Bending Like A Willow Tree

Albert Collins


06-05-15 MON.




Alligator AL 4752、Cold Snap では Cash Talkin' と、これの二曲が Johnny "B, Goode" Gayden のスラッピング系のベースが轟音をたてちょる(?)ワケですが、昨年 11月に紹介いたしました Cash Talkin' がなんと言ってもサイコーの出来なのでございますよ。
でも、それに続くこの Bending Like A Willow Tree だって、なかなかどうして、例によって Johnny B. Gayden が、ややパターンっぽいとは言うものの、ベースでゴリゴリと爆雷攻撃(?)をキメてくれます。

もちろん、この曲では彼のベースばかりではなく、二重録音でしょか、左右に別れた二種類のサイドを入れてる Mel Brownのギターのリフだって、一貫したパターンを繰り出しております。
そして時たま効果的なフィルを入れてくる Jimmy McGriff のハモンドもまた利いてますねえ。
でも、なんと言っても、このリズムをフルに活かしてるのはやはり Casey Jones の「サウンドとしちゃヘヴィだけど、プレイとしちゃ意外と腰の軽い(?)」ドラムでしょ。
このキックの録り方なんて、モロ「現代の」アレンジメントですよねー。
実にセパレーションのいいダンピングの効いた音造りは 1960 年代までのブルースの「サウンド」とはまったく違ってて、ま、懐古主義者にはウケが悪いのかもしれないけど、ワタシは、こゆ音のほーが「好き」。

さて、ヴォーカルではやたら評価が低い Albert Collins ですが、いちいちそれに「おめえより唄えてるだろ!」なんてツッコむのはヤメました。
これを下手だのなんだのと言うひとたちってのは、どうやら「歌」ってものの捉え方がワタクシとは「根本的にちゃう」らしいんですねえ。それも個性なら、こちらも個性、っつうことで。
ですから、価値観がまるっきり違うんですから「合わない」のあったりまえ。言ってもムダ。Fools never learn...

あ、このヴォーカルがいいんだ!って言えるよーになったら「リッパな(?)」Albert Collins ファン、っちゅうことかも。


今日は用事で板柳まで行きますが、こんなにお天気がいいんですから、ちょっとくらい(って、ホントは「かなり」なんですけどね)風が強くたって ROCK 4400 で自走して行きましょ!
帰りはかなりの向かい風が予想されますが、このところ、スグ列車に頼ってズルばっかしてるので、タマにゃ苦労も、ってんで輪行キットを持って行きません。

リンゴ園は下草も伸びてきて、たんぽぽなどが咲いています。
ただ、気をつけないと、スピード・スプレイヤーってのでたっぷり農薬をかけられちゃうかもしんないので、その音にだけは注意を払ってないとね。
走ってみると南西の風と言ってましたが、南西から西、タマに西北西まで振れてるみたいで、ほとんど左真横から、って感じね。
気温はぐんぐん上がって「暑い」くらいです。



用事を済ませて板柳の小松原菓子店でパンを買って昼食です。
ここのクリームパンが美味しいんですよねー。

帰りはほぼ同じルートですが、さすがに右斜め前からの風は強く、ヨロけそうになることも。
でも、そんなときは旧国道から外れ、堤防工事のための用地(めちゃめちゃダートです!)を強行突破しながら遊んで走ればどうってことないさっ。クルマなんて通りゃしないし、トライアルのセクションに見立ててクリアしてくと、その強い向かい風の区間もいつしか終わってました。

一面のリンゴ園のなかを抜けて弘前に着いたのは「行き」の倍の時間がかかってました。

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