Congratulation!
2002-04-25
| | ブルース・エクササイズに来ていた医学部トリオが、揃って国試に合格しました！和泉クンは今晩早くも仙台で「呑み」があるそうで、お祝い気分が盛り上がっているようです。
これからは、あまりギターを弾く時間もとれないかもしれませんが、良いギタリストに必要なのは、集中してトレーニングすることで獲得出来る「スキル」だけじゃありません。「人生経験」ってゆう、即効性はないけど、確実にプレイに奥行きを持たせてくれる資質を蓄積する時期も必要なのです。
人生経験ってのは年齢を重ねれば自然と身につく、と思っているヒトが多いようですが、そんな単純なものじゃありません。
60年、生きて来てもなにも学べないヒトもいるし、15歳にして重すぎる真理に潰されかけているヒトだっています（ただし、こんな事を言うとジジイにキラわれますね。「年長者を尊敬しなさい」ってのがサイゴの拠り所みたいだから）。
目の前の世界を正しく視て、認知し、自分なりに消化していかなくては「経験」とはならないんですよ。何年生きてたってそれが出来なきゃ、ただ時間を浪費してるだけ。
「オマエもオトナになったら判るよ」なんてセリフ、あれはウソです。
言ってる本人が判ってないんだから。
いいですか？どんな相手にだってキチンと説明できる、ってえひとを「判ってる」というのですよ。
そうそう、「伊達に年くっちゃいないよ！」なんてセリフも、あまりカシコくない証拠ですね。
もし、年をとることが、リニアに人格の向上に結びついて行くんだったら、この世界はもっともっとマシなものになってなきゃいけないハズなんだけど、現実はどうよ？
ま、実はこんなこと、言われる側の若い層が、判っててもダメなんですよね。
ホントは、「近ごろの若いもんは」なんて平気で言うカシコくないオトナが判んなきゃいけないんだけど、なんせカシコくないんだから無理でしょう。
これから現場でいろんな人たちに出会うでしょうが、世界を正しく捉えられるホントのオトナになれるよー、がんばってください。 |
