I've Got My Eyes On You

Buddy Guy


2005-11-26 SAT.




1996 年の Buddy Guy's Legends でのライヴ The Real Deal のオープニング・ナンバーで、ハイ・テンションな M.C. に応じて、Tore Down みたいなリフが、例のミッドレンジ・ブーストを掛け過ぎ、てなトーンで始まり、もっとツブしたよなリードが入って、ワタシとしちゃあ、とめごろおさんと行った渋谷クアトロでのライヴをモロ憶い出しちゃいますねえ。
その時は、開演までまだ間がある時間に、前もって場所を確かめに行ったら、頭上から Buddy Guy の弾く「クラプトン・モデル(!)」のストラトのミッド・ブースト掛け過ぎ(?)てな音が降ってきて、とめごろおさんと「おっ!リハやってる!」と「ちょっとだけ」盗み聴きしてたもんでした。
いわゆる 335 やら 355 の「芯はあるけど」ややお上品な「パ行」、あるいは「カ行」の音(?)じゃない、あからさまに「ガ行」ってなその音は、うん、これじゃあロック系の「ギター・フリーク」にも人気あるワケだなあ、つうナットクのサウンドでしたっけ⋯

この次の曲、あの Sweet Black Angel では、最初なんて、またおちゃらけで B.B. King ごっこやってんじゃないの?っちゅう音で「それっぽく」弾いて始まるんですが、この I've Got My Eyes On You では遠慮もクソもありゃしない、めっちゃ「飽和した音で」弾きまくっております。
やはりバックがかっちりしてるだけあって、そんだけフロントで心置きなく暴れまわれる、っちゅうもので、実にキモチ良さそ。
M.C.の呼び出しから客の歓声、そしてカブってくるギターの音、っちゅう一連の流れに編集ポイントは無さそうなんで、実際にもこれがオープニングだったんでしょか。
さすが自分のシマだけのことはあって、ノビノビとやってますよね。

本日は黒石から八甲田を経て青森へ降りる、っちゅールートでドライヴをしてまいりました。
となると、お昼は途中のログハウスのレストラン、「ル・グレ」でしょうねえ。



生ハムとルッコラのピザに冬らしく(?)ラザーニア、そしてカルボナーラの三品でございます。
ここんちのピザはとっても薄めの生地で、そこがパンっぽいもっちゃりしたのと違ってていいのでございます(なんちて、それはそれで平気で喰うクセに・・・)。

食後は「さらに八甲田に入ってく方向に進み、城ヶ倉大橋を経て青森─酸ヶ湯(すかゆ、と読むざんす)線に合流し、そっから青森に下ります。
さすがに好天続きのせいか路傍の雪も消える直前、てな風情でしたね。
青森では例によってパン屋さんで夕食用にお買い物





・・・と、その前にちゃうお店で「いなり」があったのでそれも買ってまいりました。
いわゆる京風、っつうんでしょか?けっこう小ぶりで色はやや浅黒く、でも味はそんなでもない、ってヤツですね。
ただ、このところ黒石の「沖野」、弘前の「佐藤」、大鰐の「八木橋」と、印象的ないなりを堪能しておったもので、その吉○洛○たらいうとこのおいなりさん、とても太刀打ちできしません。
濃いいのは見た目ばかりで、油揚が存在感が薄く、そこにまたはいってる酢飯がこれまた「低密度」かつあっさりし過ぎ、で物足りないことおびただしい!
例によってこれもいちおー撮影したんですが、まったく問題外、っちゅうか、もちろん、いなりとして道に外れたことはいっこもしとりませんのですが、あの役者揃いの地元トリオの前では「まったく影が薄い」んですねえ。
てなワケで画像掲載は「見送り」でございます。成仏しておくれ・・・

う?それとも、やはり、生まれ育ったとこの「味の傾向」ってやつが無意識のうちにインプリントされとるんだったりして・・・


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