはしないでしょうね。

ワタシには Gibson 系のもつ「工芸品」としての味わいよりも、やはり Fender の「工業製品」臭さが肌に合います。
それは手工芸と大量生産の差でもあるのですが、なんだかウォーターマンの萬年筆がどうたら、とウンチク垂れるよな「いかにも」なオヤジに「けっ」と反発してるアンチ能書き派のワタクシとしちゃあ、そゆ別なイミでの「ブランド信仰」はまったくおまへん。

弾いてみて、そのあっけらかんとした「軽さ」と「明るさ」に満ちた音が気に入ったから Fender なワケで、「 Fender なんてギターとは言えん」なんて工芸品マニアの「おコトバ」も、まったくもって「どこ吹く風」でございます。
ケッキョクは音が気に入るかどうか、ですからねえ。
もっとも、それじゃあ、音さえ良きゃあ、どんなみっともないギターでも持つか?と言われたら、それもちょっと⋯

ま、なんにでも「限度」っつーものがありますからねえ。

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