Cold Blooded Lover

W.C. Clark


2005-05-27 FRI.


いやはや、これまた Albert Collins の Travellin' South を思わせるダブル・シャッフルの疾走⋯と思ったら、ブレイク後のコード進行がイカレてて、6 度のマイナーに落ちちゃったりするし、ソロのとこでも 4 度から 5 度へ上がったりと、曲の見かけによらず、ケッコウ暴れまわっております。
ヴォーカルのバックでもギターは遠慮なく騒いでるし、かなり「ろけんろー」寄りなんですが、そこらのコードの進行のフクザツさがミソだな、こりゃ。

たしかに一見、ノリノリのシャッフル、ってえ感じもありますが、さてこれで踊れるか?ってなると、ちょっとイマイチかもしんない。
ま、そんな分類なんてナンセンスだとは思うけど、あえて言うとすれば、これは「踊るための曲」じゃなく、「聴くための曲」ですね。
でも、それがマイナスになってるか?ってえと、そんなことはありません。
このそこそこ弾むリズム、全体の音作り、役者の配し方(?)など、どれをとってもかなりのレヴェルでございます。
ま、それでもそのへんの「凝り方」がテクニカル過ぎて、やはり骨盤よりは耳に快い種類の音楽となっておるよーな⋯

でも、これはこれで面白いからいいか?
収録アルバムは Deep in the Heart

どうやら Billy Branch and the Sons of Blues のライヴ、やはり 2 日連続はムリ、っちゅう方が多いようで、そうなると 22 日の金曜日、青森会場を狙う、って方が増えるのも当然でしょうね。
ま、「お仕事」によっちゃ平日のほーがいい、って向きもおられるとは思いますが、どっちかってえと次の日が土曜、っちゅう 22 日が休みを取り易いかも。
それに昨年の例を見ても、やはり二日目の方が演奏者もチョーシが出て来て、面白いんですよ。
で、青森だと呑み喰いしつつブルースを楽しめますからねえ。

一方の浪岡はさすがに県外から来るひとには(特に新幹線で八戸、そっから東北本線で青森っちゅうルートで来るひとにはね。クルマで高速を使ってくるとまだ少しはいいけど、そーなると会場周辺の駐車スペースがどうなるかなあ?)ちいとばかり不便そうだし、終わってからも、どっかにシケこんで「ご歓談」ってワケにいかないよな市街地からちょと離れたとこで、列車の便数もあまりないので青森に行くにしろ、弘前に行くにしろメンド臭いかも。

やはり青森で、ライヴの前に駅前の市場なんぞをブラつき、早めに食事など済ませて、会場では各種のツマミなどを揃えてビールをやりつつ開演を待つ、っちゅうのが正しい(?)シカゴ・ブルースの楽しみ方かもしれませんぞ。

あ、でもワタシは浪岡も行きますよ。そこら地元の強み、ってやつでございますねえ。

なんと別な用事で近くまで行ったついでにちょと覗いてみたモンベルのショップ、バイク・コーナーに「輪行バッグ」がいっこだけありました!
しかも、お値段がいい!
超速ファイヴとかっての、この rock 4400 の半値以上(!)の価格なんですが、これだと 1/5 までは行かないけど 1/4 よりは安い!

なんだか 8 万円のギターを 5 万円のケースに入れるのってアホらしいでしょ?
それと同じで(?)なんとなく「ふさわしい予算配分」ってあるよな気がするんですよ。
それでもフル・オーダーで作った Mebius Z プラス Toreca カーボン・ホイールなんかじゃ、 5 万円以上するファイバー製のフライト・ケースに入れてもいいけど、その 1/20 以下の GIANT ROCK4400 じゃ、ま、このあたりが「お似合い」ってものかもしんない。

前輪だけ外すヤツは、ネットでも、また周囲の自転車関係の知人の間でも、やはりヒョーバン良くないんでアキラメました。

さ、これで JRを使って好きなとっから帰ってこれる!
クルマでポイントまで行って走るのはさんざんやりましたが、それだと当たり前だけど、クルマを駐めといたとこまで必ず帰ってこなきゃいけないのねん。
レーサーは軽く走れるから航続距離も長いけど、rock4400 じゃペースは遅いし(レーサーの巡航速度は平均 25〜30km/h くらいなんですが、やはり太いタイヤじゃ 15〜20km/h ですから同じ時間走っててもそんだけ距離も短いのでございます)、おまけにポジションの違いからレーサーほど長時間は乗ってらんないんですよ。

それにレーサーだとバイク・キャリアに付けて運べるけど rock4400 はマチガイなく、それより「重い」んでリアのトランクが凹まないかシンパイ⋯ってワケで、レーサーはクルマで、rock4400 は列車で、っちゅう使い分けがいいかも。
レーサーだと逆にパーツをぶつけないかシンパイだから輪行はしたくないしね。

さて、これがあると浪岡でのライヴに往きがラクですねえ。
列車で浪岡まで行っちゃえばいいんですから。
帰りは自走する、っちゅうやつですね

permalink No.1130

Search Form