RARE SOUNDS

02-09-12
なんですか、今週末の夜あたりに、墨田区は向島の某懐石料理店に、アヤしい面々が集まって、なにやら音楽がどうたら、と密議をこらすとゆう「不穏」な情報が流れております。
わたくしも行きたいとこですが、その日はこちらでも「ブルース・セッション」がありますので、そうもゆきません。
で、悔しまぎれに(?)トウモロコシ送っときました。「これでも喰らえ!」って・・・
あ、ちょと違うか?

それに参加するそまさんが、MACさんの板に書き込んだお言葉が、なかなかいいんで、ウチのHPの「お言葉」ページに登録していただきました。

音があれば年の差なんて

っていうんですが、カンタンなコメントを付けるので、それを考えて、明日にはアップできると思います。

楽器持ったら年齢関係なしってことでどうでしょうか。

いいですねえ、まったくそのとおり!キャリアが何年あろうが「音」がすべてです。
わたしも MACさんも、りっきーさんも大賛成!
ただ、それを若い方が言っちゃうと、なかにゃあムカつく年寄りもいると思うんで、こゆのは率先してジジイが言わないとね。

キャリアを積むってえことはたしかに演奏に変化を与えます。
でも、それをすべて「いい方向」と言い切れるでしょうか?
いろんなテクニックをモノにすることで、自由に弾ける世界は広がる、それはたしかにそのとおりです。でも、知ってしまったテクニックが演奏を変質させるのも事実です。
それは「巧い」演奏かもしれませんが「良い」演奏である、とは限りませんね。
「出来ること」が拡大すると「やりたいこと」も変質します。

荒削りでも光輝く演奏もあれば、実によくピカピカに磨かれてはいても、よっく見ると所詮は、ただの石コロ、ってえ演奏もあります。
どちらも、それなりの価値を持ち、優劣はカンタンには論じられませんが。

ただ、年上は「年をとっていること」に価値がある、と「すがる」傾向があります。
これはヒキョウですよね。時間はゼッタイ追い越せないんだもの。そんな安全圏に逃げ込んで「最近の若いもんは・・・ 」なんてアホなこと言ってるけど、自分だってそう言われてムカついてた昨日を、どう精算しちゃったんでしょ?
若かったころ、「オトナ」を見て不純だ、とか汚ねえとか思ったことありませんか?
オトナになってそれ忘れちゃってるヒトが多いよなあ。
どうも年とっちゃったら、それを全面的に肯定する方がラクなんでしょね。
「君たち、まだ若いな。そのうち判るようになるよ」なんて言ってる自分が、過去の自分を思いっきり裏切っているんだ、ってことに気付いて欲しいですね。

キャリアがどんだけあろうと、大事なのは「音」です。
ココロの入ってる「音」は年代やキャリアの差なんてものを乗り越えて来ます。
先入観を捨てて耳を澄ませましょう。
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