1461 Days & 1460 Nights

Days Gone By


06-04-14 FRI.





本日、この BLUES日記がついに 4周年を迎えました。
先だって、ホーム・ページ Blues After Dark の 4 周年を迎えたばかりですが、ワタクシとしては、むしろこの日記の 4 周年のほーが「感慨」がありますね。
だって、「ブログ」なんてえ概念自体がまだ無かった 2002 年 4 月14日から、一日も休むことなく日に日を継いで書き続けてきた「思考」の記録みたいなものですから、その「連続性」は「 X 周年」なんていう、時間的数量の概念に、なによりマッチするよーに思います。

そこいくとホームページの方は、数を言うんだったらそんな時間的なものではなく、訪問カウンター(って実際には自分でだって相当カウンターを廻してる筈ですから、正確な訪問者数なんてゼッタイ違うとは思いますが)で 1,000 を超えたとき、また 10,000 を超えたとき、そして 100,000 を超えたときのほうが「感慨」がありましたね。
少なくともその回数は、確実にどこかの、誰かの PCのディスプレー画面にこの(って何度もデザインを変えてますから「何種類」もの、ですが)Blues After Dark のトップ・ページが表示されたんだ、と思うと嬉しいと同時に、多少は(あくまでも「多少」ね)ちゃんとしなきゃ、てなセキニン(注;カタカナだってとこが⋯)も感じる、と。

でも、日記は、そりゃネット上で公開されているワケですから、ナニ書いてもイイってワケには行きませんが、それでも、もっとプライヴェートな、それこそ「ちょっと思ったこと」とか、言わばその時々の「思考の流れ」を写しとって行く、という存在です(もちろん、それはワタシの場合は、であって、まったく違う考えだってあるでしょうね)。
ただ、周辺ではいろいろなことがあって、ネット環境ならではの摩擦、あるいは軋轢といったもの、それを目にするにつけ、「日記であること」と「ネット上に存在する」というその二つの要素を強引に結びつけてまったく新しい試みとして 2003 年 7 月から、毎日一曲のブルースを採り上げ、それについて書く、という現在のフォーマットの基本となるスタイルを開始いたしました。

もちろん、そんなものをまったく期待しておられなかった方々もおられますし、事実、そのシフトによって「日記の」アクセス数は一時的にダウンしています。
それでも続けてきたのは、まず自分自身、ブルースを「どう捉えているのか」をしっかり確認し、同時にそれによって、この Blues After Dark というサイトにはどのような「バイアスがかかっている」のかを知っていただく、という「遠大な自己紹介(?)」として、特にブルースのマニアのみなさまにも読んでいただきたかったからです。
その日記から派生して Sly や Elmore のコンテンツがホームページに収容されましたが、そこらは「結果的に」そうなったに過ぎず、最初っからそれを狙って始めたものではありません。
アメリカの公民権運動にしても、また世界情勢にしても、「自分がきっちり知りたい・確認したい」から連動させたものでした。

その公民権運動とリンクさせて連載(?)となってしまった Sly and the Family Stone ですが、どう考えても、それが原因では?という激変をもたらすことになります。
全体をまとめてコンテンツとして収容して少ししたころから、カウンターが一晩で 200 以上、もっとも多いときでは 300 近く行ってたのではないでしょうか?朝、カウンターを見ると、前夜からはかなり進んだ数が表示される、という状態になっておったのでした。
あまりのことに、深夜、おそらく常連さんはアクセスしてないだろう、という時間帯に迂回ページを作り、そちらにはアクセス解析の出来るカウンターを偲ばせて(あ、なんでそんな姑息なことを?と言うと、デザインが気に入って採用したトップページのカウンターは、Tripod 時代にはちゃんとアクセス解析機能もついていたのですが、母体である LYCOS が、日本から「尻尾を丸めて」逃亡する際に、会員ごと infoseek に売り逃げしてしまったため、その日から「ただの」カウンターになってしまったからなのです)、ようやく解析してみると、午前 2 時あたりから、聞いたことのない(あ、最近じゃ「しょっちゅう」なんで馴染みになっちゃいましたが)某 XXXXXXXserch.com と言う IP アドレスが「恐ろしいほど」ダ〜っ!と並んでおり、仰天したものでしたが、どうやらネットで調べてみたらサーチ専門で、しかも、特徴的なのは、そこを経由すると最後までその IP アドレスで残るらしい⋯なんてことが判っても、いまだに「?」だらけなのではございますが、どうも、それ以前と変わった点と言えば、やはり Sly を収容したことで、英語のまま、公民権運動の活動家たちの氏名をすべて表記してある点か?くらいしか思い当たることはありません。

さすがに最近ではその頃のように一晩で 200 以上、なんてアクセスはなくなりましたが、それでも平均すると 100 は超えているようで、相変わらず、いったいなんで?という疑問は残ったまま。
あ、Sly が原因では、というのにはもうひとつ、Elmore を収容したときには、アクセスが増加した、という実感はまるでありません。Sly のときだけ、なんですよねー。
え?Screamin' Jay Hawkins のときっすか?それは「まったくありませんでした!」はい。

さて、この日記の 4 年間ですが、内容的なことばかりではなく、その「カタチ」もまた変遷いたしております。
古くからの読者のみなさまはご記憶されておられるでしょうが、当初の日記は LYCOS JAPAN の提供する「無料日記サービス」ってヤツで、「それなりに」会員も多く、実際、ここの日記内検索をしてて Epiphone と Blues の語句で発見したエピちゃんの Epiphone's Blues にも辿りつき、さっそくリンクをしていただいたものでした。

ところが、その LYCOS JAPAN が日本から逃亡したことで、LYCOS 日記はすべて一括して楽天に移行させられてしまったのでした。
そりゃ、最初から楽天しか知らなければ別に文句も出ないのでしょうが、なんたって、さんざんノリにノって書いた長い原稿に限って、いざアップすると最後のほうが「勝手に」削除されてしまうのです。
そしてデザインのヒドいこと!ユルされた範囲でどういじっても、イヤらしい広告バナーがゼッタイに外せない、とかちょっとサイズの大きい画像がアップできない、また画像のアップのしかたがロクでもない、などスグに嫌気がさしたのですが、では替わりに、というこれという日記サービスが当時は無く、やむを得ず移ったところは、デザイン・文字数はまあいいとして、困ったことに個別の記事にアドレスが無く、古い記事を見ようとすると、最新の記事から「遡って」行かないと辿りつけない、という今では考えられないような野蛮な(?)システムでした。

ついに堪忍袋の緒が切れて、HP と同様、infoseek にページを設けてみたりもいたしましたが、それもメンドーだなあ、と思ってたときに出会ったのがこの Excite のブログだったのです。
デザインもモンドリアンのパターンで見やすく、個別の記事にアドレスはあるし、個別にコメントは出来るし(でも、実際には当時、悪質なスパム書き込みが多かったので「禁止」にして別に bbs を設置しちゃいましたけどね)、日記内検索もあるし、画像もアップしやすく、編集もラク、と全ての面で合格点でした。
そこで過去に遡って、すべての日記を回収して Excite に移し始めたのですが、その作業の過程で、なんと、楽天が、連続したほぼ一週間の日記を「紛失」していることを発見しました。
もちろん「消えてしまったもの」が復元できるハズもなく、その日記は永久に「失われて」しまったのです。そのまま自転車に関した部分だけは楽天に残しておきましたが、このときから、楽天には「信頼できない」という印象があり、いつかは脱出しよう、と⋯

ケッキョク、自転車のブログも、この Excite に移してしまったのでした。

permalink No.1453

Search Form