Preachin' Blues

Robert Johnson


2005-12-16 FRI.




昨日に引き続き、リニューアルした(ま、例によって「外見だけ」なんですけどねん。あ、一部、記事も加筆したとこもあったっけ)Screamin' Jay Hawkins のアルバムのページのとこの細かい修正に追われております。
モチロンとりあえずは表示されておるのですが、全部に共通なフォーマットで通用するように一括置換してスピード・アップしたために、ページによってはまったく役に立ってない、つまりカラっぽの HTML タグや、それ以前のフォームの残骸の、これまたなんの意味も無いまま取り残された HTML タグもかなり混じっておりますもので、それをまたひとつっつツブしてくワケ。メモリー容量のムダですからね。

で、その作業の間じゅう Screamin' Jay Hawkins の CD を次々とかけておったんですが、さすがにウンザリしてきて、イッパツ、とってもシンプルなのにガツ〜ンとくるよなのを聴きたくて出してきたのがこの Robert Johnson の The Complete Recordings でございます。
このときダブル・サイズの CD ケースで「なにげに」開いたのが Disc 2 の側だったもので、その最初のナンバー Preachin' Blues が選ばれましたが、これが、あっちを開いてたら Kind Hearted Woman Blues になっていたことでございましょう。

なんたって Screamin' Jay の後ですから、実に「新鮮」でございますよ。
ファミレスの「あざとい」メニューばっかりでウンザリしてたとこに出された「納豆&熱々のご飯(この譬えが合ってるかどうかは大いに疑問ですが)」みたいに、ココロに沁みますねえ。
え?Robert Johnson が納豆ご飯とはなにごとだ〜?
そっかなあ、ワタクシとしちゃいいとこ突いた思ったんだけどな⋯
え〜と、じゃあ⋯んっ!卵かけご飯はどうよ?

へ?なんでもかんでもそうやって Robert Johnson を喰いもんにたとえるのがユルせん?やっぱり〜!そう来ると思ったぁ〜。判っててワザとやってる確信犯ですからね。
じゃあ、なんにたとえるんならいいのよ?
あはははは〜たとえること自体がけしからん?
てなことはともかく、Screamin' Jay Hawkins と Robert Johnson の隔絶っちゅうか距離のものスゴイこと!そのどっちも「ブルースである」なんて言ってるのワタシだけかもね。

ギターいっぽんをここまでムダなく使い、しかもやり過ぎず、かつヴォーカルとは独立しつつも有機的に呼応していく⋯
そしてそのヴォーカルがまた空虚なリキみもなく、常温で流れていく。
ま、ワタクシなんぞがいまさらあーじゃこーじゃ言うよりもみなさまの方がとっくに Robert Johnson の凄さについちゃあご存知でしょうが。

さて、しばしの休憩を入れて、また夜からは残り半分のページの不要タグ回収をやりますかいのう。
ファイル・マネージャーに、指定した html ファイル全部からいっぺんに指定した語句を削除してくれる、なんちゅー機能があったらラクなんだけどなあ。
いっこづつ開いてやるのはちょっと飽きてきた⋯ま、自分で撒いたタネですからねえ。自分で拾ってくるっきゃ無いワケで。

みなさんピチカート・ファイヴはご存知?


ワタクシ、とって〜も大好きなんですよ!⋯ちゅうてもみなさまが誤解するであろう重要ポイントがありまして。

あのねえ、ワタクシは呑み屋⋯じゃなかった野宮マキたらゆうあのヴォーカルは、これも「と〜っても」大っ嫌い!なんでございますよ〜!
そう、ピチカート・ファイヴちゅうたらもうゼッタイ佐々木麻美子!

ですからワタクシが所有しとるのは Pizzicato Mania と Couples の二枚だけ。いちど騙されて買ってきた野宮マキがヴォーカルだった CD はゴミの日に出したよ。

あ、別にみなさまはそっちが好きだったらそれはそれでいいんじゃないですか?ワタクシは佐々木麻美子のヴォイスがもう「たまらん!」ってだけで、アナタにとっちゃそれがノミヤマキだってことでしょ?
なんたってワタシあちこちのジャンルでメジャーには背を向けるのが「あったりまえ」なひねくれっぷりですからねえ⋯

ところで、かつてピチカートに在籍していた佐々木麻美子と田島貴男のふたりからのコメントってのが面白かったな。
佐々木麻美子は「ワタシは通りがかりの通行人ですから」てなこと言ってましたっけ。いいなあ。その淡白さ! さらに好きになったよ。

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