I Smell Smoke Michael Burks 06-05-24 WED. | 今年 2 月には、1980 年代以降の Chicago を代表する(なんて言うと、「ワシゃそんなもん死んでも認めんぞ〜!」っちゅう声が聞こえて来そうだけど、たぶん気のせいでしょう)あの Dion Payton のヒット、All Your Affection Is Gone でイキのいいプレイを聴かせてくれた Michael Burks を採り上げましたが、今日の曲は、その All Your Affection Is Gone の収録されたアルバム、Alligator ALCD-4892 のタイトル・チューンそのものでございます。 曲全体の構成など、あからさまに All Your Affection Is Gone に「似せて」る感じがあり、どーみても影響モロ、っちゅうとこなんでしょうが、しかし、イントロあたりではもっと音数を抑えたさらにファンキーなアレンジで多少の「独自色」は出そうとしてるんでしょか? 重量感のあるベースとシンクロしたヘヴィなドラムがさらに枯渇感を煽り、なんでか冷えたビールをグイっといきたくなりますねえ。 この Michael Burks のギターは、やはりここでもヴェクトルとしては「弾きまくり」系なのですが、この手の曲では、それが「自然」⋯なんて言ってる段階で、ワタクシがすでに「この線」にすっかり「洗脳されちゃってる」ってのがお判りでしょね。 ま、それこそ '80 年代以降の、ロックのクリシェを自然に持ち込んだ轟音系・爆音系のブルースってのを「ブルースとして」愛せるかどうか、ってのが「生きたブルース」派と「化石ブルース」派の識別点のひとつかもしれませんねえ。 ここ、日本では、それも特に自分ではブルースを演奏なんてしない「聴くだけ」のブルース・マニアに顕著なように思われますが、そういう大音量のブルースってものを「堕落した」あるいは「汚染された」などと蔑視するのが「良識」である、とするような風潮があるようでございます。 ブルースだって時代とともに変化してくのが当然なのにね。 ところで、聴くだけのマニアじゃなく、日本でもブルースを演ってるひとってかなりいますけど、どうやら圧倒的多数は 1950 年代および 1960 年代の、いわゆる Chicago、ってヤツばっか、て気がしませんか? ま、別にダメとは言いませんけど、なんだか「そこにしかブルースは無い」みたいな視野狭窄、ってのはつまらないですねえ。 マディやジミー・ロジャースを神のごとく崇め、それだけなら「微笑ましい」で終われるのに、その演奏をそのまま「なぞる」。ミスまで含めてカンペキに「なぞる」。オリジナルがそうなってるから、と一小節足りないのも真似する。 何度も言ってますが、「コピー」なんて「もっともブルースから遠い」行為だぞ。 ま、そーしなきゃブルースがベンキョー出来ない、っていう可哀想なヒトもいるでしょが、だったらベンキョーだけにしてくれよ。 それをさも自分はこんなに弾けるんだぜ、みたいに得意顔で「カネ取った客」に聴かせるんじゃないよ。 ひとのフレーズを盗んでるだけじゃないか。 敬愛しているから、尊敬しているからコピーする、とほざいてるバカもいるみたいですが、そんなのいくら「おじょーずに」コピー出来たって所詮はサル真似ですからねえ。 ちゃんと、自分の中から出てくるものを表現する「ブルースマン」になってほしいな。 人間ジューク・ボックス、あるいは人間シーケンサーじゃなく。 ま、某激闘板で日本人にブルースは出来るか?なんてモメてましたが、コピーを正当化してるバカがいる間は「ムリだ!」ってのに反論できそうもないね。 ブログ仲間で北海道の札幌にお住まいの方からアドヴァイスをいただきました。 ロイズ(タイトルの ROYCE'の発音です)のチョコチップスがゼッタイの「おススメめ!」って。 おやおや、そーなると、もいっかい行ってこないとね。 ヒマをみて会場に行ってみたら、ありました! 正しくはロイズ、ポテトチップチョコレート! ポテトチップスの片面にチョコをコーティングしてあるよなこれ、いやあ、クセになりますねえ。うっかりすると、ハ!っと気付いたときにはハコひとつカラ⋯なんてことになりそうですよ。 しかも、いかにも「ほっかいど〜っ!」っちゅうじゃがいものワイルドな味わいもちゃんと残っていて、かなり美味しい! 「これくらいにしておこう」と思っても、つい手が伸びる⋯ココロとともにおカラダも豊かになっちゃいそ。 で、そのついで(?)に買ってみたのが( ↑ )小樽スイートハウスの「三層構造の」トリオってケーキです。 中央のフロマージュが冷凍から戻る途中だったのかシャリシャリで、こーやって食べるのもいいものですね。 もちろん、この他にも、ROYCE' のチョコチップスじゃないのもありましたし、札幌の「パリ 16 区」、そしてとーぜん、お菓子だけじゃなくいろんなものもあったのですが、今回は一般食品には手を出しませんでした。 ⋯なんちて、明日の最終日にはパンとか買いに行ってるかもしんないけどね。 |
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No.1493