Driving Wheel

Albert King


06-06-13 TUE.




だいたいが Albert King とくると、例のフライング V のハムバッキングがかなりサチった音で、ま、どっちかってえと「クリーン・トーン」とは言えない演奏が多いんですが、この Driving Wheel(確か STAX で出していた「ダブル・ヒッター・シリーズ」ってシングルでは Born Under Bad Sign とカップリングで STX-1058 としてリリースされていたハズ)では、一転して、まあ、確かにハムバッキングらしいな、っちゅートーンではありますが、まったく歪ませていない、とってもニュアンスに富んだギター・サウンドが楽しめます。

そこでは、彼の特徴的なチョーキング・ヴィブラートや、さらにはリリースへのディケイ部分など、その丁寧な(?)フィンガリングが「いつもより」際立っているように思うのはワタシだけでしょか。
そして、それはギターばかりではなく、ここでのヴォーカルまでも、なんだかしっとりと落ち着いて聞こえるんですが、ま、そりゃ気のせい、っちゅうもんでしょね。

どうもこないだの STUMBLE の杉様による一連の Albert King ネタ⋯うっぷす、Albert King で知られるナンバーのカヴァー、そいつの影響で、どうも Albert King を聴くと、つい STUMBLE を次に聴きたくなる、っちゅう困った(?)症状が発生しておったのですが、なんでか、このナンバーではそのビョーキが出ないことを発見し(?)、やっと Albert King に腰を落ち着けることが出来ました。
そして、この手の曲では特に、やはり三大キング(そまっちによれば『ドン・キング、クリスタル・キング、殿様キング(ス)』だそうで)の中じゃあ、やっぱワシはアルバート王がイチバンだ!っちゅう再確認をいたしましたよ。


黒石からさらに先に進むと十和田湖まで行けるのですが、その途中、左に別れて「酸ヶ湯(すかゆ)」に向かうルートの分岐点を反対の右に行くと、この(↑)伝承工芸館って施設があります。
今日はちょっとお客さんも少なかったですが、連休のときなんて百人足湯なんてのが大混雑でした。

実はここの売店で売っている「黒石焼きそば」ってのが、凄い太麺で、タマネギと豚肉だけ、そしてスパイシーなソース味だったんですが、またちょっと食べてみたくなり、ここまで ROCK 4400でひとっ走り!です。
もちろんわたくしのことですから、まともなルートでなど行くワケもなく、まず平賀方面に向かい、途中から尾上に向かい、そして黒石市内の手前の浅瀬石川(あせいしがわ)の河原に作られたサイクリング・コースで温湯(ぬるゆ)まで走ります。
そんなコースでしたからたぶん 24kmくらい走って来たハズ。

焼きそばは対岸の四阿でいただきましょ。



↑道路から少し階段で上がったとこなのでちょっとした死角になっており、ゆっくりと焼きそばを楽しむことができました。
そしたらまあ、前回のあの食後、口の中が炎上するよなピリピリした辛さが「たまたま」だったのか?ってえくらい今回は普通でした!
たぶんちょっとしたソースの調合が違ったんでしょね。
あのピリ辛ぶりもよかったけど、でも、今回の、それほど辛くないヤツのほうがもっと美味しい!


やたら幅広の確信犯的幅広太麺がミョーにマッチしてますね。
さらに、一切キャベツを使わず、タマネギだけ!というのもなかなか根性が座っててよろしい(?)。

カンジンの焼きそば、その場で食べちゃったので、画像は前回のときのを再登場させちゃいます。だって見た目いっしょですから!
麺が太いのでなんだか画像では量が少ないように見えるのがちょっとザンネンですが、もちろん 500円でほぼ二人分っちゅう充分な量があります。
ま、わたくしのことですから、とーぜん、それを一人で食べちゃうワケなんですが⋯

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