Night Time Is the Right Time

Willie Kent


06-03-05 SUN




一昨年の青森でのブルース・フェスティヴァルに自らのバンド the Gents を率いて登場した、ベーシストの WIllie Kent ですが、かねてより肺癌と闘っておりましたが、この 3 月 2 日、ついに還らぬひととなりました。
その葬儀は来る 3 月10日金曜日午前11時(受付は10時から)、Chicago の 1924 W. 63rd St.にある the Bread of Life Baptist Church において行われ、その後、736 N. Clark の Blue Chicago で午後 3 時から「偲ぶ会」が開かれる模様です。

なんだか、あの時の Willie Kent が「そんなには」健康が悪化しているようには見えなかっただけに、その後でガンらしい、と聞いて驚いたものでした。
もちろん、ステージの彼を客席から見ていただけですから、とても表層的なレヴェルのハナシで恐縮ではあるのですが、なんだかお見受けしたところ、あんまり「ガリガリ」していない、やや「おっとり」した方、と言う印象でしたね。
それは青森でのステージのみならず、以前この日記で採り上げた Memories of You*を聴いたときもやはり同じような印象はあって、ま、安易に決めつけるのはいかがなものか、なんて気もしますが、「なかなかホンワカした性格なのではないか」てな感じがしてしょーがないんですねえ。
あの時には、実にシツレーにも、桂枝雀にかこつけて Willie Kent の声を「アホ声」などと表現してしまいましたっけ。
で、それを書いたのが 2004 年の 4 月19日で、モチロンまだその年 7 月の青森に彼が来る、なんて知らずにいたものでございました。

実際にナマで観た彼は、さらに茫洋とした存在で、派手なとこは全部メンバーに任せている、てな感じでしたが、それまでにも確か再三の心臓バイパス手術も受けていたハズですから、やや「壊れ物」を扱うよに自分のカラダに気を配っていたのかもしれません。
あるいは後の「死の病」につながる不吉な前兆を感じていたのかも⋯
そうして、青森にブルースの「ありのまま」の姿を運んで来てくれた Willie Kent でしたが、その彼がもう「この世にいない」という事実に、いささか戸惑っております。
ま、死は誰にでも訪れるもの。こうして時代はまたきしみつつもゆっくりと動いて行く⋯

Spring is neary here

曇り時々雨、っていう予報を信じて、青森に行く用事を今日にしたのに、なんていい天気!↑ は青森市の新町通りで見かけたクルーザーもどき(?)。
用事はさっさと済ませて(あ、でも「とん吉」の油そばはとーぜんでしょ!)弘前に帰り、さっそく ROCK 4400!
うわ〜、暖かい、いえ、ちょっとトバすと「暑い」くらいの陽気で、とても気持ちがいいですね。
道路横に寄せられたのがなんだか薄汚れてしまった雪の残骸さえ見なきゃ、「まるで春」です。
そして早く溶かしてしまおう、ってんで細かく砕いて路面いっぱいにぶちまけられた雪さえなきゃね。
そゆとこじゃ油断すっとコケますから慎重に抜けますが、高い建物の間でぜんぜん陽が射さないとこじゃ凍った雪がまだ厚く路面を覆っていたりします。これって、表面が泥なんかで、とても雪とは思えないよな色してるんですが、それでもネは雪ですから(?)ちょっとチョーシに乗ると後輪がズリっと逃げてコケそーになりました。
またもや足付き減点!

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