O-Futon Jazz...

How about the Blues??


06-04-30 SUN.




なにげなくネットをさまよっていたところ、ここ、地元の弘前で「おふとんジャズ」なるサイトを運営されている方を発見してしまったのでございます。と言っても、こちらのサイトそのものはワタクシの Blues After Dark なんぞより歴史も古く、5 年も早く開設されておられるのですね。
どうも、任地が弘前になって、ここに来てからは三年目のようですが、ずっとサイトを維持しておられたようです。

本来(?)は「ジャズギター教則サイト」なのだそうでございますが、そちらの本流はさておき(あ、もちろん、そっちもちゃんとしておられると思いますよ。理論とかにヨワいワタシには「たぶん」としか言えませんが)、「屋根裏」と称されるオマケ(?)部分が実に楽しいのですねえ。
「鈍器論」と銘打って楽器のあれこれを語り、さらに電気系に話は及び、「コラム」などもあるのですが、しかしなんと言っても爆笑ものは「ギタラ族の生態」でございましょう。
もう、あまりのオモシロさに全文を転記したいくらいでございますが、それでは他人の著作物にたいする「侵害」になってしまいますので、ホンの一部だけと言うことで⋯
まず、サイト関係ですが、ここではギター関係サイトということなのでしょうが、そのまま「あまたの」ブルース・サイトにも適応可能と思われます。

強大なページの管理者はたいてプライドが高く、根性がゆがんでいるため⋯

ぎゃはははは!「根性がゆがんでいる」!いいですねえ。
つまり強大なサイト同士はあまり仲良くならない、ってことを説明してるくだりなんですが、ミョーに説得力があります。
あ、もちろん、ワタクシとことリンクしていただいてるサイトではそんな方はおられませんけどね。

いえいえ、とんでもない、ウチは強大サイトなんてもんじゃありません。ま、弱小ってのとも違うでしょが。
⋯ん?誰だ、いま小さな声で「悪徳サイト」っつったの?
それはともかく、面白いのは「ブルース族」のくだりです。

オタクの域に達したブルースマンは必ず生き延びる。(中略)ギターや自転車を互いに盗み合い ⋯

ここでまたまた不覚にも吹き出してしまいました。
特に名を秘す Otis Rushフリークの某 Hクンは弘大在学中にミゴトに三台もの自転車を次々と盗まれ、「世の無常」を思い知らされておったものでしたが、それを鮮やかに思い出してしまったじゃないの!
さらにブルース族の特徴として列挙されておられるのが

周囲を物色するそのイヤラシイ目つき、常日頃の不真面目な生活態度、外見の汚さ⋯

いやもう、笑い過ぎで涙が出ました。
ここで言う「イヤラシイ目つき」ってのは、まったくエロ方面ではなく、なんかこっそり持って帰れるもんは無いか?あるいは、いわゆる専有離脱物は無いか?っちゅうモノ欲しげな視線のことでございましょう。
さいわい(?)ワタクシの周囲の自称ブルースマンどもは、どうやらそれからすっと「やや」半端なブルースマンらしく、そこらがどうやってもイマひとつディープな(うくく)ブルースが出来ない原因になってるんだな、きっと!

おまけにタブ譜つきで、チョーキングの際の顔面のありようまでが懇切丁寧に指導されており、いわく

一人前のブルースマンになりたければ、ブルースを顔で弾けねばならぬ

ぐわっはっは!!
これさえマスターすれば、塚本のハウリンバーのセッションでも、大向こうから「あほ〜!」と声をかけていただけるリッパなブルースマンになれる、ってえものでございますよ。
なんたって、『1.首を回す角度と速度』なんて項目まであるんですから。

ところでサイト名の「おふとんジャズ」その由来もちゃんと説明されておられます。
ジャズ・ギターになんてまったく興味がない方でも楽しめるとこがイッパイございますので、ゼヒいちど訪ねてみてくださいませ。

http://bad4ever.web.fc2.com/offtone.html

弘前公園ではなく、自宅に近い街中の小学校の敷地にある桜が咲き始めております。もちろん公園よりも早く咲くんですねえ。
じゃ公園の外濠でいっちゃん早いとこは?ってえと、全体ではまだ「蕾の色」が支配的です。
それでも、昨日っから意外と気温が上がっておりますから、多少は加速されているかも?
日中なんて自転車でブっとばしてると汗ばむくらいですから。

そして、外濠ですらそんな状態ですから、園内ではまだまったく咲いてないハズですが、それでも前から日程が決まっていたのでしょう。弘前大学の寮のみなさんが様々に仮装をこらし、花見のために街中をタイコ叩きながら行進しておられましたよ(どうやら、その仮装大会みたいな「花見」は、その寮の伝統行事らしいです)。
それでは、とこちらはそのような喧騒を離れ、追手門広場とやらに隣接する、旧外国人宣教師館内で営業しておるカフェでひと休みすることといたしましょ。
ここははるか以前に某ミニコミに関係していたときにじっくり取材したことがあり、現在ではその時とは違い、建設当初の姿に復元された、とのことで、多少内部も様変わりしておりました。
現在では宣教師一家の暮らしぶりが判るように家具も配され、バスルーム以外は公開されています。階段の踏み板などの乾燥によるものか、もろ「ウグイス張り」化してて、これじゃゼッタイにドロボーも忍びこめませんね。

一階で営業しているそのカフェでは、なにやらお弁当などもメニューにはあるようですが、ま、園内の仮設の食堂などよりは落ちついて食事が出来ていいかもしれません。ワタシだったら食べないけど(だって田澤食堂に行くもんね。食べるんなら)。
どこかで見たような桜のモンブランとアイス・ティー。お味は合格ラインですが、特にこれ、という個性までは無いようです。
ま、もろ観光客相手(?)でしょうから、これはこれでいいのかもしれませんが。

ホールで働く方々は、その服装が決まってる割りには動作がガサツですが、それはまつり期間中で忙しいからでしょ、きっと。

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