Juking

Willie Cobbs


2005-04-06 WED


あ〜さて、みなさまの中にも、Willie Cobbs の 1998 年のアルバム Pay or Do 2 Months & 29 Days を、おっ! You Don't Love Me が入ってる!と嬉々として聴いてみたら再起不能なくらいミゴトにコケた、という方もおられるのではないでしょか?いやもうなんと言うか⋯

その点、この Jukin' はいちおーちゃんとしております。歌の旋律が彷徨い出てって、おいおいドコ行くんだぁ〜っ!っちゅうことも少ないのでございますよ。

ま、この Jukin'(アルバム・タイトルにもなってるのねん)はその 2 年後のリリースですから、もしかしてもっと徘徊がススんでるんじゃあ?っちゅう不安を抱えつつもおそるおそる聴いてみましたら、ま、Please Send Me Someone to Love なんて曲(チャレンジャーやのう)ではところどころ、トンデモな音階に着地してハラハラさしてくれますが、さすがにこの手のリズムで疾走してくタイプだとなんとかなってますねえ。

バッキングを務めるのは「あの」 Hodges Brothers のギターで、かつこのアルバムではプロデュースも担当している Mabon "Teenie" Hodges をはじめ、オルガンの Charles Hodges、ベースの Leroy Hodges っちゅー、かって 1966 年から 1968 年にかけて Memphis にあって STAX と張り合ってた(?) Hi Records のサウンドを支えていた the Hodges Brothers を中核としてドラムに Howard Grimes、さらにこれもかっての Hi サウンドを支えたサックスの James Mitchell なんてえ「懐かしい」顔ぶれが勢揃いした、ある意味ゴーカな面々でございます。

派手にブラスも総動員して( James Mitchell 以外にテナーの Jim Spake と Lannie McMillian、トランペットの Scott Thompson、そしてハープ!の John Weston )始まるこのナンバー、なかなか威勢がよろしいですねえ。
やはり Willie Cobbs ときたらリズムの活きてるナンバーのほが。ねえ?

でも、ご本人はやはし Five Long Years なんての歌いたいんでしょか⋯

どこの土地にでも、そこを訪れるならこの時期はいいよ!てなベスト・シーズンちゅうのがきっとありますよね。
弘前あたりだったら四月下旬から五月上旬にかけて桜と林檎の花が楽しめる頃に来るといいよ、なんて風に(ときどき大ハズレやらかすんだけど)。

逆に「なにもこんな時期に来なくてもいいのに!」っちゅうようなワースト・シーズンっちゅうのもあるんじゃない?
まあ、そこらの価値観は様々でしょうから一概には言えない(あ、そりゃ「ベスト」のほうもだけどね)と思うけどワタシだったら積雪期の弘前はゼッタイ「おススメしない」な。

なに言ってる!冬はスキーやスノボが楽しめるだろが!ちゅうヤツもいるけど、あのねえ、それだったら北海道へ行けっちゅうの!雪質もスケールも違うし設備も整ってる、もっともっと楽しめるフィールドがあるんだから、わざわざこんなチンケなとこに来る必要ないよ!っちゅうことなのよ。

カン違いしないでね。 違うとこから来るひとを相手に言ってるんであって、もともとここにいるんだからここで遊ぶっきゃない、てなのと一緒にすんなよ、っちゅうコト。
せっかく雪があるんだからここでだって遊べる、っちゅうのは判るけど、雪のない地方から楽しみにくるんだったら、そりゃ「もっと楽しめる」北海道でしょ?当然じゃん。

そんな「雪で遊ぶ、が目当て」なひとはたぶん北海道や北越に行くでしょうから、雪の時期に弘前に来る、なんてのは酔狂ちゅうたらなんだけど、よっぽどの変人でもなきゃ「目に遭う」だけ。
身びいきじゃなく冷静に考えたら弘前の積雪期は間違いなくワースト・シーズンですよ。

そうゆうエラい目に遭いそってことで言うと四国・九州は台風ラッシュの時期がワーストだろね。
もっちろん、その時期にはひきもきらず次々と台風がくるっちゅうワケじゃないし、その合間を狙って行ったらいいだけかもしれませんけどね。
あ、それどころか(そんなのいるかどうか判らんけど)台風マニア(?)にとっちゃ、わざわざ「それ」狙いで行くよな「ベスト・シーズン」ちゅうことになるのかもしれんけど! あははは

permalink No.1079

Search Form