My Head Is Bald

Tail Dragger


2005-12-24 SAT.




昨日にひき続き Tail Dragger の VERN & GARLAND'S FRIENDLY LOUNGE でのライヴ、それもあの「ウワサに聞く」彼のテーマ・ソング(?)My Head Is Bald でございます。
江戸川スリムさまのご紹介にもありましたその名物シーンが「いよいよ」なのでございますねえ。

ええ⋯
とちとゲンキが無いのは、そ!カンのいい方ならすでにお判りかもしれませんが、ここでゲストが入るんですわ。
ま、ヒョっとすると Delmark 側のオファーだったんじゃねえか?なんて邪推しちゃうんですが、あのおととしに青森にも来た某大物気取りのギタリストがステージに上がるんですが、さっそく Lurrie Bell(おそらく Chicago の現場で、実際にその名前が呼ばれているのをたっぷり聞いていると思われるアリヨは Lurrie Bell を必ず「ルリー」と書いていますから、ワタクシはそれを尊重して、当サイトでは通常、黒人ブルースマンの名前はカタカナ化しないんですが、昨日は「あえて」カタカナで「ルリー」と表記いたしました。日本での「大勢」がどうあろうと、ワタクシは Ariyo 表記に添うことにいたします)が自分のギターを渡そうとすると Tail Dragger がそれを止めて、いやいやあんたにゃ Gibson じゃなきゃ、なんて言って、白人のサイド・ギターのチェリー・レッドの 335 を渡すよにするんですねえ。
いえいえ、あたしゃあ、なにもルリーが、コイツとは一緒に演りたかあねえや、っちゅー意味で降りかけた、なんては言うつもりはございません。
そこら、しこたま酒でも呑ませて尋き出しでもしなきゃホンネは言わないでしょうし。

参考までに、途中ルリーにギターのソロを回したときだって「大物気取り」はサイド切るワケじゃないし、ブーギ・パターンを刻むでもなし、バカみたいなキュン!ってな音(リフでもフレーズでもおまへん。ただの「音」)をタマに入れるだけ。
誰でしたか、サイドがまともに出来ないギターなんて「ヘボだ」とおっしゃっておられましたが、まさにそれを絵に描いたよなスットコドッコイぶりですねえ。

そんな訳で、本来なら Tail Dragger が客席の女性客にハゲ頭を触られまくる、っちゅう「見せ場(?)」で笑いころげるハズだったこの曲も、ヤツひとりのせいで「だ〜いなし」。
いやあ、こうして見るとルリーのギターが実に素晴らしいよに聴こえてきますから、その意味じゃあムダじゃなかったか?

ただ、正直に言うと、どうせゲストで入れなきゃならんのなら、もっとちゃう曲で入れてほしかったなあ。そこら Koester はんの考えてること判りまへんわ。
ま、この撮影クルーだって、場内をくまなく撮っている訳じゃないから、どっか隅っこに引っ込まれておられたのやもしれませんが、この My Head Is Bald の「前にも後にも」この場内で、その自称大物は影もカタチも無いよな気がすんですがねえ。なんかそうゆうのヤだねえ。
一曲やらせてもらったら、もう用は無え、みたいなのってどうよ?

我々の年代のブルース・ファン、それも Otis Rush が好き!っちゅうのにとっては、コイツ、ひところ「一級戦犯」みたく目の敵にされてまして、多少ワタクシもその洗礼を受けておりますから元よりヤツにはキビシいのではございますが、先年、青森で目の当たりにして、やっぱコイツはあかんわ。と確認したものでした。
それがまあ、まさかこの Tail Dragger のステージにまでしゃしゃり出てくるとはねえ⋯。
逆に Lurrie Bell は見てるとだんだん良くなってきますねえ。
ミョーにコロっとした体型で、なんだかオヤジの Carey Bell のほーがカッコいいじゃん!なんて思ってしまったのですが、それがスットコドッコイと対比させて見てくうちに、ああ、彼のほうがよっぽどブルースを持っている、って気がしてきました。


いつもなら土曜日は「ぷ」さんと一緒にどっかでランチを!ってのがパターンなんですが、某店からヘルプを求められて不在でございます。
なので単独行動で今日はちょっと五所川原まで。
というのは、弘前では買えないものがあるんですよ。
そう!無印で~す(上の画像はその無印から吹き抜けで見える一階のホールでやってたゴスペルのライヴ。かなり大音量!!)。

そしてそれだけなら別に青森でもいいのですが、もひとつ、ちょっと細々としたもので、探せば青森でもあるのでしょうが、それじゃあどんだけ時間がかかるか判らないし、五所川原でだったら、すでに確認済みですからね。
途中、濡れ路面こそありましたが、雪はゼロで、気楽なドライヴとなりました。
ま、私のことですから、主要ルートなんかじゃなく、ヘンなルートで侵入!

さて、五所川原ですが、いやあ、さすがに混んでますねえ。あの広い駐車場がほとんどイッパイでクルマが「空き」を探してウロウロしてますよ。
まずは細々したのを買って、次は岩木川の向こう側、ÆON 柏ってとこに。
そこが最初に出てきた無印ね。
ホントはすんなり買い物できたらサっと帰ってくるハズがけっこう渋滞してて時間がかかり、ついに CAFE JEEBA に行くヒマが無くなっちゃった!スペシャル・メニューを楽しみたかったのに⋯ほんと〜にザンネンっ!

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