Tennessee Blues

Leroy Carr


2005-08-04 THU.


よーやく梅雨も明けたこったし、明日はふたりでねぶたを観に行こうかな?
昔は土手町ってメイン会場(?)に住んでたもんで、そこでばっか見てたもんですが、今は五日目と六日目のコースになっている大町のほうが近いのでそこで見ることが多いですね。
なによりいいのは、そこ往復 4 車線で、中央分離帯のこっちは北へ帰るねぶた、向こう側は南へ折れる、あるいは西に直進するねぶた、っちゅうことで、タイミングが良ければ左右二台のネブタが妍を競うごとく並び歩む様が見られるのでございます。
これは土手町では見られなかったゼイタクっちゅうもんですねえ。
ただ、「ぷ」さんにしてみたら、ワタシんとことウチとの間がコースなもんで、どやってここまで来るか、また帰りのルートをどうするか、ってのがナニでございますが、ま、駅裏を通ってくればなんとかなるかな?

さて、そんな日には、ち~とばかりホンワカしたとこがいいなあ、ってんで、これこれ、あの 1928 年 8 月14日に Vocalion のために吹込んだ Tennessee Blues!
例の How Long - How Long Blues でヒットをトバしちゃった二人が、次いで吹込んだセッション(これもモチロン Vocalion。他には You Got to Reap What You Sow 、Low Down Dirty Blues )でのナンバーですが、独特の距離感(あ、それを Leroy Carr の精神的なモンダイっちゅう捉え方していーもんかどうかは、ちと「?」です。単にややオフ気味の録音セッティングによるものかもしれないし、当時のカーボン・マイク─ Robert Johnson のジャケットのイラストに描かれてるよなマイクね─の足切れによるもんかもしれません。あ、もひとつ蛇足ながら、いわゆるアコースティック・レコーディングからエレクトリック・レコーディングに替わり始めたのは 1925 年の Victor と Columbia からでございました。当初は「ミキシング」ってのが、各パートをマイクからどのように「離して」バランスを取るか、っちゅうことだったのよね〜)がむしろ快いこの唄いっぷりに、ややバランス悪く「かぶり」気味の低音弦がボワ~ンと「おマヌケ」なんですが、なんだかそれがかえっていい味だしてますよ。途中で入ってくる SL の汽笛が計算ずくなんだか期せずして入っちゃったものか、はたまた擬音なのかは定かではありませんが、なかなか面白い効果を出してます。

途中で急に Scrapper Blackwell のギターが「聴こえ」出したり、と「ミキシング(か?)」もかなり荒っぽいけど、ま、1928 年の録音なんていったらこんなもんでしょ。
つ~か、最近の「録音技術」がスゴ過ぎるんですよ。
マルチ・トラック・レコーディングに、パソコンの画面上で「ヴィジュアル」に差し替えが出来るんですから、某レコーディング・エンジニアが録音に付き合ってるうちに、その「あまりの音痴ぶりに」ホントに気分が悪くなった、ってえ伝説のある日本の某アイドルみたいのでも、何百回と歌わせて、「比較的」ハズレてないとこを「切り貼り」して、なんとか一曲デッチ上げちゃう、つーことまでできる時代ですからねえ。
だから TV の歌番組もゼ~ンブくちパク!ホントに歌わせたらマチガイなく売れなくなるそうで⋯

てなハナシもネット上で一曲単位で買える時代になりつつありますから、CD が売れる、なんて概念そのものが「なにそれ?」ってことになるんでしょうか?

よーやく梅雨も明けたこったし、ってのは上の本文の出だしですが、昨日までのじっとりむんむんの不快な蒸し加減とは違って、今日の弘前は、暑いことは暑いけど、乾いた風が吹き抜けていく、ちょっとキモチいい「夏」でした。
午前中の作業が終りかけたところで、午後に予定していた作業が、それに必要な発注していた資材がまだ着いてないことが判明し、明日以降じゃなきゃ出来ない、っちゅう事態に!
うげげ!だからあれほど確認したのにぃ!

てなワケでしかたないので(ホントはこれさいわいと)昼から ROCK4400で走りに出ます。
午後 4時前にひとつアポがあるので、それまでに帰ってくればいいワケですから、ケッコー走れますねえ。
まず、昼食(ハム・サンドとエッグ・サンド・・・らしいのですが、むしろ正確にはレタス・サンドです!その味付けにハム味とタマゴ味だなっ・・・にカフェ・オ・レ、そしてデザートにチーズ・クリームのスティック・パイ)を摂ってから、とりあえず東に向かいます。
黒石につながる国道 102号線を走って遭遇した最初の川である「平川」、こいつは秋田県境のほうから北上してくるのですが、そー言えばいつもその堤やら河川敷をタンケンしてるのは、これに合流してくる浅瀬石川のほうばっかりでしたねえ。
よっしゃ、今日はコイツを攻めたろか!ってんで河川敷に降りて、上流に向かいます。
川を左手に見て護岸の縁の上を走っていくのですが、そのコンクリートが道みたいなもんでして、あまり悪路っちゅうとこはございません。そのまま次の橋でこんどは対岸に渡り、そっちで最初の国道 102号線のほうに戻ろう、ってワケですね。

な〜んてことをしておった本日でしたが、とうぜん汗でグショ濡れで帰ってまいりました。もう即、シャワーですよ。
その直後キゼツしたらしく(?)気がついたら外は真っ暗!急いでここもアップしております。

さて、なに喰おうか⋯

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