Wet Wet Wet

JEEBA-
MIMASUYA-
HISAOAN



06-05-05 FRI.




そりゃまあ、確かに弱い雨がときにしょぼしょぼ降ってはおりましたが、本日のタイトルはそのことだけではございません。
ま、正確には「ノドを湿らす」の方が比重としちゃあ大きいような気もいたしますよ⋯

大江戸ご一行様の爆食ツアーも本日が最終日程でございます。
もちろん朝いちは CAFE JEEBA でみんな揃ってモーニング・コーヒーなのでございますが、清算を終えて店を出て行く間際に、「この方々は今日で JEEBA にお別れなんですよ」と教えたら、「え〜そうなんですか?」と驚いてくれたおねえさん、なんとなくホっとしたよな表情が一瞬よぎったよな気がしましたが、もちろんそんなことぁないですよね。うん、気のせい、気のせい!

そっからは郊外のリンゴ公園に向かいますが、モチロン公園の傍を通るルートはすべて渋滞の嵐でございますから、弘前におけるもっとも「ワケわからん」抜け道の権威、このワタクシが HONDA Beat で先導してブジ、郊外へと抜け出します。
途中、佐藤餅店の店頭をチェックいたしましたが、残念!「おいなりさん」は無いようです。
リンゴ公園の売店の「なんでもかんでも無理矢理リンゴ(?)」っちゅう、ともかくリンゴにカンケーした商品は全部揃えてみました、ってとこでは、あの「対決列島」でお馴染み、青森県対決で登場していた「気になるリンゴ」を外すワケにはまいりません。

そして次は津軽漬の鎌田商店ですが、ここにはどしても渋滞を突っ切る必要があり、その区間だけは少しトロくなりましたが、それでも案外いいペースでスケジュールをこなしてってます。
さらにそっから今度は城東の「クロワッサン」のケーキを「見に」行きます。
え?ホントに見るだけか、って?
ええ、ええ、そりゃそのつもりでお連れしてるんですがね、なんですか出て来たときには荷物が増えてるひとがいた、なんてのも、ワタクシの目がヘンだったんでしょ、きっと。
さらにシュクレとロイヤル・ホテルの両ベーカリーを「見に」行ってまいりましたが、なんですか「ありがとうございました」ってえ店員さんの声が聞こえたよな気がいたしましたが、それもたぶん「幻聴」でしょう。きっと昨日の疲れが出たんだな。
⋯とさんざ「いたぶって」空腹感も盛り上がったところで、みなさまのリクエストによる本日の昼食ポイント「三升屋」さんに押し掛けます。

今回は他のお客様もおられましたので、奥の一角にギュウ詰めで 7人がひしめきました。
そして今日のハイライトは「塩中華」でございましょう。
それを頼んだきむきむ及びマディ男の二人ともが、「これはこれまでの生涯で出会った、もっとも美味い塩中華である!」と宣言してましたからねー。
またアヤ会長は黒胡麻坦々麺にいたく感動しておられました。十字屋さんとコーちゃんはフツーの「中華」をオーダーし、「頷いて」おられました。
その我々の後から「 九人です」っちゅう旅行者らしき一団が現れ、やたら塩中華を頼んでおられましたが、どうやらその言葉などから、このヘンの方々ではなく、たぶん「はるばる」三升屋のラーメンを訪ねて来たようでございます。スゲ!

さて、ここが終わった時点で、そのあまりの爆食ぶりに、ワシゃとてもついて行けん!もうカンベンしてくれ〜、と脱落(ウソです)した十字屋さんはこっから先は単独行となるのでございました。⋯達者でな!

残る五名を引率するワタクシは次に一行を黒石にと案内いたします。そ、もちろん、ぶぅちゃんリクエストの試飲大会ですがな!


場所ももちろん前回と同じ「初駒」。試飲の体勢に入った一行をその場に残し、ワタクシひとり、ちょっと先にある「沖野餅店」に「おいなりさん」のチェックに向かいます。
アヤ会長も、「おゆうさんにおいなりさんを買ってってやりたい」と実に優しい発言をされておられましたから、行ってみたのですが、ああ!またしても!
カウンターの上には「おはぎ」などは並んでいるのですが、「おいなりさん」は「無い」のでございました。
痛むココロを抱えて初駒に戻れば、試飲もまさに佳境、候補を次々と絞る段階に入っておりました。
それぞれが決めて発送の手続きも終え、さあ、前町って古い街並をサンポするよ〜!とまたクルマに乗り込んで発進いたします。⋯と、なにげなく見た沖野のカウンターの上、右端に「さっきは無かった」おいなりさんらしき「黄金の輝き」がっ!急停車したら一行の乗ったレンタカーに突っ込まれますから角を曲がったとこで緊急停車し、アヤ会長に急を告げるとふたりして沖野に走ります。
おおおお!さっきはなかった「おいなりさん」が今は二つ並んでいる!
さっそくアヤ会長がひとつ買い求め、急いでクルマに戻ったのでした。
ああ、これでおゆうさんにも念願の「沖野」のいなりが!とヨロコんだのでございます。
がっ!


ああ、なんと言うこと、その先にあのような悲劇が待ち受けていたとは⋯
その真実はきっと今ごろアヤ会長自身によって、おゆうさんに告げられておることでございましょう。
おゆうさんにはそのかわり、中三の五目いなりが届けられておるハズでございますが、いっしょに黒糖⋯あ、なんでもありません。

ゆっくりと古い街並を散策し、とちゅう「美味しいもの」をつまんだりもしてましたが、そろそろ、っちゅうことで、いよいよ今回の爆食ツアーの大トリ、蕎麦の「ひさお庵」でございます。
まっこと嬉しいことに、みなさま、たいへん気に入ってくださり、それでこそお連れした甲斐があった、と言うものでございますよ。


さて、楽しい時間ほど過ぎ去るのも早いもの。
とうとうお別れの時間がやってまいりました。
黒石から青森空港に向かい、レンタカーも返して清算し(途中、一名ほど「大ドジ」を踏んでおったのですが、ホント期待を裏切らないなあ)、最後に空港の売店で「最後の」お土産チェック!
そしてついに!あの気になるリンゴと対をなすリンゴまるごとバウムクーヘンも発見し、へっへっへと不気味に笑うアヤ会長⋯

夜 8 時ころ、みんなはゲートに入って行きました。
まだこの時間じゃ押上に着いてないよね、きっと。

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