Tired Man

Albert Collins


06-03-07 TUE




これまた度々採り上げてますから「お馴染み」(?)例のドイツ、シュツットガルトでのライヴ DVD から、でございます。
この DVD は、前にも説明しておりますが、Collins ちゃんの「好きな」ハモンドが入っておりません。
だからって別にパワーがヨワい、なんて感じはしないんですけどね。

ところで、このスタジオ・ライヴなんですが、たぶん TV 局が自分とこの社員とかに動員でもかけたんでしょか、まず最初にバックバンドだけで演奏し、そこに Albert Collins が上がってくるんですが、いやもう、客の反応が実に「薄い」んですよ。
テレキャスターが唸りを上げ出しても、それを喜んでるのは最前列にいる四・五人だけ、っちゅう感じで、その後ろの大勢はカラダも「揺れて」おりません。
これってドイツの国民性ってことはないでしょ?
それでも一曲終わるごとに律儀に(?)ちゃんと拍手はするし(でも全員じゃないのよねー。後ろのやつらは拍手もしてない⋯)、バカ騒ぎするよりはいいのかもしれないけど、でも場内が見えるシーンになると、なんだか、演奏そっちのけで仲間となんか語ってるやつらがいたり、どうも「猫に小判」的「もったいなさ」を感じちゃうのはワタクシだけなんでしょか?

ま、全体には、そんなフンイキの中でのライヴなんですが、さすが(?)Collins、んなこたぁ知ったこっちゃねえや、てな感じでマイ・ペースで楽しんでいる(?)様子。
まず、ロバート・クレイとジョニー・コープランドの名前を出して紹介するのは、とーぜん(?)の Blackcat Bone でございます。
9 フレットにカポタストをして、音を合せてみましたら、キーは D でしたから、オープン Fm チューニングってことでしょか?
あ、そうそう、この曲のサックス。ソロでは例の「あらずもがな」のサックス二本銜え吹きなんて「くっそ面白くもねえ」ウケ狙いのサル芝居をやりくさってますが、別にそれ、音楽として「なんらプラスになってねえ」んだよな。アホくさ!

てなことはともかく、やはり Albert Collins は見てるだけでも面白いな。
もの凄いスピードで右手人差し指が「アップ」で弾く、そのクイックさ!ただし「よ〜っく」見てると、なんだかアップだけじゃなくダウンでも弾いてるよに見えますね。
それにしても Gatemouth もそうでしたけど、ふつうこんな高いとこにカポタストしちゃったら「音なんていいワケねえ」ハズなんですが、ふたりとも「ちゃんと」自分のトーンにしちゃってる、ってとこがやはりただもんじゃないっす。ま、当たり前ですけど。

あ、これは単なる想像でしかないんですが、そうゆうハイポジションで弦を押さえるってことは弦振動の山と谷⋯ちゅうか腹と節も相対関係が変わるワケで、ピックアップの合成ポジションじゃ独特なフェイズアウト効果が出る、ってことかも?

ん?待てよ?カポなんかしてないけどオレって 7 ~ 15 フレットを多用してるけど、じゃあそれもおんなじ、ってこと?
ん〜、なんかもうよく判らんことになってきたからそのハナシはヤメ〜!

朝から雲ひとつなく晴れ上がり、しかも今日は午後まで時間が空いていますから、とーぜん ROCK 4400 で走りまわります。
走り出すとすぐ、意外に気温は低いことに気付きました。後で確かめたらどうやらこの時点での気温は、まだ 2度くらい(!)だったようです。なんたって路上の雪解けで出来てた水たまりの表面には薄く氷が張ってましたからね(もちろん日陰でのハナシですけど)。

でも「ソーラーパワー人間(?)」の異名をとるワタクシでございますから、慈愛に溢れた(?)陽光さえあれば、もう多少、風が冷たかろうがハナ水が出ようが、すこぶるゴキゲンなワケでして、いえ、それどころか、こんだけ放射冷却で冷えてますと、こないだまでは「ザクザク」でそこを突っ切ることすら難儀だった歩道の雪も「かちんかちん」に氷結しておりますので、先日、偶然に画像に行き当たってブったまげた、雪の歩道を走破する弘大サイクリング部 OB の方のマネして「わざと」そんなコルを乗り越えたりして遊びながら郊外まで抜けて行きます。
さすがにスリック・タイヤではそんな時、「おっとっと」になり易いんですが、それもまた面白くてヤメられないんですよ。
ちょっと後輪が左右にズリ落ちてバランスを失いそになった場面もありましたが、今日は「足つき減点」無しでクリアーでございます。

ところで、以前 Bianchi のチェレステ・グリーンのハード・テイルがいたお店に、そろそろ出て来てるかも?と行ってみたんですが、そしたらまあ、そのお店自体が無くなってて、改装中でした。ありゃりゃザンネン。いえいえ、別に知りあいってワケじゃないんですよ。ま、バイク同士は顔見知りかもしれませんが(?)。
先日の青森市内で発見した真っ赤なクルーザーや、そのチェレステ・グリーンの Bianchi なんて「鮮やかな」カラーのバイクって絵になりますよね。
確かにメーカーのカタログとか見てると、最高級モデルになると、意外と「シンプルでクリーンなカラーリング」じゃなくなることが多いみたいで、むしろ中級以下のクラスに鮮明なイメージのモデルが多いみたいです。
あの Cannondaleの RUSH Feminine なんて実に「いい色」してましたし。

もっとも、私みたく、明るくハッキリした原色系を好むってのは「幼児性」が残ってるせいだ、なんぞとゴタクを抜かした友人もおりましたが。

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