Mama, Talk To Your Daughter

J.B.Lenoir


2005-10-19 WED.




以前、Magic Sam のカヴァーの方を先に採り上げておりますが、こちらはそのオリジナルでございます。
ブルースでは、しばしばオリジナルとカヴァーでは知名度が逆転し、ややもするとカヴァーの方が有名になったり( ex. Everyday I Have the Blues 、It's Hurt's Me Too などなど⋯)するものでございますが、この曲の場合も多少そうゆうところがあるかもしれません。
でも、マニア(?)には、この 1954年10月 6日に録音され、シングル Parrot 809としてリリースされた(あ、その同じ日には Eisenhower Blues や Sitting Down Thinking なども録音されてますね)Mama Talk To Your Daughter、オリジナルの J.B. Lenoir がこれまたタマらんのですわ。
Lorenzo Smith のテナーのリフをバックに(ところどころで聞こえるピアノは Joe Montgomery、ドラムが Al Galvin )、ミョーに説得力のある歌い方(?)で「お母さん、あんたの娘に言ってやってちょうだいよ」とかき口説く(?) J.B. Lenoir のヴォーカルが実にもう Magic Sam とはちゃうハクリョクがあって「いい」です。

そしてこの愚直なまでのギターによるブーギ一本勝負!ましてギター・ソロでのクドいあのリック!
シンプルだけど力強いこのギターはその一部をそのまま Magic Sam も伝承いたしておりますが、そんだけの魅力がありますよねー。
なんちて、クラプトンや B.B. あたりからブルースに入って、ブルース・ギターってのに「そっちの」イメージを持っている方にしたら、このギターなんて、「なんじゃこりゃあ!」もんかもしれませんけどね。

そしてこのやたらキーの高いヴォーカル!このあたりが好きになっちゃったら相当ビョーキも重症でございます。

え?そりゃもちろん、りっきーさんが言うよーに、ビョーキは重いほーがエラいのだ!



日本でもTOUR DE FRANCEの放送が始まったころには、ちょっと気の利いた自転車店じゃ、いろんなチームのロゴが入った「サコッシュ」を売ってたものでした。
あれ、とっても小さく畳めて、その割りにはちょっとした買い物くらい入るんで便利なんですが、最近どこでも見当たらないんですよ。
で、作っちゃいました。

100 円ショップで薄地のトートバッグを買って来て、その口の両端にハトメとかってゆう金属のリングみたいの打って、そこにこれも 100 円ショップで買って来た幅広の靴ひもを通して出来上がり!
ベージュのバッグにオレンジのストラップがちょっと気に入ってます。

どのくらいの重さに耐えられるのかちょっと判らないので、あんまし重いものを買ったときは要注意ですが、うまく抜重してショックを与えないようにしたら、そこそこイケるかも?

最初はデザインがいい Tシャツを自分で縫って(直線のミシンがけくらい出来ますからねー)スクエアな袋にする、なんて思ったんですが、「ダメです!」
Tシャツって、たいてーメリヤス織り、ってヤツになってて、「伸びる」んですわ。
ブロードあるいは、オックスフォードならいいんですが、そんな Tシャツはまず「ありません」ねん。

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