Baby What You Want Me To Do

Albert Collins


06-06-09 FRI.




Albert Collinsのいわゆる Imperial Years ってヤツでしょか、ハッキリ言って、その後の Alligator での「炸裂した」サウンドからすると、せっかく導火線に火を点けたけど、どうやら湿気ってるらしく、プスプスいって、ちっとも火が進まない、っちゅう感じを受けますね。

Imperial 12438、Trash Talkin' に収録された、みなさまご存知のナンバーでして、途中、とってもおとなしいギター・ソロをはさんで、これまた有名な Rock Me Baby へと転調するのでございますが、まあ、前半があんなじゃあ、後半だってトツゼンにハジけるワケもなく、ま、もしかすると「こんな Collins なら好きだ」なんてブルース・ファンもいるかもしれませんが、たぶん Collins ファンなら、そーは思わないんじゃないかな。

すくなくとも Albert Collins ときたら、ヨーマ・コーコネン(カウコーネン?)にジャック・キャサディの Hot Tuna 、Yellow Fever に収録された Baby What You Want Me To Do には負けてほしくないっしょ。

やはり、ある種「破壊的な」メチャクチャさ、が無いと納得できませ〜ん。
ま、それでも、Albert Collins だって(?)こんなふうな演奏も出来るんだぞう!てな意味合いでは、なるほどねえ、てな存在意義のあるトラック、っちゅうことも言えますけど。


ところで HOT TUNA のアルバムのデザインがなかなかイケてるんですよ。
YELLOW FEVER(高熱病)ってタイトルだけに黄色づくめなんですが、なんでか毛沢東のポスターやらがどうゆう寓意でもってか知らんけど配されてるとこなど、ミョ〜に攻めてますねえ。
なんて「本筋とちゃう」とこにスペースを割いてるってのは、Albert Collins のアルバムのジャケがヒッジョ〜にダサくって、ムカつくほどにヒドいからなのでございます。

それとはカンケ〜ないですけど、さしもの Discogs も、パースネルには触れてませんねえ⋯

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