密輸!

2002-08-30
例の「お言葉」にまた新しいのを追加いたしました。
某音楽関係者の「あ〜、一度はしてみたい、楽器をぶら下げて笑顔で気にせずに入ってく家の中」だそうでございます。
これも「お言葉」に採用させていただきました。
やはり、世の奥様方というものはなかなかに「大きな」存在のようでございますね。

結婚した途端にバンド活動から脱落される殿方が多いのも、そのようなところに原因がおありなのでございましょうか⋯?
え?歯切れが悪い?いつもの威勢はどうした、って?
そりゃあ、あなた、いろいろと差し障りがございますのでねえ。ヘタなことを書いて、その奥様にここを見られちゃっちゃあ、せっかくの家庭内の「ヘーワ」ってえヤツが、他人であるワタクシのせいでグラついちゃったりしたらマズいでしょ。そんな寝た子を起こすようなコトは⋯

「お言葉」のとこにも書きましたが、どうやら、ナイショで楽器を買うコト自体は(そんなバクレツに高価なものでない限り)あまり問題ではないのです。
モンダイはそうやって買ってしまった「ブツ」を、いかにして自宅に持ち込むか?なのですねえ(いわゆる「密輸」ですわ)。

そしてそこには、実に涙ぐましいドリョクが費やされておるようでございます。
諸兄が、どのようなテを使って「持ち込み」をしておるのか、いくつかの事例を把握してはおるのでございますが、それをここで発表するワケにはまいりません。
テキ⋯ じゃなかった、その〜、愛する「生涯の伴侶」にそのような事例を教えてしまいますと、あらぬ嫌疑をかけ始める奥様も出てくる心配がございますからねえ。
でなくとも、すんなりとは行かないってのに、この上「いや、ホントなんだってば、XXXさん、新しいギター買ったの奥さんにバレないよう、こっちの古いの、預かってくれって言ったんだ。ウソじゃないよう!」なんて悪戦苦闘するのはタマリませんからね。
おっと、いけない、これ以上、詳しいコトを言うワケにはいかんぞ。

以前、自転車のマニアの中にも同じような苦心をしてるヒトたちがいましたっけ。
あんだけデカいもんだと、もうどうしたって目につきますからね。
そりゃねえ、自転車が一台増えてたら、どんなヒトだって気がつきますよ。

そこいくと、カメラはビミョーなとこかな。
その気になれば古いボディを下取りに出して、次期モデルにひっそりと換えてく、って手があります。また実際にそうやってるオッサンをずいぶん見ましたっけ。
Canon の EOS-1と EOS-1n なんかだと、マニアじゃなきゃ違いなんて判んないし、場合によっちゃ EOS Kiss が EOS-5 になっても気がつかない奥様もおられるでしょうね。
ただ、それまでクローム・シルヴァーだったのがマット・ブラックになったり、ペンタ・プリズムが無くなったりしたらバレますよ、そりゃあ。

あと、同じ趣味の友人なんかが来た時がキケンです。
そう思って友人には言い含めておいたのに、カンジンの本人がどことなく「得意そうな様子してて」バレた、ってゆうヒトもいましたっけ。
あと、職場に「架空の」同好会をデッチ上げ、そのクラブの共有財産だ、と 300mm/F2.8 L レンズを「時々」自宅に持ってくる、などの知能犯もいたものでございますよ。
ホントに皆様、いろいろと苦労しておられるようで。

そりゃあ、そんなコソクなコトせんでも、ちゃんとシュミを理解してくださる、まさに「ベター・ハーフ」に恵まれた果報者、ってのも中にはいるのですが、おそらくその方々にだって、ひと知れぬ、別な種類の数々のご苦労がおありなのでございましょね?
◯◯◯◯さん、いかがですか?(○の数に特別なイミはございません⋯)

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