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Albert Collins


06-06-10 SAT.




昨日、Albert Collins を採り上げるに際して、Trash Talkin' について検索しておりましたら、以前に彼のことを Biography にまとめた時には巡り会えなかった別な資料が出てきまして、そこにはまたちょっと補足してくれそうな記載がありました。

当初、彼は Texas 州の Leona(と言うと Wet Willie の Leona を思い出してしまう⋯)で生まれ、家族とともに 1941 年( Alt. 1939 )に Houston に移った、という大半の資料を参照していたのですが、今回の資料では、そもそも彼が Andy Thomas(じゃ、なんで Albert Thomas じゃなく Albert Collins なんだ?っちゅう根源的なギモンが残るのではございますが⋯)の子供として「 Houston で」生まれ、後に Houston に戻ったのである、と。
ま、それが、単に Houston の病院で生まれた、って意味なのか、あるいは正式な婚姻によらぬ出産を母の Houston の実家で行った、と言うことなのか、それとも、Houston でたまたま産気づいたものなのか⋯?

さらには、その 1941 年と言われる Houston にだってまっすぐ行ったのではなく、その 2 年前の 1939 年、 Leona から HYWY 45 を 10km ほど北上したところにある Centerville から、こんどは州道 7 号線で西に向かい Missouri Pacific Railroad と交差する小さな町、Marquez に「まず移った」としている資料を発見いたしました。つまり Leona からすると、いったん Houston から「遠ざかる」方位になります。
この Marquez という町はおそらく綿花の集積から鉄道への積み込み、という立地で生まれた町なのかもしれませんが、いっとき 700 人(!)ほどにまで増えた人口も 1950 年あたりにかけてどんどん減り続けていたようですから、そんな「斜陽の」町に引っ越したことになります。ま、だからこそ、2 年しかそこにはいなかったのかもしれませんが。
そして正確な年代は特定できなかったのですが、おそらく Leona 時代、あるいは Marquez 時代の、ごく「幼いころ」にはすでに Lightnin' Hopkins のブルースに触れていた、とされております。

ま、その Lightnin' がレコーディング上で名前を知られ出すのは 1940 年代後半ですが、それ以前から Blind Lemon Jefferson と Leona 近辺( 1920 年代前半? )を、また Texas Alexander とともに Texas 州の東部一帯を演奏して歩いていたことは事実のようですから、そのあたりの Lightnin' に「親しんでいた」ということなのでしょう。
ともかく、ここらの別な資料ってのが出てきて、ちょっと面白いんで、まずは Marquez の件や父親の名前など、これまでの Biography に「さっそく」加筆いたしました。
そーやってちょっとづつでも充実(?⋯ 異論とかが増えるだけでかえって混乱させとる、っちゅうウワサも⋯)させていくことといたしましょ。
え?それよりXXXXXXを入れろ、って?

がはははは!そんなんワタシの勝手ですがな!ここは公立のブルース文書館じゃないんですから、どんな有名だろうと「気に入らない」やつについちゃ永遠に(?)無視するのじゃ〜!


これは青森市の「 E 」というお店のケーキです。
左手前は「洋梨のムース」、そして右奥が「カフェ・ノア」というのだそうなんですが、カフェ?ノア?
ノアってなあに?カフェ・ノワールならブラック・コーヒーって意味になるんでしょが、これ、どこにもコーヒーの風味は感じられないんですけど。
ま、解説にはホワイト仕立てのティラミスみたいなことが書いてあったような⋯

え〜、カンのいい方はすでにお気付きのとおり、わたくしが店名をイニシャルにしてるときは、「私の」印象として、ちょっと「いまいち」から、「も〜んだ〜いが〜い」のゾーンにあることを意味しております。
今日の場合は「もう少しガンバりましょう」かな?

洋梨のムースというのはラフランスを使っているそうなのですが、これ、ほんの少しリキュールを利かせればグっとレヴェルがアップすると思うんだけどなあ。ちょっと味わいが浅過ぎ。
カフェ・ノアはやや奥行きのない甘さが上っ面を滑ってる感じ。
ただ、それって、ときどきジークフリートのケーキにも感じることがあって、もしかすると、その「軽さ」みたいなものが青森のひとの舌には合っているのかもしれません。

もちろん、カネ返せ〜っ!てなヒドい味ではモチロンないのですが、せっかくのアイディアを活かしきれていないような「もったいなさ」を感じてしまいました。

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