Dripping Wet...

Dripping Sweat...


06-07-11 TUE.




気温っちゅうものの絶対値で言えば、昨日のほうが上なのかもしれませんが、暑さってことじゃ今日だって負けちゃあいません。
今日のキメダマ(?)はごっつい「湿度」でございましょ。
なんちゅうかもう、まわりじゅうの空気が「たっぷり」水分を含んでるせいで、なんだかいつもより粘度 ρ(=ロウ。流体の粘性を表す)が高い⋯なんてのは以前、翼断面の設計(!)に使ってた計算式でお世話になったもんでしたが、そんなことお構いなしに、もう、なんと言うか、そこそこ風だってあるんですが、もはや飽和湿度に近いせいか、それが「涼しい」とは感じないんですねえ。

午前中に一度、用事で外出いたしましたが、そのウットリするよな(?)あまりの不快指数の高さに、いつもなら道草を喰って、あちこち首を突っ込むとこを、さすがに真っすぐに帰ってきて、いつもなら涼しい風が吹き抜ける二階の窓も無力でしたからカンゼンに閉めきって、今年初のエアコン稼働!でございます。
ま、おかげで「さほど急いではいないけど、今のうちに片付けとくと後がラク」てな細かい仕事を籠りっきりでかなりこなすことが出来ました。

それでも、午後にはひとつアポがあって出なきゃなりません。
近くまでクルマで迎えに来てくれる、っちゅうんでそこらはラクなんですが、やはり外に出てみたら「ぬぉ〜〜〜〜!」っちゅうような陰湿な暑さでございます。
さて用事を済ませて、帰りは少しは歩こう、ってんで土手町に向かい、こんなクソ暑い日には一切、熱を使った調理なんぞしたくないので、まさにそんなときにうってつけ、の中三(なかさん)デパート地下の「五目いなり」を購入!
これに冷や奴っつうメニューですが、れれ、油揚に豆腐と大豆カンケーばっかですね。
こりゃ、豆好きのワタクシとしちゃあ、ここに納豆も加えたいとこですが、熱を出すよな調理は(および「熱い」食べもんは)今日はカンベンしてちょ、ってことで、それはあきらめます。

さらに歩いてくとこないだまで CAFE JEEBAが営業していた「ルネス」っていうテナント・ビルですが⋯前を通ったら、アーケードが無くなってて、ミゴトに(?)建物がその全貌を現しておりました。



JEEBA だったとこは電気が消えてて、どうやら人影も見えません。
手前にあったアーケードを撤去したとこみると、かなり「本格的な」造作にとりかかる、っちゅうことなんでしょうね。

そっから公教会方向に曲がり、奈良美智展の会場に隣接した公園を抜けて川に出ました。
打ち合わせに行った先でパンの耳をもらったので「こっそり」あのオシドリ・ファミリーにあげちゃおう、ってワケ。
探しながら上流に進み、寺沢川との合流点あたりでやっと小柄なおかあさんと、まだ幼鳥のいでたちを残してるチビ四羽からなる、いつものオシドリ一家を発見。
ただ、近くにカルガモもいるので、彼らと離れるまで待ちます。
やっとカルガモ一派が上流に離れていったので、まずはちょっと放ると、いやあ目ざとい!やたらカンのいい(?)チビが猛ダッシュ!すると釣られて、全員走り寄って(水面上で「走り寄る」はヘンじゃないか?と思われるでしょが、そー表現するっきゃないよな勢いなのです)来ますが、なんとおかあさんだけ、羽ばたいて「飛んで」先乗りしてるじゃない!
あ〜!かぁちゃんズルいっ!とチビどもが思ったかどうかはさだかではございませんが、そっからは苛烈な争奪戦が繰り広げられたのでした。

で、面白かったのは、やはり、ひと様からエサをいただくときの「仁義」ってもんでもあるのか、以前ちゃうおじさんからエサを貰ってるとこにオシドリ・ファミリーが近づいたらモーレツな勢いで追っ払ったカルガモでしたが、今回はオシドリが「いただいた」エサだ、てな暗黙の諒解でもあるのか、ちょっと離れたとこで羨ましそうに見てるだけなんですよ。
ま、争奪戦のあまりの剣幕に、ダメだこりゃ、と思っただけかもしれませんけどね。
てなことしたのが本日、唯一の道草でしたねえ。

もうこのころには汗だくでしたから、またエアコンをつけて窓を閉めて、ともかく汗が引くのを待って、PCの前へ。
てなワケで(?)こんなスーパー・ウェットな日には、やはり Macon, Georgia からのめちゃめちゃ湿ったナマ温い風が思い起こされる⋯こともないけど、久しぶりに Wet Willie の Dripping Wet をターン・テーブルに。
ぐふふ、そうなると、あの Webで聴ける別ヴァージョンの Macon Georgia Greezy Hambone Blooze( Jelly Jelly )も聴きたくなりますねえ。
ここでも Ricky Hirsch の Les Paul サウンド「こってり」のギターが実に「快感!」
いえね、あたしゃあ、絶対こゆ音では弾きませんが、聴くぶんにゃ嫌いじゃありません。
特にこの Rick Hirsch のギターは「個人的に」クるんですねえ。

⋯と、あんましブルース日記っちゅうのとはちゃうとこに行ってるよな気もしますが、それもこれも、このバクレツな湿った「暑さ」のせいなのだ!ってことにしてしまおう。

permalink No.1541

Search Form