Rock Me, Mama Arthur Crudup 2005-03-29 TUE. | ワタクシは勝手に Rock Me Baby には B.B. 系と Lightnin' 系がある、なんてヒソカに分類しておるのでございますが(ちなみにワタクシが自分でやるときには Lightnin' スタイルでございます。元は、ね)、どーも、この Arthur "Big Boy" Crudup の Rock Me Mama は、そのどっちでもない、なんだか、「エヘイヘイ」なんて一節が That's All Right(というよりは Othum Brown の Ora Nelle Blues か?)が混入してきてるよな気がすんですが、いかがなもんでしょ? もちろん、それでテーマが不鮮明になるつーことは無いようでして、いえ、それどころか なあ、おまえ、行っちゃう前にもう一度だけ、いいだろ?ねえってば っちゅう「あからさまな」おねだりになってるとこなんざ、実にテーマに沿った⋯ え?そゆこっちゃない? そ、ここは、行く前にもいちど「考え直してくれ」のほーでしょねえ。ということにしておこう。・・・ なんてんじゃなく、そ、リフ的な Rock Me Baby らしさ、って点では確かに「薄い」です。 Washboard Sam のリズムだけをバックに淡々と弾き語って行きますが、どうもこれが欧米の、つ〜か特にヨーロッパの白人のブルース・マニアには受けがよろしいようで、こんなことを申してはなんですが、いささか分不相応な評価を得ておるようにも思えるのですが、そんなことを言うワタクシのココロが「穢れて」おるのでしょう、きっと。 ま、いわゆるフォーク・ブルースっちゅー位相からはその存在が受け容れられてるのかもしれませんね。 この「音の上でのある種の清潔さ(?)」がそっちを好む方々にはもてはやされ、でも、ワタクシにはちと物足りない、と。 あ、でも別に「嫌い」ってワケじゃございません。なんだかとってもシンプルで、ま、プリミティヴと言えないこともないのですが、ブルースの「ミニマムな」フォームがある程度ここに表されているよな気もいたします。 ただ、ブルースのエッセンスが、ましてブルースの全てが、「ある」と言うには「欠けているもの」も多々あるんじゃないか、とは思いますが。 本日の夕食はちょっと変わった趣向になりました。 もうミックスされてる市販の野菜セット(モヤシ多め)と豚バラ肉を炒めて、市販の「焼肉のタレ」で味付けして「それだけを食べる」ってヤツね。 するとフライパンには野菜から出た水分と焼肉タレでできた液体が残りますから、のちほど「それ」に水を加えて「ひと」煮立ちさせたら用意してた乾麺の「そば」を入れて茹でちゃう、っちゅう「変わった肉そば」になるワケで⋯ はい、結果からいうと「なかなか面白い美味しさ」になっておりましたよ。 どなたにもおススメできる、ってもんじゃないですけど、豚脂と野菜の味わい、それに「そば」って組み合わせが「思ってたのとはちょっとちゃうけど」そこそこ楽しめましたねえ。 あ、そのままじゃ「つゆ」としては薄すぎなのでモッチロンにんべんのそばつゆで味を調えてはおりますが! ワタクシ、基本的に「そば」は冷たいのが好きなのでございますが、豚やら牛の脂が混じった「つゆ」なら「あったかいそば」も好きなんですよ。 ですが、みなさまがお好きらしい鴨はダメなんだよね〜。あの脂の匂い(ホントは臭い、と書きたいとこやけど⋯)がダメなんですわ。鴨汁だなんて「とんでもない」っちゅうね⋯ 牛肉ですと「牛丼屋」で「牛皿」とかゆうヤツを買ってきて、それをあったかいそばにトッピングするとケッコ〜いけますね。 あ、そうそう、なんだってあったかいそばにすんの?水でさらして「もり」にすればいいじゃん!言われそうですが⋯あのねえ、ワタクシが「そば好きだ」っちゅうのは割としられてるんですが、そうすっと出張で行った先でそこの地元の「そば」の乾麺をわざわざ買ってきてくださるかたがいるんですよ。 要らねえ!なんて言えませんがな⋯ で、そうゆう乾麺って「ぜ〜んぶ」水でさらして「もり」にすると「ミ・ジ・メ」な味になっちゃうんですねえ。 そこで思いついたのが「あっついそばで」豚脂でごまかしちゃえ!ってことだったんですよ。あるいは「牛皿」をのっけて、っちゅうね。 せっかくワタクシに、と買ってきてくださるお土産の品、ほかすワケにはまいりませ〜ん! |
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No.1071