Tell A Whale of A Tales

Wynonie Harris


06-04-29 SAT.




やっぱり数ある CD の中には、買ってきてすぐ、一度は聴いたけど、そのときの印象がイマイチで、それ以来、ほとんど聴いてない、っつーのが出てきますよね。

これも、どっかのバーゲンで買ったよに記憶してるんですが、フツーなら誰それのが聴きたい!ってんで探して見つけると買う、ってスタイルばかりでして、だから、ぶらりと CD 屋さんに入って、なんか面白そうなのがあったら買おう、なんて習慣はまったくございません。
そのせいか、これみたく、ゼヒ聴きたいってのは入ってなさそだけど 500 円だったら買ってもいっか?なんて「不純な動機」で買ったモノって、まったく「覚え」がよろしくなくって、今回も例の CD ツイン・タワーのかな〜り下の方で重圧にあえいでおるこの CD、久しぶりに出してはみましたが、ん〜、どれもこれもスカ〜ンと来ないんですねえ。
でもまあ、せっかく陽の目を見せてやったんだし、タマにゃあ BLUES 日記にも登場さしてやんないとかわいそうだよねー、つうことで、今回、ちょっと耳にとまったのがこの Wynonie Harris のマイナー系ブルース Tell A Whale of A Tales でございます。

おそらく白人と思われる女性コーラスの一団を投入して、スキャットでバック・グラウンドを形成させ、その上で Wynonie Harris が「世慣れたふう」に朗々と唄ってゆくのでございますが、まあねー、彼にゃあワルいけど、こゆのだったら、やはり Screamin' Jay Hawkins っちゅう「とんでも」なライバルがいますからねえ⋯
どうしても物足りなさばかり感じてしまう。
とは言っても、それ、彼にはなんのセキニンも無いんですけどね。
たまたま Screamin' Jay Hawkins に骨の髄まで冒されたワタクシなんぞに採り上げられたのが身の不運っちゅうもんでしょか。

Atlantic Blues Vocalists ってえこのアルバム、いろんなひとが収録されてまして、ま、そこそこイケるのも入ってはおるのですが、すでにソロ・アルバムで採り上げちゃったのもあって、そこらがまあ V/A ならではなんですが、全体に「やや」ワタクシの好みのブルースってえゾーンのセンターからはズレてまして、一部、「やや」どころか、ちゃんと(?)ハミ出しちゃってますけど、そこらはいたしかたないところでしょ。
はっきり言ってこれ、500 円で得した、ってえ感じじゃないですね。
「うん、そんなもんでしょ」ってなとこかな?
やはり、これからは安いからってミョーな V/A 買うのはヤメよっと。

ストーンズのナンバーでブラウン・シュガーってのがありましたけど、それってもしかしてこの黒糖のことなのかなあ?ま、そこらちと定かじゃあないんですが、とりあえずここで言うブラック・シュガーっての、例の「黒糖いなり」のことです。


今日は五所川原に行ったついでに(あ、クルマです)黒糖いなりを買ってまいりました。
もう見るからにダークでやや大きめな黒糖いなり、糖分が多そうなテカテカした表面からして、いかにも甘そうですよ⋯
画面右側の筒状のがいつものおいなりさんで、こうして見ると、その太さちゅうか全体のヴォリュウムも「かなりな違い」がありそうでいいですねえ(?)。

まずは期待の黒糖いなり⋯ですが。
あら?見た目(?)ほどは甘くはありませんねえ。つ〜か、やや醤油が勝っているかのようなキリっとした味、で見た目の印象とはちょと違っておりましたよ。
そして「ついでに買って来た」いつものいなりは見た目だけじゃなく、全体に「もっとも標準的ないなり」感があって⋯あら?なかのご飯はしっかりお酢が利いてるように感じるじゃないの!
どうやら黒糖いなりの後で食べてるから「そう感じた」のかもしれません。
あ、もちろん、どちらもなかの酢飯に紅ショウガは混ぜ込まれてはおりません。
冷静に味わってるとマズい、っちゅうワケではないんですけど、やや「これでなきゃ」ちゅう存在感ちゅうか「個性」みたいなものは薄い。と言えるかもね。

五所川原、エルム街のは「たごさく」とかゆう全国展開してるチェーンらしいのですが、キリっとした「ストロングな(?)」黒糖いなりが好きな方にはいいかもしれませんが、やや「塩分」が前面に出ているせいか「飽き」が来やすい感じですね。
普通の「おいなりさん」のなかにこれが一個だけ混じってたら楽しいけど、全部これだとちょっと⋯
そこいくと弘前の中三デパ地下の黒糖いなりは、全部それでもいっこうに構いません、てな違いでしょか。

ところで、五所川原では「ついでに」輸入物の食品店で面白そうなのがあり、ついついよけーなものを買ってきてしまいました。
生クリームを多用した(?)パウンド・ケーキだとか、コーヒー風味のバウムクーヘン(1/6)、そして「洋ナシのブランデー」入りのチョコ。
ん〜?洋梨のブランデーってなんじゃ? え?ブランデーってのは果実から発酵させたのから蒸留した酒のことなの?⋯そっか「普通は」葡萄から、ってだけだったのか⋯
あ、全然カンケ〜無いけど、山形のラ・フランス酒(梅酒的なののラ・フランス版か?)ってのは美味しかったな〜。まだブログ始める前だったから記録として残ってないんだけどさ。

エルムのカルディはコーヒーや紅茶の他、食品なんかも「なにそれ」っちゅうのが並んでて、見てるだけで面白い(つ〜か「見てるだけ」だから面白い?)ですねえ。

輸入もののお菓子はかなりありましたけど、そのへんの詳しいことにはちょとヨワいので、どれも見た目からの「カン」を頼りに買ってきてます。一種のギャンブルですね。

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