the Magic Moments

Sons of Blues


2005-07-22 FRI.




いやはや、昨日の日記では、明日、晴れてほしいなあ、なんて書いてたのをケロっと忘れそうなほど、気温こそやや低いけど(みっくおかさんは長袖の Tシャツを買ったくらいに、ね)よく晴れた一日となりましたよ。

さあ今日は、いよいよ青森の安潟会場での Billy Branch and the Sons of Bluesのライヴです。



昨日の浪岡では 50 台ほど収容可能な駐車場の一隅にステージを組み、パイプ椅子を配置して客席としておりました。
小耳に挟んだとこによりますってえと、どうやら浪岡ではおよそ 800 人もの(なんて言うと、たった 800?つう声も聞こえて来そうですね。ムリヤリ合併させられちゃったから今でこそ「青森市」の一地区ですが、もともとは間に山を挟んだ、地勢的にもまったく「隔たった」とこなんですから、ここまでわざわざやってくる旧青森市民はあまりいないんじゃないか?と危惧しておったのですよ)お客さんが来てくれて、スゴい盛り上がったのでした。
それが今日は、一説では 2,000 人なんてえ話しも出てましたから、とーぜん昨日以上に「燃焼」したのでございます。

さて、案じておりました座席指定ですが、なんと行ってみたら注文どおり「みっくおかさん」と同じテーブルをカクホしてくれてたのでした。
ううむ、やるなあ、主催者!しかもあと二つの席には、ひとりは秋田から来た、というなかなか楽しい人柄の男性、そして最後の一席は「ちゃんと」江戸川スリムさまのお席になっていたのでございますよ!
いやあ、ニクい。見損なったぞ!⋯じゃなかった、「見直したぞ!」
まずは、みっくおかさんと再会を祝し、昨日の浪岡のことなど話しておりましたが、「あまりにもいい席」すぎて、前座のギターがまあウルチャい!耳に来るハイ・ノートでげすねえ。
うひゃあ、こりゃ取材、アブナいかもしれんぞう、などとみっくおかさんと危惧しておりました。
とゆーのも、今年は試験的に特等席を作ったもんで、去年よりステージに近いんですよ。



あと、意外と風が強く、ステージ上のマイクが拾う風切音(?)が PA からハッキリ聞こえるほどでした。
うへえ、こりゃ取材用にって今回は ECM( SONY製のコンデンサー・マイク)じゃなく AUDIO-TECHNICA のプラグ・イン・パワー対応の超小型マイクにしたのがアダとなるかもしれんぞう。だって、それウィンド・スクリーン無しなんですよ。
ステージのマイクは例のスポンジ被せてるのに「吹かれ音」出してるってのにさあ。

ま、無いものはしかたがない!クヨクヨせんとライヴを楽しも!てなもんでそんなことはケロっと忘れて Billy Branch を待ちます。
するとあらら?昨日はまず Sons of Blues のインストで始まって、そこに Billy Branch登場、ってパターンだったけど、今日は最初っからステージ上に!
どうやらステージ構成も多少、組み替えてるみたいです。さすが、芸が細かい。
昨日の浪岡と客のノリはそんなに違わないと思うんだけど、人数が多いぶん、「盛り上がって」る感じになりますね。
Billy Branch の昨日のステージじゃ、うひゃあ、スゴい!こりゃこんなステージは滅多に見られんぞう!と思ったものでしたが、なんと今日はそれに輪をかけてトバしてますよ。




それにしても、このもの凄いパワーはなんなんでしょうね?
昨年のライヴだって、うわあ、やっぱホンモノは凄え!と唸らせるとこがありましたけど、この Billy Branch and the Sons of Blues は、明らかにそれとは次元が違う「凄さ」なんですよ。
ヘンな形容ですが、「凄さ」がエンターテインメントと有機的にリンクしているような⋯
もう、すべてのベクトルが「楽しい」&「ワクワクする」っちゅー方向に収斂してく感じでしょか。
どひゃ〜、こんな音、ワシらが束になってかかっても出っこない!という「プレゼンス」ですね。
あるいは、「ライヴであること」の活かし方、それもとびっきりのを手中におさめてる感じ。

いやいや、言葉はいつだって「リアル」には足りません。
こんなに凄いライヴを日本じゃ青森県でしかやらない、ってのがホント「もったいない」と、みっくおかさんと語り合ってしまったのでした。




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