I Put A Spell On You (Disco Mix)

Screamin' Jay Hawkins


06-02-19 SUN.




おのれっ! い〜加減にせえよっ!何回やりゃあ気が済むんだぁっ!とお叱りをたっぷり受けそうでございますが、もうさんざんやり倒してるよに思える Screamin' Jay Hawkins センセの I Put A Spell On You ではございますが、他のとこで傍流として名は出ておりますが、このヴァージョンを日記で「正面から」はいまだ採り上げていないハズでございます。

いきなり「おどろおどろしい」怪音(シンセ系?)でフタを開け、もろディジタル系の低音(キック扱いかな)に、これまたバリバリバキバキのスラッピングを利かせた Mark Goldberg のベースがゲンキいっぱい!
Bara Southern のサックスがソロっぽいフレーズでお膳立てしたとこに、いよいよ、御大の登場でございます。

そりゃヤツ(あ、いけねえ、「ヤツ」なんて言っちゃった!)のヴォーカルは多少は考えたみたいで、いちおー、このリズムに乗せようとはしてるみたいですが、基本的にはさほど up-to-dated っちゅうワケやないで、これ。
それでも Tonio(その正体は不明でございます。当時としちゃあ「名のある」ラッパーだったんでしょか?)率いる Cool Slo Moe Ice Man Bobby D.(これぜんぶが一人の名前なのか、それとも何人かからなるチーム名なのか、それともわざと区切りをつけてないけど三人あるいは四人の名前をズラズラっとくっつけちゃったのか?も不明でございます)ってのが、この曲に関してはプロデュースをした、ってことになっとるようで、その甲斐あってか、そのラップが入るとこだけは、さすがに「ぜんぜんちゃう」感じにはなっております。ま、それが「呪っちゃうよ!」って曲として「良くなってるか?」ってえと、そこらちとビミョーかも、ですが。
しょ〜じき言うとあの「野球拳ヴァ〜ジョン」に負けてるような⋯

いえいえ、あたしゃあ、好きなんですが、いちおーここは「 BLUES日記」ってことになってますよね?そゆ視点で見たら、まあ Screamin' Jay Hawkins 自体で、もうすでに「ずっこけてる」てなもんでしょか。
ごくまっとうなブルースマニアのみなさまから見たら、もう Screamin' Jay Hawkins なんてカンゼンに「問題外」なんでしょね。

彼のためのページにアクセス分析を仕掛けといても、結果は「あきれるほどの」ひとケタ台のアクセスでしたからねえ。で、たぶんその半分はワタシ自身だな、って感じですから⋯ま、い〜んですけどね。確信犯つ〜か、カクゴ済みですから。

生まれて初めて乗ったオートバイってのが本田のスーパーカブでした。
まだ中学生だった 43年ほど前のことです。次が高校生のとき、友人宅のホンダ・ドリーム 250。
で、原付の免許をとって最初に乗ったのがやはりホンダのノビオとかゆーモペッド(ペダルもついてて自転車みたく走り出してエンジンを始動さす「原始的」なヤツ。キックで始動すんのは「モキック」って言いました。「モ」はモーターの「モ」)で、次が同じくホンダのロードパル。

でも、なぜか、ここで peugeotの自転車へと、舵を切り、それ以来ずっと自転車だけでした。どうしてオートバイに行かなかったのか、というと、あのエンジン音がウルサかったからです。あれが「快感」のひともいるみたいですが、私はダメ。
木々の葉ずれ、鳥の羽音、清流のせせらぎ、そんなささやかな音が聞こえなくなっちゃうでしょ?

車通りも少ない辺鄙な峠をゆっくり上っているときに降ってくる蝉の音、道の横の薮の中でなにか小動物が逃げる気配、そんなものが自転車でのタンケンに色を添えてくれます。
今日は道ばたの雪が陽に溶けて、時に小さく崩れる音が「春」でした。

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