Voice of the Blues

2002-08-19
どうやら弘前では、今年の「夏」は8月のアタマで終わっちゃったようですね。関東一円はまだまだ残暑まっただなかだってのに。

つい先日、MACさんが風邪にノドをやられて声が出ない、ってハナシが出てて、したら私まで土曜日のセッションで(だいぶ抑え気味に歌ってたにもかかわらず)終わったら声がヘンになってました。
これってコンピュータ・ウィルス?なんてバカ言ってて皆様のヒンシュクをかっていたのですが、こんどは横浜の「グッピー」31 周年パーティに出演した厚木ファッツさんも 2曲を歌ったところでノドをやられちゃったみたいです。(このステージは「超豪華」ラインナップで、ギターにはかつさん、そしてベースが SKUNK C さん!!)
私の場合は、珍しくビールの中ジョッキを呑みながら、ってえのがゲンインだったかもしれませんが、MACさん、厚木ファッツさんのは、「冷房」とのからみもあるのでしょうか?
冷房の利き過ぎはカラダに悪い、とはよく言いますが、ノドにも負担をかけているのかもしれません。24日には公開セッションを控えてますから、それまでには治っていてくれたらいいのですが。

どうも、ギターやアンプの手入れ、となると「そこそこ」経験もあるし、メインテナンスにあたっての「ツボ」も判っているつもりなんですが、こと「ヴォーカル」となると、あんまり「知識」が無いんですよ。
なんですか、あまり(どころか「ゼッタイ」とのたまうお方もおられました)冷たいものを飲んではいけない、だとか、普段から発声練習をせい!とか、スイミンは充分に、タバコは吸うな(これはヴォーカルにはカンケーなく、かなり前にヤメちゃってるんで、いいんですが)、淫行はつつしめ(なんてのがあるかどうかは不明です)・・・

とまあ小耳にはさんだ程度ですら、これだけあるんですから、プロのヴォイス・トレーナーに伺えば、もっともっと、ドたっぷりと禁止事項やらドリョク目標なんてえのがあるコトでしょう。
以前、CX でミシシッピー・デルタやシカゴの草の根?ブルース・シーンを取材したドキュメンタリーってのを見たんですが、そこで見られるブルースマンたちは、そのイミじゃあ全員失格!往復ビンタものですよ。
まず、自分じゃ吸わなくても、立ち込めたタバコの煙の中で、夜遅くまで酒をかっ喰らいながら歌い、「健康管理」なんておコトバなど、ホンのカケラだって無いよーな生活を享受?しておられるように見うけられます。でも、そこがまた「ブルース」ってえ気がするんですが、どうなんでしょ?

たしかにベルカント唱法、とまで行かなくても、あんまり「正しい」発声で朗々と歌い上げられる「ブルース」ってのもなあ・・・ なんて言うの、これはちゃんとした発声を身につけていない者の「負けおしみ」ってヤツでしょうか?
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