What Have I Done Wrong

Hell for You


2005-08-18 THU.


さて、本日は口直しにスカっとしたところを、ってんで、やはりここは歯切れのいい Magic Sam に悪霊(?)を払っていただきましょ。

1968 年10月23日と11月 7 日にレコーディングされた Delmark の 620、そ! Black Magic に収録されたナンバーで、あの Byther Smith の Money Tree にも通じる(?)独特なリズムをもった佳曲でございます。

ここでの Magic Sam はもっぱらヴォーカルに集中し、そのためもあってか(?)ギター・フリークにはあまり覚えがよろしくないナンバーなのでございますが、いやあ、ここでの Magic Sam の唄いっぷりときたら、胸がすく、と言うか溜飲が下がる(?)っちゅうか、なんともスカっと「切れて」るんですね。

Magic Sam のギターが出てこないぶん、カウンターを入れてるのは Eddie Shaw のテナーだったりしますが、でも、この曲に関して言えば、ま、あまりバックがどうこう、っちゅうよりはとにかくもう Magic Sam のヴォーカルが「主役」なんですよね。
背後でチョコチョコとキュートなフィルを散りばめてく Lafayette Leake のピアノなんて、それだけ聴いてけば、それなりにオモシロそなこともやってるようなんですが、なんたって Magic Sam の歌がぜんぶ持ってっちゃってますからねえ⋯

利き手ってのとは別に、どうも右手派と左手派があるんじゃないか?って気がします。
ワタクシ、レーサーでもマウンテン・バイクでも、片手運転しなきゃ、となったら左手をハンドルから離してるな⋯
なのでレーサーもマウンテン・バイクも、右がリア・ブレーキになっています。

十五年くらい前でしたか、サイクリング・クラブにいたころ、十和田湖一周の行事をヴィデオ・カメラで自分も一緒に走りながら撮影したときは、メーカーで用意してる、底の三脚穴にネジ込んで使えるガン・グリップ使って片手撮影しましたっけ⋯

また、やたら細かいハナシですが、袋とか、針金が入ったリボンみたいので「捩って」とめるでしょ?ワタシが捩ってとめたのを「なにこれ〜!逆にヒネってるじゃん!」と怒ってるのよね〜。
なんでだ?と思ったらワタクシ「左手で」捩ってたせいだ⋯
そっか〜、左手で捻るとふつうとは逆のヒネリになるのか⋯ちゅうね、実はそっから左右の違いが気になりだしたってのもあるんですよ。

たとえばワタシはジャムの瓶の蓋を捩って開けるとき、蓋を右手で持つより、右手は瓶を持って、左手で蓋を掴み脇を締める方向で開ける!のがチカラが入ってイイんですけど。
さて、ギター弾くのにも右派と左派があるんじゃないでしょかね。
あっ、聞き手が!とかってんじゃなく、普通に右利きであっても、ディック・デイルみたいにグリッサンドかましたり、アルハンブラみたく親指低音弦とそれを組み合わせた奏法をラクラクこなしてる、なんてのが
の「右手派」で、カルロス=ジョビンの One Note Samba みたく主旋律は不動の一音で他の三音が調和を保ちつつ下がってくコードワークを軽くこなせる、ってのが「左手派」でしょね、と⋯
乱暴に分けちゃうとシャドウズは左でヴェチャーズが右でしょかね。
え?どっちも知らない? そっか〜もうそんな時代じゃないっちゅうヤツだな。
う〜、トリルをハンマリング・オンとプリング・オフで弾くのが左手派、弦二本使って交互にピッキングするのが右手派・・・かな?

ワタシ自身はどうも「左手派」みたいですけどね。

⋯と、そうゆうのってワケ判らなくなってくるから、もうおしまいっ!

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