My Love Strikes Like Lightning

Carey Bell


06-03-15 WED.




Alligator ALCD 4854、 Good Luck Man のオープニングを飾るケッコー派手なナンバーでございます。
リズムそのものは「よくあるパターン」なのでございますが、なんかキレがいいなあ、と思ったら、ベースが「あの」Johnny B. Gayden じゃあ〜りませんか!
ま、もっとも彼はこのアルバム全部でベースを弾いておるワケではなく、もひとりのベーシスト T. A. James と分担しております。
で、この曲ではもち Johnny B.(Goode) Gayden ってワケざんす。
まあ、ありきたりなドラム(とは言っても、別にマイナスにはなっておりませんが)は Willie Hayes。
いささか「きゅうきゅう」ウルサめなギターは Steve Jacobs。このひとについてはワタクシあまりよく知りません。なんだかこの音から「だけ」想像するとなんだか白人クサいっすねえ。⋯と思ってたら、やはり白人でした。( YOUTUBE の映像で確認いたしましたが、当時はこんなベンリなもんが無かったもんなあ ─ 2009,08,18 追記)

ところで、同じアルバムからのナンバーで Hard Working Woman(かなり「抑えた」感じのスロー・ブルースで、Carey Bell のハープがじっくり聴けます。ただ、ベースが Johnny B. Gayden じゃなく、もひとりの T. A. James っつう白人なんですが、そのベースはちょっとイマイチ⋯)ってのでは、その Steve Jacobs が一人でギターになるのですが、そこで聴く限りでは、どっちかってえと、サイドにまわったときのほうがいい、って感じはしますねえ。
多少「古くさい」ギターではあるけど、ま、日本に多い、'50 年代 & '60 年代のシカゴ「だけ」を有り難がる「オールド・シカゴ・ファンダメンタリスト」どもにはウケが良さそう。
あ、バックにピアノも入ってます。でもこの音はディジタル音源クサいなあ⋯ってなんだかさっきからケチばっかつけてるみたいですね。
ピアノは Johnny "Fingers" Iguana(イグアナ?本名でしょか?)。

さて⋯ここでの Carey Bell のハープの音ですが、ワタクシ個人の好みとしてはここまで「飽和」してないほーが好きでございます。ま、ギターに「合せて」るのかもしれませんが。
で、やや地味ですが、バックで切ってる Will Crosby のサイド・ギターがなんだか James Brown みたいで面白いです(というか「まんま」)。

南寄りの風が強く、気温もいっぺんに 10 度近く上がったんじゃないでしょうか?
もともと津軽半島の平野部、岩木川とそれに並行する幾つかの水路のある地帯をレーサーで走りまわる、というのがこれまでのメインのフィールドだったためか、まるで運河の国、オランダの選手に多い、という「登りにはヨワいけど、向かい風にはツヨい」ってえタイプ(あ、自分の中で比較すると、ね。向かい風にホントに強い選手と一緒に走ったら「たちまち」ちぎられるに決まってますけど)になってるみたいで、そりゃペースは落ちるに決まってますが、「さほどめげない(ってだけ?)」っつー性格になっております。

今日もそんなワケでちょっと南に向かうと、耳元で渦巻く風の音がウルサいくらいの状態でございました。
それでも、さすがに陽射しの威力はスゴいもので、風になぶられている顔こそ冷たいものの、上体は軽く汗ばむほどでした。
太陽で暖められたアスファルト路面からは、ま、「遠赤外線」とはちと違うのかもしれませんが、それでもどうやら「熱波」のよ~なものがじわじわと輻射されてきてるようで、それがココロを明るくさせているみたいです。
陽が射さない気温 10 度の日、って自転車で走ってると寒さを感じるんですが、陽が射してたら、たぶん気温 5 度でも「心理的には」「キモチいい!」と感じるよな気がします。

それでも、陽の射さない狭い小路で雪が残ってたとこがあって、強行突破しようと思ったら、意外と柔らかくグズグズになっててダメでした。足つき減点!なまじ気温が高いとこーなるのよねー。
しかし、それにしても今年は早くっから自転車で走り回ってますが、これも GIANT ROCK 4400 のおかげでしょか。
例年なら、レーサーのあの細〜いミシュラン・スリックで走ってもパンクの心配が無いくらい路上がクリーンになるまではゼッタイ乗ろうなんて思わなかったもんですが、今年なんて、雪が消えてアスファルトが出てきて、それを辿ってけばそこそこ走れる、って時点でもう乗ってましたからねえ。
雪解け水で濡れた路面だって、そこはスタンディングで超低速で(まるでひとつのセクションででもあるかのよに)クリアする、っちゅう遊び方(?)で楽しんでおりました。
ま、たしかにレーサーじゃそんなことしてたら「なにやってんの?」でしょ。

たとえ「なんちゃって」でも、マウンテンバイクにしか見えない ROCK 4400 だと、バリバリに防寒対策した重装備の服装でも、ミョーにマッチして「さまになる」んですが、それが曲がりなりにも(?)ロードレーサーとなると、やはりあんまり「もこもこした」カッコじゃヤだなあ、っちゅうワガママが出て、ホントに暖かくなるゴールデン・ウィークのあたりまでは、積極的に乗ろう、っちゅう気にならないんですよ。
そこら「かっこつけ」な私の短所っちゃあその通りなんですけど。
でも、今年は ROCK 4400 のおかげで二月の末から自転車に乗ってますから去年より確実に一月半は早い!

ま、それには、昨年の秋あたりから、もうなるべくクルマを使わずに(運ぶモノがあってクルマでなきゃムリなときは仕方ないけど)自転車で用を済ませるクセがついちゃって、それが冬に入ってからも、前だったらクルマで行ってたもんを、歩いていけるじゃん!てな感じで「やたら」歩きまわってましたから、もう寒さに免疫(?)が出来てたっつーか、雪さえ消えたら実際の気温がマイナスだろーが平気で自転車で行けるよになってた、というのが大きいのでしょう。
で、我ながらアキレたことに、冗談抜きで、今年は一度も風邪でダウンしてないんですよ。
ちょっと風邪っぽいかな?と思っても一晩寝るとケロっとしております。
やはりカラダを動かす、って重要みたいで、そこら秋に「あんなに」走りまわった効果か、そのまま冬になってもやたら活動的で「張り切って」歩きまわってたのが良かったんでしょう。
いやホント、別にスパイク・タイヤが無くたって、そのぶん「せっせ」と歩けばいいワケですからねー。

あ、でも明日の予報は「雨」みたい⋯

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