Five Long Years

Junior Wells


2005-06-22 WED.


本日もまた、朝から気温は上昇し続け、ウチの外気温度計は 30.4 度を表示しておりましたが、そんな日にあえて爽やか系(ってブルースにあるの?と言われると返答に窮するかも?)じゃなく、「どろりんちょ」の、ま、あんかけ焼きそばみたいな(???)ナンバー、なんてのもいいかも?っちゅーことで本日のブルースはお馴染み Junior Wells のねっとり、しっとりのコテコテのスローでございます。

みなさまもご存知のとおり、この Five Long Years って曲は、それこそ実に様々な方々が採り上げておられるのでございますが、中でもこの Junior Wells の Vanguard 録音(アルバム Coming At You VSD-79262 ─ ただしウチのはアナログ・ディスク ─ 収録)は、また一段とねっとり感をアップさせたコクたっぷりの、そうですねえ、オイスター・ソースを効かせた中華系旨味で押し切る熱々のあんをドロっとかけたよなクドさが売り物、って感じでしょか?

⋯って、いっつも Junior Wells のナンバーを紹介するときのワタシの文って、毒がありますよねえ。
Junior Wells ってあんまし好きじゃない、と言いつつも、またまたヤツのを採り上げちまいました。
やはり、それは彼の唄い方、その曲のモノにしかたみたいなとこがとても「参考になる」からなんですねえ。
もちろんワタクシにはこれほどの歌唱力も度胸もスキルもハッタリ(あ、これだけは少し近づいてるかも?)もございませんが、ひとつの曲の世界をどうプレゼンテーションするか?とゆう「強力な」モデルとして、凄い存在感があるんですよねー。
だもんだから、つい、どれ、Junior Wells はどう料理してるかな?なんて感じで「参詣」してしまうのですよ。

ただし、この Junior Wells の Five Long Years はワタクシのリファレンスとはなっておりません。
なんでかあの大甘の Junior Parker のヴァージョンばかし参考にした記憶があります。
ま、も少し時代が下がれば、それこそ Buddy Guy のヴァージョンなんて選択肢も出て来たのですが、なんせ 1970 年代でのおハナシでございます。

この Vanguard VSD-79262 Coming At You では、当然ながらギターは Buddy Guy(サイドに Walter Williams )、ベース Tom Crawford、ドラムに Levi Warren。
そしてブラスでは Douglas Fagan のサックス、Clark Terry、Wallace Davenport、Jimmy Owens のトランペット、Tom McIntosh のトロンボーン、っちゅうけっこう厚手(?)のアンサンブルが埋めております。
このようにブラスが盛り込まれておるときでも、それに負けない、ちゅうかそれを活かす唄い方みたいなもんを聴かせてくれているように思いますが⋯
それって Junior Wells がスゴいのか、はたまたプロデュースの Samuel Charters の功績でしょか?(ワタシとしちゃあ、やっぱ Junior Wells のスキルじゃないか?っちゅう気がいたしとりますです、はい)

ホント、あんまり好きじゃねえ、なんて言いながら、それでもタマに聴きたくなる、っちゅう変な存在です。
さすが Junior Wells!⋯って、なんのフォローにもなってないよね。


予想どおり、今日も暑い一日となりました。
で、今日も MTB で走り回っておりましたが、ビミョーに昨日よりは楽かな?ウチの温度計じゃ 2 度ほど低いんで、その分でしょかね。
ただ、急に暑くなったせいか、ボ〜っとしてるひとが多く(?)周囲にまったく気を配ってない歩行者や、ママチャリのおねえちゃんに何度かぶつかりそになりました。
本日の急ブレーキ 4 回。パニック・ブレーキ 2 回。

その ROCK4400、東京で買ってきた SCOTT のスポンジ系のグリップにつけ換えました。
前のはしっかりした硬めのラバーで、グリップが「滑らない」っちゅー意味ではいいんでしょうが、ショック吸収性は「かなり」プアでしたねえ。
今度のこれは、おそらく耐久性も無さそうだし、ハードなライドには向かないと思いますが、でも衝撃の吸収性はとっても良くなってます。

たぶんタイヤを 26 x 1.5 から 26 x 1.95 にしたことで増えた車輪重量が、ちょっとした段差でも手に来るショックを「強く」してるんじゃないかな。
太くなったぶん「柔らかく」はなっているハズですが、やはり重量物が「躍る」感触が「強い」突き上げになって掌に来る、と。
あ、そっか、アメリカン・クルーザーってのありますよね?あの重~い自転車。
あれって、ハンドルバー全体をスポンジでカヴァーしてたりしてますが、もしかすると、あれも重い車輪重量による強い突き上げを考えるとやはりスポンジがベストなのかも。

とゆーワケで、ROCK4400 は街乗りをメインに、タマに悪路も走れる、ってえ程度の位置付けですから、しっかりしたグリップよりはソフトなスポンジ系が向いてるみたい。

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