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Otis Spann


2005-09-30 FRI.




Otis Spann、昨日は 1964 年の American Folk, Blues and Gospel Caravan という、A.F.B.F.とはまったく違うプロジェクトによるヨーロッパ公演のついでにに London で行ったレコーディングの Decca 4615 The Blues of Otis Spann に収録された分まで話が進みましたが、でもそこではクラプトンもジミー・ペイジも出てきておりませんでしたよね?

さて、ではクラプトンが参加したのは?ってえと Pretty Girls Everywhere と Stirs Me Up の 2 曲で、後者にはジミー・ペイジも参加して、ともに Black Magic 9004 Take Me Back Home に収録されています。
またそのアルバムには同時に録音された Mojo Rock & Roll / Nobody Knows / I'd Rather Be the Devil も収録され、ついでに(?) Lockwood と St. Louis Jimmy も一曲づつヴォーカルをとった曲が収録されていました。
しかもそれだけではなく、同時に今度は London PS 551 Cracked Spanner Head に収録された

Lucky So and So
Everything's Gonna Be Alright
Iced Nehl
Crack Your Head
Dollar Twenty Five
No Sense in Worrying
Sometimes I Wonder
Mr. Highway Man
What Will Become of Me
Rock Me Mama


も録音されています(ただしこのときの録音には後にブラス・セクションをカブせて発売)。
さらに同じ London の V/A、PS 543 Raw Blues には Country Boy / You Gonna Need My Help / My Home in the Desert にクラプトン付きの Pretty Girls Everywhere が収録され、また別な V/A、これも London の PS 579 Power Blues にも Country Boy 一曲が収録されています。
結局、この日の London セッションでは、実に 35 曲(別テイクおよび unissued を含む)が録音されたことになります。

続いて 5 月12日の American Folk, Blues and Gospel Caravan の Paris 公演では、La Maison de la Radio のライヴからイタリアのレーベル Curico GSR 84の V/A La Grande Storia Del Rock: Shirley & Lee, Otis Spann, Isley Brothers に収録された 3 曲、Meet Me in the Bottom / Chicago Blues ( Angel Child ) / Spann's Boogie が録音されました。
この American Folk, Blues and Gospel Caravan に参加したことによって、彼の録音は一気に増えたことになります。
そしてこの「キャラヴァン」からアメリカに帰って、その 11月21日には Prestige のための録音が行われました。
そのアルバム The Blues Never Die では 11曲中、5曲は James Cotton がヴォーカルをとっており、それ以外の The Blues Will Never Die / Come On / I Got A Feeling(この曲は James Cotton が歌った Straighten Up, Baby とカップリングで、シングル Prestige 45-348 としてもリリースされています)/ I'm Ready / Lightnin'(インスト) / Must Have Been the Devilの 6曲が Otis Spann 名義となって Prestige LP 7719 としてリリース。

その翌年の 1965 年12月には Vanguard の V/A、Chicago, the Blues Today, vol.1 Vanguard 79216 のためのレコーディング。
Burning Fire / Marie(インスト)/S.P. Blues(インスト) / Sometime I Wonder / Spann's Stomp(インスト)の 5 曲ですが、うち 3 曲がインストなんですね。
実はこの 1965 年には他にも Testament T 2211 Otis Spann's Chicago Blues となった録音もしているのですが、そちらは何月ころか不明なようです。
収録曲は ─

Get Your Hands Out of My Pocket
Jack Knife*
Lovin' You* /Sarah Street
Who's Out There


─ ここまではバックに Johnny Young、Jimmy Lee Morris、James Cotton、S.P. Leary がつき、「*」ではオルガンを弾いています。

そして Otis Spann のピアノとヴォーカルだけで

Mr. Jelly Roll Baker
Nobody Knows My Troubles
One Room Country Shack
See See Rider
Spann's Boogie Woogie (インスト)
What's On Your Worried Mind
Worried Life Blues
You Can't Hide


という構成に。

1966 年には New York の Cafe Au Go Go で Spivey のためにライヴ・レコーディング。

You're Going to Miss Me When I'm Gone
Where Is My Wife
Going Back Home
One More


を収録した Spivey LP 1013、The Everlasting Blues Versus Otis Spann としてリリースされました。

[まだ つづく・・・]

Tigers優勝!実に喜ばしいことでございます。
黄色と黒の「虎色(?)」のタイヤ、ミシュラン・スリックのレーサーで走って応援(?)した甲斐があった、ちゅうものでございますよ(?)。
そまっちもファッツはんも喜んでおることでございましょう。

がっ!こらっ!!ヨーカドー!こないだまでジャイアンツ応援セールなんぞをやってたくせしやがって、急にタイガース優勝おめでとうセールなんて便乗企画やってんじゃねえよ!
節操っちゅうもんが無えのか!
ったくぅ!

てなことはともかく、ここ弘前では、あまし Tigers のファンっていないのかしら?
ワタクシの暴論では「民度の低い地域ではジャイアンツ・ファンばっか」とゆーのがございまして(ぐひひ、きっと焼き討ちに遭うなあ)、ま、ジャイアンツ応援フェアさえやってりゃあダイジョブみたいなとこがあって、だもんだからヨーカドーも普段はそっちをやってたんじゃないの?
やっぱこゆ時にゃあ「ジャイアンツ残念でしたセール」やれ、っつうの!
したらワタシも「ざま見ろ!」言いながら気持ちよ〜く買い物出来る、ってもんでございます。

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