Drown In My Own Tears

Aretha Franklin


06-05-16 TUE.




Rhino 71934、I Never Loved A Man the Way I Love You に収録された、こりゃもうみなさまご存知、あの Ray Charles の「名曲」でございます。
ただ、別に大センセにケチをつけるワケじゃあありませんが、どーしても Ray Charles のって、いわゆる Ray Charles らしさ、みたいなとこに聴くほうの耳が行っちゃって、それがある意味、曲の世界を超えてしまうというか、言わば Ray Charles っていいよなあ、で終わっちゃって、カンジンの曲そのものの印象はそれほどでも無い、なんてことがときどきありまして(なんてのは、まあ、ワタシだけなんでしょが)、その同じ曲を他の人がカヴァーしたのを聴いて、ああ、こんな曲だったのか!なんていうことが何度かございました(って、それもワタシだけなんでしょが)。

そんな Ray Charles のエスプリを逆手にとった、コーラスとのコール&レスポンス形式のナンバー( Hit the Road, Jack や I Can't Stop Loving You など⋯)だと、もはや彼が最強てな感じがするのですが、そーじゃなくて、この Drown In My Own Tears あたりだと、この Aretha Franklin や Percy Sledge、さらには Derek Trucks Band(!)などが演奏してるほうが「曲」が活きてるような気がするのですが、いかがなもんでしょ?
もっとも、この曲はジョー・コッカーやらステーヴィー・ウインウッドなんてとこや、ワタシにゃあ「けっ」としか思えないよなのまでが採り上げておるのですが、そんな中ではやはりこの Aretha Franklin のはひときわプレゼンスがあります。

もうなんだったら全編アカペラでも行けちゃうんじゃないか?と思えるような「強い」その歌声は視界ならぬ「聴界(?)」を埋め尽くし、横溢し、奔流となって、その曲の描き出す世界を独特の手応えをもって現出させる⋯なんて言うとホメ過ぎかな?
しかしまあ、やはり Aretha ってスゴい。
⋯なんて「なにを今更!」なんてもんでしょうが、スゴいもんはスゴい!



今日もまたなんていいお天気でしょう!
午前中に仕上がった WEB ページのデザインを持ってクライアントのとこに行くと、責任者である息子さんのほーが急用で外出しており、昼頃に、てなことでしたから、それじゃ、とヒマつぶしも兼ねて、昨日の板柳のリンゴ公園で気になってたリンゴの花の開花状況もチェックせにゃ(って別になんの担当でもないんですが)、とまたまた弘前のリンゴ公園に向かいますが、ヒマつぶしったって、そことずいぶん離れてるんですけどね。
ま、そこら、このいい天気のせいでございます。
で、例によって佐藤餅店を通りがかりに覗いたら、おっ!山積み!

なんなんでしょうね?買えないことが多いからなんでしょか、あると「とりあえず」買っとく!ってのがもう習慣になっているみたい⋯

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