沸騰

02-09-02
いわゆる「埋め草」番組ってヤツなのかなあ?
麺食いねってゆう(なんちゅうタイトルや)15分位のテレビ番組を見つけて、試しに録画セットしてみました。

俳優?なのかなあ、ヘンなオッサンが大正時代っぽいファッションで「ワザとら」に山中で迷った風を装い、あ、あった!みたいなトコでカメラ切り替えると、砂利道とはいえ、ちゃんと道路に面してるし、クルマだって駐まってるじゃん。
これだけでもう減点 20。
次に、そのオッサン、箸がちゃんと使えない!減点 50!
もー、問題外だなっ。「食」の番組でロクに箸も使えないヤツなんざ、画面に出すんじゃねえ!とツッコんでしまいましたが、そのせい(?)でカンジンの紹介されたお店にも、ついツラく当たるのねん。

まず、日本酒を出す。こりゃまあ、酒好きもいることだし、目クジラ立てるほどのこっちゃあないです。
が、しか〜し!酒の肴は「一切」無し!アテもツマミも突き出しも塩すら無し!?
な〜にを考えてんだあ?このオヤジはよお。蕎麦の味に専念していただくためだあ?なら酒出すのヤメろっ!

蕎麦は「もり」一種類だけ?まあ、それも良かろうて。挽きぬきと挽きぐるみの2種類あります?なら、そう書かんかいっ!
で?この量で 1,200 円だあ?
山梨の山ン中でこの値段かい?
そのぶん味が、なんてリクツは通らねえぜ。ものにゃあ「分相応」ってもんがあるんだ。蕎麦は蕎麦、いくら借金があるか知らねえが、それを全部お客さんにおっかぶせようってなあ、了見違いってもんだぜ。

だいいち、なんでえ、そのナリは?
作務衣なんざ、寺で修行してる坊主が着るもんだ。冗談じゃねえ。
お客さまにお見せしちゃあいけねえ格好なんだよ。
それが、ナニ勘違いしてやがんだか、近ごろ、旅館の仲居までそのナリで客前に出て来やがる。
いけねえなあ。
たいそうなお代をいただいてんだから、ちゃんと着物でお迎えしろってんだい。
それにしても汚え字だな、おい?
筆もきちんと使えねえんなら見栄はらねえで、ヒトに頼みな!
それに後ろの軸はなんでえ、そりゃあ絵なんてもんじゃねえぜ。そんなもん、さっさと外しちまいな!なんでも飾りゃあいいってもんじゃねえや。
なんだあ?おまけに、不定休だあ?やれやれ、ずいぶん客もナメられたもんだぜ。こんな店あまやかしてる客のツラが見てみてえもんだ。
!!!!!!!
と、久しぶりのムカつく「素材」発見でございました。

で、ムカつく、っちゅーよりは「フンっ!」って感じなのが、ルイ・ヴィトン開店のニュースでしょねえ。
オープン限定商品を買うために3日前から並んでる、とかゆう行列をワイドショーで取材してましたが、その映像を本社のお偉方が見たら、きっと嘲笑したでしょね。
地べたに座り込んで(!)オープンを待っている日本人くらい「ルイ・ヴィトンにふさわしくない客」はいない!って。
ま、同社にとっちゃあ日本はスゲ〜お得意さんらしーから、そんなコトは、ゼッタイに「口が裂けても」言わないでしょーがね。

permalink No.142

Search Form