Guess Who Screamin' Jay Hawkins 2005-11-11 FRI. | やってる本人もいささか飽きてまいりました Hot Line 10024-25、Portrait of A Man and his Woman の CD 化、I Put A Spell On You。 気をとりなおして最後の追い込みといたしましょ。 I Put A Spell On You に続きましてはお馴染みの I Don't Know これもこの 18 年後の 1990 年末にもういちど吹き込み直し、それは Stone Crazy っちゅうアルバムに収録、となるワケでございますが、ここでは、そのオリジナル(あ、この曲が彼のオリジナルって意味じゃなくて、彼にとっての I Don't Know のプロトタイプって意味ざます)として、またちょっとちゃう、女性コーラスをフルに活かしたおちゃらけかたで楽しませてくれます。 しかしまあ、この Joe Allen の実に「熱のない」シラケたベースはある種「あっぱれ」でございますね。 Guess Who これもワタクシの許には初お目見え。 なんだかロマンチックなバラードっぽいですが、こいつのオリジナルは誰じゃろ?と検索してみたんですが、うっかり Guess Who のまま検索なんてしようもんなら「イヤ」と言うほど、あの「アメリカン・ウーマン」たらいうヒットのあるバンドのほーのゲス・フーが出てきてもーウンザリ! 業を煮やして今度は歌詞サイトから攻めましたが B.B. も歌ってる、ってのが判りましたが、あいにくとワタクシ、B.B. は不得意科目なんで、これが「彼の」オリジナルなのかどうかも判りません。 ⋯あ、判ってるって方も、別に教えてくださらなくてケッコーですからね。 それにしても、こんな大甘のナンバーもやっぱ唄いたくなるんでしょね。カラオケ好きオヤジと同じ心境なのかも?? かわって part 1 と part 2 が連続で収録されている What Good Is It Pt.1 & Pt.2 うひょー、これまた別な意味で時代を感じさせるワウ・ペダルを利かせたギターで始まる、ちょとロックっぽいナンバーですねえ。 これもまたワタシんとこには初登場でございます。 Screamin' Jay Hawkins の歌も、なんとなくロック・ミュージシャンに「なりきろう」としてる風なとこが見え隠れいたしますが、曲のせいか、あるいはバックが Nashville 勢なためか(?)どーも Jimi みたいにはならず、やたらヴォーカルが張り切ってるスリー・ドッグ・ナイトみたいになってるのが可笑しい! ま、コード進行と、ベース・ラインのせいが大きいんですがね。 Part 2 も基本的には同じなんですが、多少ミキシング・バランスが違ってて、どっちかってえと、この part 2 のほうがドラムがハチャメチャぽくて好き。 各楽器ごとのソロ・パートらしきものもちりばめて、さらに遊んでますねえ。ま、もしかすると、そこら遊びすぎだ、ってんでショップ・オブ・ホラーじゃ切られちゃったのかな? ギターなんてケッコー張り切って弾きまくってて、最後にゃアンプのノイズまで入ってますから、そこらが原因かもしんないけど。プロデューサーやミキシング・エンジニアってそゆ「ノイズ」をスゴい嫌いますからね。 Same Damn Thing これもまた、これまで別テイクですら手元には無かった、まったくの初お目見えのナンバー。 トリッキィなコード進行ですが、表面的にはブーギみたいな感じでございます。 ただねえ、この Jimmy Kovards の「安っぽい」ギターはなんだかなあ。 この曲でのピアノは、これ Screamin' Jay Hawkins じゃなく Tony Migliario でしょねえ。この華麗なトリルやダイナミックなグリッサンドなど、こんだけのスキルはヤツには無い(別なサイノーはありそうだけど)よな気がする・・・ とゆーワケで、よーやく Charly SNAP 006 CD、I Put A Spell On You の曲紹介も終了でございます。 お目当ての DVD が入手できなかったぶん、この二枚の I Put A Spell On You の入手が出来て、案外「かえって良かった」のかもしれません。 これまで手元には無かった曲&テイクがドっと増えましたからね。 ま、DVD はそのうちまたトーキョーに行ったときに店頭に在庫があったら買うかも、っちゅうことで・・・ |
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No.1299