13 Highway

Eddie Taylor


06-01-19 THU.



昨日の Oddie Payne に続き、やはり、と先を読んでいた方もおられるんじゃないか？の Eddie Taylor のライヴでございます。
とは言っても、1977 年の日本ライヴではございません。それを遡ること 4 年、1973 年の Ann Arbor でのライヴ・レコーディングでございます。

1973 年 9 月 9 日のステージには Mighty Joe Young Blues Band を従えて Eddie Taylor が登場いたしました。
もちろんサイド・ギターには Mighty Joe Young、ハープに Carey Bell、キーボードが Ivory Cox、ベース Cornelius Boyson、そしてドラムが Joe Spell というこのバックはそのまま同じく Otis Rush のバックも務めております。
ただ、ここでの Eddie Taylor は「出来」という点では難があるかもしれません。
まず、彼のギターがちょっと弦によって部分的にチューニングが合っていないのか、ときどき「？」っちゅピッチで居心地が悪くなります。
また、そのギターの音も、いつもの（っちゅうかワタクシが勝手に「彼のギターはこうじゃなくっちゃ」と思いこんでいる）あのリンギィな深いリヴァーブの向こうに遊ぶ境地（？）、ってのとはいささか異なり、やや歪みがちな浅いリヴァーブで、ちょっと「きちゃない」音なんですよねー。

う～ん、これだったらあの日本ライヴの音のほうが好きだなあ。
でも、腐っても鯛、歪んでても Eddie Taylor ですからね。あの音をまわすフレーズなんて、思わずさぶいぼが立ちますなあ。

ただ、そのバックでは Carey Bell のハープ、いささかウルサいよ、キミ。
いえいえ、ヴォーカルの間はまだいいんですよ。
モンダイは Eddie Taylor がギター・ソロとってるときも、委細かまわず吹き（吸い？）まくるそのハープが、なかなかにジャマしちゃってくれてます。
ま、ヴォーカルでのバックではなかなかいいハープではあるのですが、ただ Eddie Taylor のネツレツなファンはそのヴォーカルに自分でカウンターをつける彼のギター「も」楽しみにしてるんですから、その意味じゃあ、この Carey Bell はいないほーが良かったかも。

そこいくと、相変わらず着実でクレヴァーなバッキングを見せてくれるのが Mighty Joe Young です。
ホント、これだけじゃなく、Magic Sam や Otis Rush、Koko Taylor（現在では Shun Kikuta が主にバッキングを務めているようですが）などのバックでなかなかいい仕事をしてるだけのことはありますね。
順調に行っていたら 1986 年の録音で素晴らしいアルバムを残すことも出来たハズだったのですが⋯

今日は「記憶喪失」になってて、え～、どうやるんだっけ？てな状態だった ibook G4ちゃんに、再びフリー・ウェアで提供されている「 KYOSERA AH-K3001を Mac につないでネット接続しまっせ」ドライバ（ Apple および KYOSERA の両社はこのドライバの開発および製品化ならびに運用、さらにそれによってもたらされる一切の事態について「まったく」関与しておりませんので自分のセキニンで使ってね）をインストールしなおしました。
ま、さすがに「敵陣営」の Air H" ですから、Docomo 系列の mopera メールは使えません（ケチねえ）。
がっ、ADSL とセットで「使い放題」ってのが使えますので、そっちのプロヴァイダ経由でケッキョク mopera メールも使える（実際 iBook G4 が帰ってきてからは mopera の出番がメールの「窓口」くらいになっちゃってますからねえ）、と。

ふっふっふ、これでもう「おそと」でも iBook G4 が使えるざます！
で、さっそく LAN ケーブルを外して Air H" で接続してみたら、いやあ、こりゃゼッタイ Windows XP に Firefox を mopera で接続、ってのより「早い！」じゃないの。
最初は思わずキャッシュに残ってたせいじゃ？と疑いましたが、キャッシュを消去して再トライしても、やはり早いんですよ。
だって mopera 接続だと 115.2kbps って表示が出てる「のに」、たかが 32kbps のハズの Air H"+ iBook G4 / Safari と変わらないか、ヘタすりゃ遅い、ってのはどゆこと？
これって Mac が早いのか、それとも Safari が早いのか？
あ、そりゃゲンミツな比較にゃあなってませんよねー。
同じマシーンで Safari と Firefox を比較しないと、そりゃ不公平っちゅうもんでしょ。
しかも接続デヴァイスも同じじゃないと⋯

でもねえ、どうも iBook G4 には Firefox を入れてみる気にはならないのよねん。
FMV は I.E. があんまりトロいし、しかも、セキュリティ・レヴェルがちゃうとこ間を移動すると、その度に小ウルサいアラートがしょっちゅう出て中断されちゃうんで、Firefox にしてスッキリしたんですが、少なくとも iBook G4 上での Safari には「なんの」不満もない（っちゅうか、それで慣れてるから他のブラウザにゃ不満が出るワケで⋯）ですからねえ。

でもまあ、オモシロいことに、FMV（これってコンシューマー向けじゃなく、企業の社員配布用のスペシャルなもんで「ちと」特殊みたい）は ADSL と Air H"（あ、これはたぶん探せばそれ用のドライバがダウンロード出来るトコがあるんでしょうが）が使えず、ゲンミツな意味での iBook G4 + Safari との比較が出来ないんですよ。

ホントは iBook G4 で mopera につなげる Slipper とかゆうアダプタもあるんですが、それ用のドライバ・ソフトが入った CDR がどっか行っちゃって使えないのでございます（見るからにスリッパ、っちゅうデザインであまし持って歩きたくないし⋯）。

ま、でも、ワタクシ「速度」についちゃ、実はそれほど気にはしておりません。
フツーに使える許容範囲ですからね、どっちも。
ただ、なまじ「いま 115.2kbps で接続中！」なんて自慢げに出てると、それでなんで 32kbps の Air H" より遅いんだよっ！と「ののしり」たくなるってだけのことでして⋯

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