見えない都市
02-09-07 | | ここんとこ、この日記を続けて読んでおられる方なら、すでに御存じのとおり、横浜でオールディーズ、ロック、そしてブルースの HP「Joyful net Japan」を開設しておられる某氏が、弘前に遊びに来てました。
今日は朝いちで、まずコンビニから荷物の発送をして、ついでに朝食も摂り、それから弘前公園そばの歴史的街並み保存地区、「仲町」を通り抜け。 さらに岩木山に向かいましたが、山腹から上が厚い雲に隠されてて、え?山ってどこ?状態です。これでは岳高原は霧の中のハズなんで、農協の直売所に行ってみましたが、彼がキョーミを持ったカンジンの「津軽漬け」が無いじゃあないの。 まだデパートもスーパーも当分開かないんで、直接、製造元にのりこんでみたら、ちゃんと開いてました。気に入っていただければいいんですが。
一度、荷物を整えに帰り、10時すぎに来た「ぷ」さんと一緒に「りんご公園」へ。 ここにはりんごに関するお土産が「考えられる限り」集められてて、ジュースやクッキーなどの食品から「りんご娘(?)」姿のキティちゃんまで実にモノ凄い品揃えなんですよ。 また市街へ帰って、3人で早めの昼食は、おススメの三升屋で最新ヒット?の担々ツケ麺&水餃子です。芝麻醤ベースの熱いスープに、冷たい胡麻麺をつけて食べるんですが、ここんとこハマりまくってるヤツなんですよ。 うん、彼もどうやら気に入っていただけたごよーす。
午後1時、無事に盛岡行きの高速バス「ヨーデル(なんでやねん?)号」に搭乗、手を振って消えてゆきました。いる間じゅう、あちこち連れまわして彼のオリエンテーションを混乱の極みに追い込んじゃいましたねえ。 ワタシは、フダンから「アイツはまともなルートを通らない」なんて言われてますからね! 彼のアタマの中の弘前フィールド・マップは「とんでもなく奇っ怪な」様相を呈しておることでございましょう。 と、ゆうワケで、彼に弘前ってどんな街だった?などと聞いてはなりません。 彼のクチからは、とても「ありえない」都市の姿が立ちあらわれて来るでしょう。 LE CITTA INVISIBILI(「見えない都市」/ Italo Calvino /河出書房新社)でのフビライ汗とマルコ・ポーロの相克を思わせる「困難」がここにも⋯なんちて、そんなたいそーなもんでもないか?
その彼も横須賀線の車中から「もうここまで来ましたよー」ってメールを! あらあ?どうやら無事に着きそうだなあ、つまら⋯ おとと、良かったざます!
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