CO-EDO session

from DVD


06-05-26 FRI.




本日、あの「大江戸ご一行様」の弘前行状記(?)の DVD が届きました。
みなさまが押上の駅で揃う(あ、マディ男くんだけは羽田のスープ屋さんとこで合流だったようですが)とこから始まっており、いやもう、みなさまの「高まる期待(約一名ほど「浮かない」表情のかたもおられましたが⋯)」がよく感じとれますね。

どうやら折り返し「青森便」となるはずの機体の羽田到着が遅れ、そうなると当然、機内の清掃やらチェックは必要ですから、乗客の搭乗開始も遅れ、離陸だって遅れちゃうワケでございます。
そんなワケですから、青森空港に到着後、まずは真っ先に「三升屋」に向かったのは正解ですよねー。
先にホテルによって荷物を降ろして、なんてやってたら「暴動」くらい起きていたかもしれません。
⋯さて、そんなとっから追いかけてると、いつまでたってもセッションにたどり着きませんね。

弘前での二日目、さんざん市内をアクマのよなツアー・コンダクターによって「歩かせられて」、ちょっと足に来てたかもしれませんが、それでもライヴハウスでは午後三時から、いよいよ「小江戸セッション」の開始でございます。

オープニングはコーちゃんのヴォーカル&ギター、それに十字屋さんのギター、アヤちゃんのベースとドラムはワタクシで Stormy Monday で幕を開けました。
こうして冷静に聴いてみると、十字屋さんとコーちゃんのギターってはっきり別な個性があって、それでいて「ちゃんと」融合してる、ってのは、さすがバンドとしての「息の合い方」ってもんでしょか?
選ぶ音もブルース系の音に収斂していくよなコーちゃんと、もっとメジャー系ノートを散らし、ややウェスタン系(?)のムードが漂う、それこそアメリカン・ロック!っちゅう感じの十字屋さん、このコンビネーションがいい味を出してますよ。

続くトラックは、お待たせしました、のマディ男のヴォーカルで Messin' With The Kid。ギター&ドラムはそのままですが、ベースは「ベーサーM」でございます。
もっとも、ふだんキーを A でやるのに慣れているベーサーMとしては「キー、B?」と目を丸くしてましたけど、それでもなんとかしちゃうとこがさすがですねえ。

さらにいよいよキーボーダー「きむきむ」の弘前デビューでございますよ!
ちゃんとキーボードも用意しといたからね〜、逃げられませんぜ。
でも、ワタクシに Smoke & Water なぞやらしちゃいけませ〜ん。まるでやったことないんでデタラメにギター弾いてましたがな(あ、ドラムはコーちゃん)。
でもまあ、マディ男がキモチ良さそうだったからいっか。
きむきむも「ちゃんと」キーボード弾いてたしね。

そこから十字屋さんときむきむが降りて、なんでかトリオの編成で Just A Little Bit を始めることに。
ま、たまにはトリオでも出来ないとね(?)。
でも、トリオじゃちとキツい、ってんでコーちゃんと十字屋さんにギターをお願いして、スロー・ブルースをイッパツ、っちゅうことで、ここはマディヘン(?)の異名をとるマディ男くんに敬意を表して People, People で行きましょ。
ここでのドラムはアヤちゃんでございます。
ただ、ソロとってる十字屋さんが画面の右端にいて、ときどきしか画面に現れないのがザンネンざます。
かわってコーちゃんのソロではおもむろにスライド・バーを取り出し、レギュラー・チューンのままでスライドでのソロを決めてくれました。
アヤちゃんのドラムは、なかなかのもので、しっかりツボをおさえてるし、充分にタイトかつクレヴァーで、よくセッションに現れては「ぐだぐだ」にしちゃう「自称ドラマー」なんて目じゃないよ!
そこに麺道楽のカズ君とマディ男くんがギターで上がり、ベースとドラムはベーサーM&アヤちゃんっちゅうユニットで始めちゃったリズムを Crosscut Saw にしちゃいましょ。ここではカズ君大活躍でございます。
でも、可笑しいのは、この画面で見るとマディ男だけ、やたら「デカい」の!
いえいえ、音が、じゃなく「姿が」でございます。
まるでひとりだけ近いとこにいるみたい!

さらにセッションは続き、カズ君の知り合いらしき「ドラムとギターの両方出来ます」ってひとにドラムを頼んでコーちゃんのヴォーカル。他にギターは十字屋さんとカズ君。
ベースはアヤちゃんで、私はキーボードでリフに専念します。
う〜ん、こうやって DVD になったのを見てると、コーちゃんのレギュラー・チューニングのスライド、実にいいなあ。
そして意外だったのが十字屋さんのギターの「ブルース」からはみ出してる部分の魅力、でしょか。
なんだか十字屋さんのソロになると(ちとヘンな譬えだけど)それまでのアリゾナやらテキサスの荒野、てなフンイキが一変して、どこまでも広がる大草原のプレイリーを風が吹き抜けて行く!てな心象なんですねえ。
そのユニークなプレゼンス、とても印象に残りました。

というとこで、小江戸セッション、まだまだ続くのですがひとまず今日はここまで。

でもまあ、こんなこと言っちゃあなんですが、いっちゃん面白いのは初日の夜、ホテルの部屋でケーキを爆食してるシーンかも?
宮野とクローヌで「そこそこ」買ってありましたからねえ。

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