Live in "Club 49"

Fukuoka City


06-02-0 SAT.




アコースティック・デュオ、Tetsuya and James とともに九州は福岡に赴いておられた HIDEKI ちゃんからメールをいただき、その指示する URL を開いてみたら⋯ おお!なんと、その「クラブ 49 」から、ネット中継がされてるんじゃないの!

このシステムそのものは、確か 1/3 Miniture Guitar の「水の」さんとこで、掲示板(現在休んでますが)にミュージシャンの方が書いておられて「そんな便利なシステムがあるんだぁ」と感心しておったものですが、まさかそれでブルースのライヴが見られるとは思いませんでしたねえ。
システムを利用するためにはモチロン、会員登録みたいなことをしなきゃいけないのですが、別に WEB メールでも申し込みが出来ますから、広告メールなど(もし来るようなら)後からいくらでもブロックすりゃいいワケで、そのへんは気楽です。
サインアップを済ませ、クラブ 49 にアクセスしたら、いましも長崎スリムさんとかゆう方のハープとギター弾き語りってえセットでアコースティック・ブルースの最中でした。
ワタクシにしてみれば、こうゆう、その都市の地元の方でブルースをやっておられるの、ってイチバン興味があります。

さらに Lefty & Lee とかゆう、ホントに左で Epiphone Casino(だと思うんだけど)を弾く Lefty さんがヴォーカルとギターで、そこに Lee さんのピアノが絡むんですが、いやあ、このピアノが良かったです。
ワタクシもセッションなどでギターはもう要らん!てな状態のときはキーボードにまわって、「なんちゃってブルース・ピアノ」で「ジャマ」をする、っちゅうハタ迷惑な趣味があるんですが、とーぜん、そんなワタクシが、うわあ、これだけ弾けるよになれるんならタマシイのひとつやふたつ売り払ってもいい!と思うくらいステキなピアノでございましたよ(ま、すでにワタクシのタマシイは「多重債務状態」ですから悪魔も下取りなんかしてくれないんですけど)。
このセットでは、ワタクシもタマにやる Elmore James の Talk To Me Baby なども採り上げ(あ、その時はギターも Les Paul に換えて、スライドをキメておられましたね)てましたんで、特に喰い入るよにディスプレイ上の小さな画面に見入っておりました。

ところで、この日のライヴのオープニング・アクトの第三(第四?)番目には、ナゼかブルーグラスのグループがキャスティングされておりましたが、これはたぶん、同じ「アコースティック」っちゅう「くくり」なんでしょね?
フラット・マンドリンにバンジョー、ギターとベース(だけはエレクトリックね)っちゅうスタイルでタイトルは判らないけど聴いたことあるよな曲が続きます。
実はワタクシ、一度だけバンジョーでスリー・フィンガー・ピッキングっつうんですか?あれをマスターしよう、とチャレンジしたことがございまして、そんなことを思い出してしまう懐かしいサウンドです。

そして「マネージャーさん(!)」も登場した Tetsuya and James のステージ、さすがに WAR のハーピストというだけあって、とってもカラフルな(という表現はヘンに思われるかもしれませんが、初めて聴いたこのハープの第一印象がこれでした)、柔軟な表現力に溢れた Tetsuya の演奏は「ブルース」というジャンルを超えて、いえ、ときには「ハープ」という楽器の枠をも超えて、驚くような「浸透力」を発揮します。
そのサウンドのベーシックな部分は James のギターとヴォーカルですが、過剰な演出をあえて避けたような「日常性(?)」が、とてもハート・ウォーミングな波長で、ゆるゆると「あたためて」くれるんですねえ。
あ、でも、個別の曲については、まだこれからライヴに行かれる方もたくさんいると思いますので、観てのお娯しみ、っちゅーことにしておきましょ。

それにしても、こんな遠く離れた弘前から、画面はあまり大きくはないとは言え、いま現に福岡で行われているライヴを「観る」ことが出来るんですからスゴい!
HIDEKI ちゃん、ありがと!

たった一日で青森市が積雪 127cm!と弘前を 5cm 上回り、ふたたび首位(?)に返り咲きしています。
その青森市と弘前市の間はほぼ 40km あるんですが、途中の峠にかかるあたりでかなりな積雪があったらしく、JR 奥羽本線の除雪作業が追いつかず、ほぼ午前中いっぱい、列車が運休していたそうです。
鉄道の場合は、なるべく勾配を緩やかなルートで、いよいよダメだ!こっからはトンネルにしちゃえ!ってとこまでは谷間に沿って分け入って行きますから、どうしても「吹きだまり」あたりを線路が通ることになり、ですから積もる量も半端じゃないんでしょね。そのすこし上の斜面を走る国道の方は別に通行止めにはなってませんでしたから。

昨日・今日と連続でワタシにとって大事なひとのお誕生日でした。
それぞれ、なぜか縁あって知り合ったのですが、そんな偶然もまた、この世に出現してくれたからこそ。そんな素晴らしいイヴェントは、クリスマスやヴァレンタイン・デーなんかよりはるかに意味がありますよね。

お誕生日おめでとう!— なんて素晴らしい言葉でしょう。

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