Bow Wow

Johnny Guitar Watson


2005-08-01 MON.


いよいよ今日から弘前のねぶたが始まるんですが、夕方からキョーレツな雷鳴と夕立に襲われ、その後も雨が降ったりやんだり、なものですから、今日のねぶた運行は防水用のヴィニールをかけたまま、ってことになりそうですよ。
まあ、別に「ねぶたはこうでなくてはいかん!」てな概念なんてのは無いんですが、さすがにねえ、いくら雨じゃねぶたの紙が破れちゃうからゆってもヴィニールかけたのは、あんま見たくはないな。
それよりは防水スプレーとかどう?え?そうゆうことより雨だと客が減る?
あ〜、確かにねえ。みんなズブ濡れになっちゃうか?
とゆうことで(?)ワタクシ、ねぶた初日に少し歩きつつも見てこようかな?思ってましたがヤメました。

ところで日中の気温は 31.8 度とか言ってましたが、例によってウチの室外温度計は 35 度を記録しております。
そりゃねえ、芝生の上の百葉箱のなかじゃアスファルトからの照り返しが無いぶん、それが正しい「気温」って言えるのかもしれませんが、市内はほとんどアスファルト舗装されちゃってるっちゅう現実からすれば、ウチの温度計のほが「実感」に近い、思いまっせ!

今日の昼は、祭りを盛り上げるために幼稚園児たちが子供ねぶたを曳いてパレードをしてたんですが、その時の暑さなんてもうハンパじゃなかったですよ。ゼッタイ 32 度とかそんなもんじゃないハズ。つうか、どんな暑くっても「ねぶた」を盛り上げるのが市民の義務なんでしょうかね?緊急搬送なんてことにならなきゃいいんですが⋯

さて、そんなキョーレツな大地の熱が、これまた派手な上昇気流を産み出しちゃって、それがこの一瞬、視界を奪うほどの強〜い雷雨の原因だったのかもしれません。
その雨のせいで、少しは気温も下がるか、と思ったんですが、さほどではございませんでした。ザンネン。
ただ、湿度だけは確実に上昇し、まことに「不快」のレヴェルに達しております。

そんな夜は、この Johnny Guitar Watson の「クール」にキメてる Bow Wow あたりが、なんか浸透圧も下がりそうでよろしいのじゃ?(ってなんのハナシだ?いったい⋯)

うふふ、このギターのトーンがいかにもワタクシ好み!
そしてミッシリ締まったベースの重低音が歯切れよく(あ、でも、なんか余計な付属音も聞こえてますが、ま、大目に見てあげましょう)ボトムを抑え込む⋯
歌は⋯そりゃもう、いつもの Johnny Guitar Watson でんがな。
どこまでマジメなんだかよう判らんけど、「Cha-Ka-La」みたいな擬音語(?)を大マジメに使ってたりするとこが「さすが」でございます。

ただ、難を言えば、ときどき眠くなることもある、ってとこでしょか?
通常であれば「ありえない」ほどのソリッドなベースとドラムの連続が、いささか「催眠効果」をもたらしてるのかもしんないな。
以前ワタクシも Garage Band を使って High Above って曲(つ〜かジングルなんですけどね)作ったとき、ソリッド過ぎるベース・パターンやパーカッションが連続すると「環境音」化する、っての実感いたしましたのでワザとタイム感の違うベースを挟んでみたりしたものでございました。
そこら、この Bow Wow では、それより安定性を重視したんでしょうかね。
つ〜か、そんな重箱のスミをマイクロスコープでチェックするよな神経の使い方はタイプじゃない!と無視してるのかも。

あ、音楽にそんな概念はねえよ!言われそうだけど「温度感」ちゅうか「涼しげ」あるいは「暑苦しい」てな「心理的な温度差(?)」から言うと、これこそが Johnny Guitar Watson の適温(?)なのかもしんない⋯

寝付きの悪い暑い夜など、これを流して⋯安眠できるワケないか?

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