Blues Ranking ?

by iTunes


06-06-28 WED.




今日は朝のうち、少し時間があったので、久しぶりにブルースを聴こう!なんて思ったのですが、どうしても iTunes にまとめてある「最近のお気に入りブルース」ばっか聴いちゃって、それじゃあ BLUES DIARY でもう採り上げたヤツですからダメなんですよねー。
でも聴きたいもんは仕方ないし⋯
う〜ん、なんか手はないか?
あっ、そだ!iTunes の演奏履歴で、どれがイチバン再生されてるか見られるから、それネタにしちゃお。

で、見てみると⋯おお?予想を裏切り(?)、なんと C.J. Chenier の「さあみなさん、もっとザリガニを食べましょう!」が一位じゃないの!
ワタシゃまた、てっきり Dion Payton の All Your Affection Is Gone だとばっか思ってましたよ。え〜?それ 3 位?
しかも 2 位がこれまた意外な伏兵、Son Seals の Don't Lie To Me とは!ハッキリ言って意外⋯つうか実感ナイ。
う〜ん⋯やはり、最近、日記で採り上げたのがほとんど上位を占めていますねえ。

最近、そのバックの Johnny B. Gayden のベースがやたら気に入ってて良く聴いてる Albert Collins の Put the Shoes on the Other Foot が「やはり」の躍進で、Michael Burks の All Your Affection Is Gone を抜き去り 4 位に進出でございますよ。

うわ、こうして見てみると、上位 5 曲がすべて「新しい(っても 1980 年代以降の音、って意味ですから、実はけっこう経ってる!)」世代のブルースですよね。
じゃ、オールド・スクールはまるっと聴いてないのか?ってえと唯一、18 位に、あの Antone's での Eddie Taylor( Bad Boy )が入っておりました(あ、この iTunes では上位 25曲までしか表示してくれないので、ここでもそこをいちおーの区切りとしてあります)。
そしてオールド・スクールってえのもナンだけど、かと言ってニュー・ジェネレーションっつうのもなあ⋯な存在なのが 7 位の Jimmy Lee Robinson の Tell Me Mama です。でも音的にはけっこう「いま」してますよね。

ところで、え〜?そんなに聴いたっけ?と思ったのが 6 位に入ってた W.C. Clark の Okie Dokee Stomp!
これはまあ、そんなよく聴いたって印象は無いんですが、歌ナシのインストのせいかもしれません。
ワタクシの iTunes での聴き方でイチバン多いのが、まず「これが聴きたい」ってヤツを直接クリックしたら残りはランダム再生ってヤツです。そしてその日の気分によって次に出て来た曲が「これ、ちゃうなあ」ってときはジャンプしちゃいますから、ケツが演奏されないとカウントが進まないワケで、なまじ歌モノはその日の気分によっちゃ「飛ばされる」率が上がるんですが、インストだと滅多に飛ばさないせいかもしれません。

他の 10 位以内では 8、9、10 位と、ワタクシ好みの一連のナンバーがキチンと顔を揃えてるのが面白いですねえ。
つまり Clarence "Gatemouth" Brown の Same Old Blues、Luther Allison の Night Life、Johnny "Guitar" Watson の Please Send Me Someone To Love ですから、どれも「あのタイプ」。
やっぱ自分でも演ってたり、前に演ってた曲は再生率が高いのでしょう。

トップ 25 に 4 曲(他は I Ain't Drunk-11、Travelin' South-15、Honey Hush-16 )を送り込んでいるのは Albert Collins でブルースマンごとではトップ!
意外なのは、下位ではあっても 3 曲( Full Moon On Main Street-19、Corner of the Blanket-22、The Game of Love-25 )も入ってた The Kinsey Report でした。
案外、聴いてるのねえ⋯つ〜か、たぶん、積極的に飛ばす対象になりにくいから、ブジに最後まで演奏される率が高い、ってことかも。あまし意識して聴いたってえ記憶はないもんですから。

そんな iTunes のシステム(その曲のケツが演奏されてはじめてカウントされる)によるものか、ちょっとナットクいかない部分もあることはあるけど、ま、大体の傾向は出ていますね。
で、最後まで行かないと、ってのでまったくカウントされてないけど、実はよく聴いてるのが Billy Branch の Podcast なんですよ。
でもこれ、全部で 59 分にもなる「放送」ですから、たいてー、途中で切り上げちゃう。
ですからホントの最初に一度「通し」で聴いた以外は「まったくカウントされていない」んですよねー。
したがって再生回数はたったの「 2 」!

さて、じゃあブルース以外じゃどんなの聴いてるの?とゆーと、こちらはちと事情が違ってて、気分に合せて何種類かのファイルが編集されてて、それを選んで再生するワケなんですが、そのどれにも入ってる曲はヒジョーにカウントが進みます。
例えば最近お気に入りの、m-flo loves YOSHIKA で Let Go。
これなんて Night Caps と名づけた「寝付き」用ファイルのアタマですから一日一度は必ず聴いてますねえ。もちろんダントツの一位でした。
で二位はそれの武道館ライヴ・ヴァージョン!
続いて TBS の世界遺産でお馴染み、鳥山雄司の Was It All In Dream。
そしてこれまた知る人ぞ知る、な Wet Willie の Every Body Is Stoned。
五位は坂本美雨の 彼と彼女のソネット でした。
そっからは催眠効果大なのが並んでて(?)たとえば Sheryl Crow の Home や ADIEMUS の Hymn、Peter Buffett の Walking in the Air、白鳥英美子の You Are So Beautiful なんてのが並びますが、そっから先にようやく「おやすみ」アルバムじゃないのに入ってる Pizzicato V 佐々木麻美子限定(!)ナンバーが大挙して並んでますねえ。
Summertime Summertime、七時のニュース、眠そうな二人、Audrey Hepburn Complex、September⋯

いやあ、こうして見ると、ブルースか、でなきゃあ上のみたいな曲ですから、ある意味、ロックってのをほとんど聴いていませんねえ。
やはり thee Michelle Gun Elephant の終了が、大きく響いています。
あれに匹敵するプレゼンスのあるロックはもう出て来ないのかなあ⋯

さて、今回の上京で、人形町の翁庵には、一応顔出しは出来たのですが、牛肉の買い出し(?)など、スケジュールが押していたために、ケイジさんにはゆっくりと挨拶をするヒマもありませんでした。
そうしたら、CS 放送の「日テレG+」のネット配信で、ケイジさんがインタビューを受けている番組が流れてる、ということで、さっそく入ってみたところ、画面サイズこそ「かわいらしい」ですが、ちゃんと見ることが出来ました。
まずみなさんで「ねぎせいろ(非常に美味しい!)」をいただき、しかる後にこんどはお二階のお座敷で落語、というシーンが放映され、ケイジさんがその主旨などを語っておられます。
なんだか、こうして顔を見知った方が TV に出ているのって、妙に嬉しくなるんですよ。

ただケイジさんご自身は「思ったことの半分も喋れなかった」と落ち込んでおられましたが、いえいえどうして、とっても判りやすい説明で、とても良かったように思うんですが⋯

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