Hookin'

Earl Hooker


2005-05-14 SAT.


ついうっかりしてましたが、昨日って 13日の金曜日だったんですねえ。
みなさまにはなにかしらロクでもないこと起きておられましたでしょか?
ワタシのとこじゃあ、これといったことはありませんでしたねえ。ま、ワタシ自身が「疫病神」みたいなもんですから(?)。

そうそう、昨日、せっかくまとめて答えたつもりでおったら、ひとつ忘れておりました。ブルースではエフェクターを使わない、ってのはホントーですか?ってヤツね。
にゃははは、そうゆう「神話」もはびこっているんでしょね。
ほなその回答がわりに本日のブルースを!

数々のブルースの名曲でギターを弾き、彼自身も名曲を産み出した、まさに The Guitarist、ミスター Earl Hooker センセの演奏するこの Hookin' は、「インストによるブルース名曲百撰*」にも第 15 位として、彼の作品中、もっとも高い位置にランキングされましたナンバーでございますよ(ま、もっとも、それより上にゃフリートウッド・マックやらジョン・メイオールにポール・バターフィールドなんてクソなのが入ってますから、あまり真に受けるのもナンですがね。ついでながら複数チャート入りは 1 位の Little Walter Juke と 12 位の Roller Coaster 、そしてギターでは Freddie King が Hide Away 2 位と San-Ho-Zay 4 位に入っております)。
聴いていただけばわかりますとおり、ここでは実にお上品に(?)ワウをかましておられますねえ。後のワウ・プレイヤーの多くが、ディストーション、あるいはオーヴァー・ドライヴ気味の音でワウ、っちゅーのをメインにしていたことを思いますと、これはかなりシンプルかつストレートなトーンで、でも「ワウ」、てな独特のスタンスに見えますが、でもこれもまたワウの正しい(?)使い方のひとつでございましょう。

エフェクターを使っては「いけない」なんてことはありません。
ワタシが思うに、ブルースで唯一「いけない」のは「コピーすること」でしょ。
ひとのフレーズを「盗んで」いるのに、自分がウマいふりしてるなんて「とんでもない」ですよ。
それに比べたらどんなエフェクターを使おうが「必然性さえありゃ」まったくモンダイ無いっす。
音量に関しては、ヴォーカルをジャマしない程度、っちゅう制約はありますけどね。
ブルースってのはMACさんのおっしゃるとおり「歌」あっての音楽なんですから。

つい先日、用事で五所川原まで行っておりましたが、となるとその帰り、「ベーサーMの教えてくれた板柳のクリーム・パン!」とゆう天の声に導かれ探してたどり着きました。



ちょっとした脇道との角に「小松原菓子店」の看板!ここだ〜!

う〜ん、シブいっ!
外に面したガラスには「パンが焼き上がりました」の張り紙!
そーなんです、ここの「クリーム・パン」がナゼかウマいんだって。
美味しそーなクリーム・パンを二個買ってまいりましたよん。
弘前に帰ってすぐオヤツに一個いただきましたが、なかなかしっとりしたパンに、ほんのりアルコールっ気があるよな風味のカスタード・クリームがシンプルながらも、けっこーなハーモニィでございました。
ええ、パン屋じゃなくて「菓子店」なんですよ。ま、お近くにおいでになった際にはゼヒ!

はい、クリームパン、最高でした。旧き佳き上質な菓子パンの後裔ですね。

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