D_E_E_P
p_u_r_p_l_e


Screamin' Jay Hawkins


2005-11-06 SUN.




D_E_E_P_p_u_r_p_l_e ・・・これも Collectable COL-CD-5456 A 24108、I Put A Spell On You に収録されてた「お初に」のナンバーでございます。

ホントはこの曲だけは見逃してやろか?とも思ったんですが、ま、それなりの対策すればダイジョウブじゃろ、と。
え?ナンのハナシかって?
そりゃあなた、このタイトルをいつものよに「そのまま」アップしちゃったら、検索で「あの」バンドとカン違いして来ちゃうひともいるかもしんないでしょ?
だから、ちと不自然だけど、曲名は D_E_E_P_p_u_r_p_l_e にしちゃいましたよ。これなら検索でひっかかることはあんまりないんじゃないかな。
実際、この曲は誰の作品なんじゃろ?と思って調べてみても、出てくるのが、もうどれもこれも、そのバンドのほーばっかりでヤになりましたが、まあ、なんとか水脈を辿ってオリジナルに行き着くことが出来ました。

それによりますってえと、この曲は 1923 年から 1939 年まで May Singhi とともに NBC で Sweethearts of the Air っちゅう番組を持っていたピアニストの Peter De Rose が 1933 年に発表したピアノ曲だったのですが、それがすぐさま Paul Whiteman のビッグ・バンドに採り上げられて一躍有名になり、当時は相当な数の「譜面(!)」セールスを記録したようで、さらに 1939 年、これに Mitchell Parish が「歌詞」をつけたことでさらに大ブレイクし、レコーディングでは Larry Clinton Orchestra が Bea Wain をヴォーカルにして全米チャートの 1 位を獲得。この Screamin' Jay Hawkins と同じ 1957 年には The Dominos がリヴァイヴァル・ヒットをさせた、となっておるようでございますよ(ただし、どっちが先か?は詳しい日付が判っていないために不明。ま、これはあくまで個人的な推測でしかありませんが、たぶんヤツのこってすから、その The Dominos のを聴いて、どれ、ワシならこー歌う!っちゅーのを見せてやらにゃ。ってんで後からやったんじゃないか、って気はしてますけどね)。

深紫の帳(とばり)が庭の壁に降りて来るころ
空では星がまたたき始める
思い出の霧の中で貴女は私に思い至るでしょうか
溜息のように私の名前を吐き出す・・・


ま、こんな歌詞ですからお判りになるでしょが、大甘のロマンチックなナンバーでございます。
それがまた、ミョーに接近した「オン」で録音してるもんですから、いやもうある意味むさくるしいほどではございますが、彼の押しつけがましいヴォーカルをドたっぷり堪能できる、って言うもんでございますよ。

結局、最初はダブらないのは 2 曲だけだと思ってオーダーしたんですが、よく見たら 4 曲が初登場でございました。
1 曲あたり 325 円っつーワケですね。
さて、そこのアナタ、やれやれ、やっと終わったか、なんて安心しててはいけません。実は同時にオーダーした、これもアルバム・タイトルが I Put A Spell On you(ただしこちらは Charly )っつーもう一枚が控えております。
しかもそいつは手元に無いのが 4 曲だと思ってたら、なんと 7 曲(別テイクも入れると 8 曲!)という「嬉しい」誤算でございましたよ。ぐふふふふ⋯

さて、先日、自転車で下見をしておいた「中野もみじ山」、今日は「ぷ」さんを連れてきました。
あ、とーぜん(?)その前に「ひさお庵」で美味しい「もり」をいただいてからね。

先日はほんのアプローチだけでしたが、今日はふたり仲良く山道を登って行きます。



さすが「山」というだけあって、かなり登ったところで急に視界が開け、ちょっとした広場となっております。

そこがもう「これでもか!」と言わんばかりの錦繍綾なす(?)紅葉の総本山でございました。
ううむ、なるほどねえ。「紅葉の名所」を喧伝するだけのことはあるわい。
ただ、欲を言えば、これでも少しひとが少なきゃ風情もいや増すってもんなんですが・・・
なんたってひとが多すぎます。登り下りの石段のとこなんて、歩くひとが「渋滞」になってましたからねえ。

そこで別な友人がコーヒーも飲めるぜ、と教えてくれた近くのお寺に行ってみることにいたしましょ。
「ぷ」さんは「お寺でコーヒー???」とアヤしんでおりましたが、着いてみると。中野ほどじゃないけど、ここも紅葉の名所らしく、カメラを複数台ぶら下げてふうふういいながら脚立かかえて歩いてるマニアらしきオッサンやら、近郷の善男善女などが境内を散策しておるではないの。

クルマから降りて足元を見るとこれがまたキレイ!


なんだか踏んで歩くのがもったいないような眺めです。
境内には売店らしき一棟があって、なるほど、ホントにコーヒーもありました。
ちゃんとした陶器のカップ&ソーサーで供されるそれは、まとめてドリップして保温してあるらしく、ややぬるめではありましたが、猫舌の「ぷ」さんはヨロコんでおりましたぞ。味はまあ、素晴らしくウマい!とまではいかないけど、これよりマズい喫茶店、ケッコーあるよね、ってなレヴェル。

その境内から参道を眺めたのが



↑これ。全体に黄金色の葉が多いようですね。
嫌いじゃありません。

さいわい天気にも恵まれて暖かく、特に「ぷ」さんにとってはどっちも初めて来たところだったので喜んでくれたみたいですよ。





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