Good As Old Time Religion

Lightnin' Hopkins


2005-06-04 SAT.


およそ Hop Wilson いるところ必ず登場してた感のある King Ivory Lee こと Ivory Lee Semien でございますが、彼自身、ヴォーカリストでありドラマーであり、さらに自分のレーベル Ivory も持っていた、っちゅー、なかなかに多才な存在でございます。

その彼の Ivory のために 1961年に Texas 州 Houston の ACA Studios で吹込まれたインストのへんな(?)ナンバーでございます。
もしかして失敗作?っちゅう感じもいたしますが、っちゅうのも、まず Lightnin' のギターがあまりよく聞こえません。
「もいっかい!アタマからね」っちゅう声が入って始まるそのイントロこそは Mojo Hand を思わせる腰の座ったブーギで始まるのですが、スグにアジマスの狂ったテープ特有の妙なピークのある音質のシズル付きらしいシンバルがやたらめったら煩く聴こえて来て、ギターがさほど聞こえません!

まったく・・・誰だ?このスットコドッコイなドラムは?ってえとそりゃもちろん King Ivory Lee に決まってますがな。
レーベル・オーナーだから「嵩にかかって」ウルサいのか、はたまた録音エンジニアが腕ワルくてこーなっちまったのか、そこらはなんとも言えませんが、でも Lightnin' 自身はなかなかに「乗ってる」ようで、声も上げておりますし、ケッコウ荒っぽいギターを案外楽しんでいるようで、ここではあの Home Cookin' での Houston 録音に多く見られる「重く、ゆったりとした」 Lightnin' ではなく、勢いに任せて突っ走る、いささか無責任かつハイ・テンションな Lightnin' がいます。

メンバーはその Ivory Lee Semien のドラムの他にピアノの Elmore Nixon、そして氏名不詳のベース( P-Vine のライナーでは記載もされてないし、いっさい言及もされてませんが、ヘッドフォンで検聴してみると、どーみてもこりゃベースだわ、っちゅう重低音がちゃんとピッチも変化しつつ這い回っております。少なくともギターの低音弦などではない!)。
ま、正直、ここでの Lightnin' のギターはところどころ「らしく」もなりますが、意外と「軽く」流してるシーンもあって、その意味では Lightnin' 研究者(?)からはウケが悪そうです。
でもねえ、なんだか、みんなでスタジオで遊ぼうぜ!みたいなこのイージィさ、がケッコー面白いんですよ。

それでもチョロっと顔を出す「 Lightnin' の手クセ」がイイですねえ。

ようやく Cannondale R700 を本格的に整備しました。
予報では今日一日「曇り」でところによっては小雨かも?だったんですが、整備してるうちにフと気付けば、空は晴れ上がり、日も射してきてるじゃあ〜りませんか!
おし!整備したついでに、今年初の Cannondale でのツーリングをいたしましょ。
降られてもいいようにデジカメ、ケータイ、サイフを防水ポーチに入れた上でいつものショルダーに入れて、と。こないだは防水じゃなかったから逃げ帰って来たんですが、これなら濡れてもダイジョーブ!

rock4400 とはさすがに「巡航速度」が違いますね。向こうは 30km/h 出るか出ないか、ってあたりでしたが、Cannondale じゃ 40km/h 弱、ってとこでしょう(あ、どっちもメーターなんて付いてないんで「感覚的」な話です)同じよに迂回しながらも rock4400 より 15 分ほど早く板柳を通過!そのまま五所川原まで突っ走り(?)ます。もちろん右斜め前からの向かい風。

五所川原では一茶庵という庶民的なソバ屋さんへ。
ここまでで前回の rock4400 とほぼ同タイムで、もっと遠い五所川原に到達しています。
ううむ、タイヤが細いって、こんなに早かったのね!と改めて実感いたしました。
そして rock4400 も MTB ルック車としては「かなり」前傾したポジションだなあ、なんて思ってましたが、さすがレーサー、この Cannondale、そんなの問題じゃないくらいに「ハゲしく」前傾しておりました。
でも、それほど疲れないのは、やっぱハンドルの幅のせいかなあ?

おっと、そんなことばっかし言ってるとソバが伸びちまう!



ここんちのソバは、ヘンな表現ですが、十割蕎麦と冷麦のちょうど中間から「やや」冷麦寄りって感じ(?)で、ツユは甘く薄く、でもたっぷりで、しかも蕎麦湯は言わないと出てこない!
で、これは「大もり」ですが、こないだの「三人前」を標榜する「むらかみ」よりちょっと少ないだけ、って感じです。しかもあっちは 1260円で、こっちは 580円!

盛りのいいのがここの特徴で、かつて、なにげに頼んだ「冷やしタヌキの大盛り」で「目に遭った」経験がございます⋯

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