Love Ain't Fair

Carl Weathersby


2005-05-22 SUN.


さて HOLD ON、みなさまのお手元にございますでしょうか?
今回 P-Vine から発売されました日本盤のライナーは、我らが江戸川スリムさまがお書きになっておられるものでございますよん。
もちろん氏の HP BlueSlim には Carl Weathersby のページ*もあって、とても詳しく紹介されておりますので、ぜひそちらもご覧になってくださいませ。

さて、その江戸川スリムさまのライナーでは、ただ一曲、 自作のスロー・ブルース「愛は公平ではない」に続くは・・・と、カンタンに触れてるだけで次の曲にお話が行っちゃうこの Love Ain't Fair ですが、オーソドックスなシカゴ・スタイルの音を選んだギターのイントロはかなりオールド・スクール寄りか?と思わせますが、それに続くフル 1 コーラスのギターはやはり新しい香りがしますねえ。
そして丁寧に歌ってゆく Carl Weathersby。
ホントに安心して聴けます。

・・・ と、なんだい!オレもこんだけで済ましちゃってるじゃん!てな短さでしたねえ。がははは

ところで昨日の Feels Like Rain ですが、実はカシオのキーボードで自動伴奏機能ちゅうのを使って作ってみたことがあるんですよ。
ドラムはキックとスネアを「極力抑えた=ほとんど使わない」ちゅうリズム・パターン、一方のベースはなるべくメロディアスな「歌う」ベースを選んで伴奏させてみたところ、これがもうね実にイイ感じ!なんですよ。
ブルースでもソウルでもない不思議なリズムに乗った伸びやかなバラード(?)で⋯

いつか、それをバックのかたがたに聴いてもらい、「この線で演奏してくれ!」っちゅう無理難題をふっかけるハズだったのですが⋯

なんと、そのキーボードを置かせてもらってたライヴハウスで「誰が壊したのか知らないけど」電源供給端子が破損してて使えなくなってしまったんだよね⋯
あの名演奏(って、伴奏でしかないんですが)は永久に内蔵 ROM に眠ったまま遠いとこに旅立ってってしまいましたがな。

あ、そりゃね、Mac の GARAGE BAND で必死で探せば「似たよな」カタチには作れるのかもしれんけど、あのカシオの「やや」独善的ながらも「音楽ちゅうのはこうでなきゃ!」みたいな変な割り切り方がツボだったんですわ。

な〜んて言ってますが、よくよくヒマですることなくて死にそう!てなときにはその GARAGE BAND 開いてまずはドラムっからどれかひとつのパターン選び、そのキックとスネアだけ消したらどうなるか?なんて遊び始めるかもしれませんね。

まあ、ベースは普通のリズムパート的な存在じゃなく、ヴォーカルの「コール」に対する「レスポンス」的な、それこそギターでのオブリじゃなくベースでのオブリ、っちゅ〜ことをしてもらうワケで、そうね、ビル・エヴァンスの「デビーのワルツ」におけるスコット・ラファロ的な「歌うベース」が必要!っちゅうワケ判んない方向性なのでございますよ。
逆にギターはナマっぽい音でさやさやと(?)コード・ストロークさえ入れてりゃイイっちゅうアタマでいますから、フツーのギタリストなら、そんな扱いされるんじゃイチ抜〜けた!なんて言うだろな。

特にモンダイになりそなのはピアノだろねえ。
だってワタシが欲しいのはピアノじゃなく、ミルト・ジャクソンみたいなヴァイブのほうですから⋯

そ〜なんですよ。この Feels Like Rain に関しては強引なプロデュースで「それ以外、認めん!」ちゅうゴリ押しがしたいんだから、たぶん誰もついては来ないでしょねえ。
やっぱ GARAGE BAND でカラオケ作るっきゃないか?

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