Five Long Years

Lazy Lester


06-05-11 THU.




Five Long Years ってえと、あのこってこて(?)の Buddy Guy ヴァージョンなんてのがかなり印象的ではございますが、でもワタクシ的には(ってフレーズ、タマに使ってみたかったんざんす)Junior Parker のがお気に入りなのでございます。

ところで、自分でもブルースをやってる方なら判っていただけると思いますが、この曲、やろうと思えばいくらでもヘヴィに、はたまたドラマチックに、あるいはコミカルにだって仕上げられそうなんですが、そこらで「どう振ったか」がその方の人生観みたいなもんまで反映しちゃうよな気がいたします。

それで行くとこの Lazy Lester の Five Long Years、いいですねえ。
どれ、こいつもイッパツ行っとくか?みたいな「思い込みの無さ(?)」っちゅうんでしょか、まるで「どーだっていいじゃん!所詮は歌さ」みたいな身軽さ。
で、それがまた彼の魅力になっちゃうんですから、実に得なキャラクターですよね。
逆に彼にしんねりと、あるいはじっくりとなんぞ唄われた日にゃあ、それこそ「期待を裏切ってしまう」てなもんでしょう。
この独特の「身を入れない」ヘッヘッヘてな「ひとごと」感がミソですからねえ。
彼が唄うと Five Long Years ってのがせいぜい 5 日くらいにしか思えないっちゅーのが実になんともスバラシい(のか?)。

1988 年の Alligator AL 4768、Harp & Soul に収録。
ギターは Kenny Neal と、曲によって Robert "Towncrier" Thomas、Ernie Lancaster、Pete Carr が参加。
ピアノは Teo Leyasmeyer か Lucky Peterson(彼のピアノに特徴的な独特の「コロコロ」感がヨワいよな気がするんで、このピアノは Teo のほーかもしんない)、ベース Bob Greenlee、ドラムが Floyd Miles または Denny Best となってます。
で、Bob Greenlee の参加で想像できるでしょうが、と〜ぜん Kingsnake での作品ね。


ROCK 4400 で郊外のスーパーの近くまで行ってたので、水分補給に寄りました。
500ml のペットボトルを手に出て来たら正面にきれいに伸びる飛行機雲。

なんだかじわじわと「初夏」なんだなあ、と感じた一瞬でした。
特にクルマで来てるひとなんてけっこー半袖のTシャツ一枚、なんて上半身で出てきますからね。
そして私もかなり汗をかきました。
こうなると、かえってこの風の強さが嬉しいくらい。

信号で止まったとき、適度に冷やしてくれますから。

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