Aomori Blues Fes.

Billy Branch Again!!


06-04-19 WED.




すでにお聞きおよびの方もおられることとは思いますが、今年 7 月に青森市で行われるブルース・フェスティヴァルには、昨年と同様、Billy Branch and the Sons of Blues が招かれることが決定した模様です。
なにしろ、昨年の彼らの演奏が非常に好評で、会場周辺では、来年も彼らを!って声がかなり出ておりました。

とても色彩豊かな、表現力に溢れたハープは、ブルースのファンばかりか、あまりそちらには興味が無さそうな聴衆のココロもしっかりと捉えたようで、様々な層から「今年のは面白かった!」という反応があったほどです。
さらに、メンバーに丸ちゃんと Ariyo、という二人の日本人がいる、ということも、これまでとは異なる印象を持たせたようで、やはり親しみ、という点では彼らの存在が大きかったのでしょうね。

ただ、もしかすると、遠くからおいでになる方などでは、去年と同じだったら今年はいいや、なんてパスしちゃうひとも出てくるかもしれない、ってシンパイもありますが、それでも、主催者側としてみたら、去年の好評を今年の新たな動員増に結びつけることが出来そうだ、という点でメリットはありそうです。
実際、去年のフェスティヴァルが終わった後、いやあ、来れば良かったのにぃ、今年は凄い良かったんだよ!というフレーズが相当、飛び交っていましたからね。
間違いなく、今年は誘いやすいのは確かでしょ。実際に観ているんですから説得力がちゃいます!
もうこうなったらいっそのこと Billy Branch and the Sons of Blues の全員を名誉市民にしちゃって青森=シカゴの親善大使扱い、メインの「ホスト・バンド」化しちゃって、そこにプラス Taildragger(入国審査を通らない?)なんてえゲストを入れる、っちゅースタイルが出来たら、それはそれでいいのかも、って気はいたします。

現在のところ、二日目である 7 月22日(土曜日)は昨年と同様に青森市の陸奥湾沿いの公園で行うことが決定しているようですが、その前日についてはまだ未定のようです。
昨年は弘前側に山ひとつ超えた浪岡というところのスキー場で一日目のライヴでしたが、さて、今年はどうなることか?

なんだかとっても久しぶりに公園のなかを通ったら、「さくらまつり」の観光客目当ての露店を設営してる真っ最中で、普段は一般車の通行できない園内を、資材やら商品やらを満載した軽トラックなどが右往左往してて、いつものつもりで土塁を回り込むとクルマがいてビックリしたりします。
一応どのクルマも時速 10km 以下で「しずしず」動いてますんで、激突するよなことは無さそですが。

そんな「落ちつきの無い」園内ですが、なんと、けっこー観光客らしい方々が歩いておられるんですよね。
もちろん、園内の桜は、ようやく蕾が「その気に」なってきてるかな?って程度の状態ですから、まあ実に殺風景なこと「おびただしい」のではございますが、唯一、桜花爛漫の時節には、その花の盛りに遮られて見えなくなってしまう城郭が、よく見透かせるとこなど、これはこれで面白いかも、でございます。
このところ、なんとか気温も 10度を上回り、次第に開花へと歩んでいるのでしょうが、ほぼひと月先行している東京での桜、期間中に「もの凄~い」寒い日があったそうですから、ここ弘前でも、夜などメチャメチャ寒い、なんてことになるかもしれませんね。

ところで大江戸組のご一行様が弘前を訪れる 5月のアタマ、はたして桜は残っているでしょか?
それだけが目的ではないにしても、出来たらちょっとは楽しめたらいいですよね。



こちらは公園の北側の濠に沿った通りにある古くからの商家です。
面白いのは、動態保存⋯ってのを家屋に対して言うのはヘンなんですが、ここ、決して「保存された」建造物ではなく、現在も営業している「現役の」商店である、というところじゃないでしょうか。
もちろん、観光客には内部の見学もさせてくれますが、「生きている」姿として見ることが出来る、というのは実に恵まれたことかもしれません。
最近では「防災面」などから、防火基準やら耐火基準なんていう規制によって、全木造となるとなかなか維持が困難になるケースが多いそうですが、ここはなんとかこの形態を持ちこたえてほしいものです。

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