I'm A Roadrunner

Junior Walker & the All Stars


2005-12-12 MON.




ロードランナーちゅうと、とっころジョージでお馴染みの例のコヨーテと死闘を繰り広げる(?)アメリカン・コミックつーかアニメを思い出す方も多いでしょうが、どうも、ここでは歌詞にコヨーテは出てこないよな気がするし、あの ROADRUNNER とはカンケー無いのかもしれません。
1965 年の大ヒット、あの Shot Gun の R&B チャート 1 位獲得ですっかり勢いづいた Junior Walker は続けざまに Do the Boomerang 、Shake and Fingerpop 、How Sweet It Is とチャート上位にたたっこんでおります。
そしてそこでそれまでのドラム James Graves から、初期のトリオ Billy "Stix" Nicks and the Rhythm Rockers 以来の付き合いで、陸軍での兵役を終えてカムバックしてきた Billy "Stix" Nicks に変えて出した最初のヒットがこの I'm A Roadrunner だったのです。

一見、単調そうですが、一緒に弾いてみると判るように、ちょっとイレギュラーな(ってブルース進行と比べると、っちゅう意味ですから、そーキテレツなコード進行っちゅうワケではありませ〜ん。ブルースに比べちゃうと、なんだって「イレギュラーな」ってことになっちゃうかも?)コードの動きをいたします。
かなり長いスパンで規則性があるんでしょうが、ついつい 12 小節でワン・クールになっちまうアタマでは「?」でございます。
ま、そんなことはともかく、ここでリフを入れてるギターのトーンが実に魅力的なんですよ。
どうもシングル・コイル系のフェイズ・アウト・トーンみたいなんですが、「どことなく」Fender とは「ちゃう」ような気がするんですが、どーなんでしょ。
いちおージャケット中の写真では、イタリア EKO、はたまた我らが TEISCO、それともロンドン Framus?なんてえ由緒正しく「ない」アヤしげなソリッド・ボディのギターを構えておりますが、はたしてそのギターそのものが「ここ」でも使われておるかどうか、はまったく不明でございます。

ただ、ワタクシのあまりアテにならない耳によれば、どうも、この音は Fender の PU とはちょとちゃうよーな気がいたします。


ここんとこ、毎日の日没がどんどん早くなってきてるよな気がいたします。
冬至に向かって最後の追い込み(?)ってヤツでございますね。


ところで、街中でメールが着信して、その返事をやや長文でしたためる必要が出来たり、はたまた、管理を依託されてる板にエロサイト系の書き込みがあったことを知らせる通知などが入ると、さっそく手近なカフェなどで H/PC を開いて悪徳書き込み業者を「秒殺」するのでございますが、本日はたまたまそんなのが入電したとき、いつものカフェの電波状態の良い(つまり mopera ですから、ちょっと奥まったとこに入ると「なかなかつながらない」&「つながってもスグ切れる」になるのじゃ)手前の席が空いておりませんでした。
そこで、その近くに最近出来た別なカフェ(ちょと喫茶店っぽいとこ。コーヒーはイケます)に入って H/PC を⋯というところでフと見たら、れれれ、いま外から帰ってきたバイトさん、acoa のカツ君じゃないの!
ここで、いまバイトしてるんだって!

acoa ってのはタクロンたちと仲間のアコースティックをメインにしたフォーク・デュオ(?)なんですが、カツ君はドラマーでもあって、ときどきブルース・セッションでもドラムを叩いてくれたし、夏の Billy Branch ではステージ裏からドラムをじっくり観察してた熱心なドラマーでもあるのです。
そっかあ、彼がいるんだったら、これからはこっちをひいきにしよっかな?

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