Sleepwalk

Freddie Roulette


06-07-12 WED.





こんだけ暑くなると無性に Freddie Roulette のスティール・ギターが聴きたくなる、っちゅうのは、もしかして「暑い」→「ビール」→「ビヤガーデン」→「ハワイアン」→「スティール・ギター」→「 Freddie Roulette 」っちゅう、かなり「おバカな」連想のせいではないのか⋯なんてことは、たとえ思っていてもクチに出してはいけませんよ。
なんでかスティール・ギターのふにゃふにゃのポルタメントを聴いてると、脳裏に「納涼」てな二文字が浮かぶのはワタクシだけでしょね、きっと。

特に、暑さで、夜もよく眠れない、なんてかたには、この Sleep Walk、「クる」ものがあるんじゃないでしょか。
え?ワタクシ?暑さより睡むさがいつだって勝ちますからねえ。
汗だくになってでも眠っております。

さて、前にもちゃうとこで書いてますが、ワタシにとっての最初の Sleep Walk は、あの the Shadows でございました。
およそ 40 年も前(!)のことではございますが、あのころはまだ「コピーする」なんてえ概念もなく、これはこうゆう曲なんだ、と理解してチャレンジしていったものでございますが、ケッキョク、オリジナルどおりにはどうしたって弾けず、えい、メンドーだ!と自己流に解釈して弾き始め、すると、「それじゃシャドウズと違う」なんて言われて、なんでだよう!オレはシャドウズの Hank Marvin じゃないもの!と、どうやらそのころからアンチ・コピーの姿勢が芽吹きだしたんでしょうねえ。
そゆ記念すべき(?)ナンバーでございますので、特に思い入れも強く、これまでにも、内田勘太郎のヴァージョンも採り上げておりますが、これまた、しょっちゅう「参照」として出てまいります Amos Garrett のもなかなかに忘れられないヴァージョンでございますねえ。

ま、元々の Santo & Johnny からしてスティール・ギターをメインとして、まさに「その楽器ならでは」というメロディをフルに活かしたナンバーですから、その意味では、この Freddie Roulette あたりにしてみたら、「ごく当然の選曲(?)」なのかもしれませんねえ。
この HI HORSE 4044、BACK IN CHICAGO には、以前にもここで採り上げた Thrill Is Gone のよに、まさに背筋も凍る(?)怪演なども収録されており、なんだってあの名曲(?)をスティール・ギターで「こんなにしちゃったの?」てなギモンもつきまとうとこもあるのでございますが、まず、この Sleep Walk に関しては、当然ですが、「実にピッタリ」てな感じでございます。

Lap Steel Guitar, Vocals – Freddie Roulette
Guitar – Vernon "Chico" Banks
Bass – Vernon "Chico" Banks
Drums – Cleo Williams

1996-09-14 & 15、Streetville Studios( recording、mixed、mastered )
となっており、この曲ではベースが Willie Kent ではなく Vernon "Chico" Banks。

ところで、内田勘太郎のときにも触れておりますが、この曲名、はたして Sleepwalk が正しいのか、はたまた Sleep Walk が正しいのか、やはし判然といたしません。
いちおう 1959 年には Sleepwalk の方でチャート一位になっておるようですが、当時の資料ですら、ものによっては Sleep Walk も流布しておったらしく、ま、考えようによっちゃあ、それ演奏した Santo & Johnny にしてもイタリア系移民の Farina 家のひとですから、あましそこら「英語」の細かいとこにこだわってなかったのかも?

Thrill Is Gone では「納涼」を通り越して(?)どっちかってえと「お笑い芸人」がハズしたときに言われる「寒っ」に近い(?)血も凍るよな不条理世界にまで迷い込んでった Freddie Roulette でしたが、さすが、こゆ曲では実に自由奔放、大胆不敵にスライド・バーを走らせており、まさに「名人芸(ホントか?)」てなスバラシい演奏で、いささかなりとも、暑気払いには効果があったようでございます。
ずっと聴いてたら、ほら、背中の汗も引いて、いまはちょっと寒気が⋯って、それエアコンのせいでしたねえ、あはははは。

今日は少し湿度が下がってるようで、昨日みたいなヘンな蒸し加減じゃないのが助かりますが、暑いことに変わりはございません。
ついにショートパンツ(実際には自作したカットオフ・ジーンズなんですけど)の登場です。

もうここまで来ると(?)この暑さ、直射日光が肌をじりじり灼く感じ、熱風(!)が渇かしていく汗、なんてのがもはや「快感」になってきてるみたい。
ん?誰?いま小さい声でヘンタイっつったの?
・・・ところで、城東の一画を走ってるときに、とある建物の横に見覚えのあるジムニーが!
あれれ?と気になって、帰りも前を通ってみると、ああ、やっぱり!
そこにはあの「鐵の Voodooさん」ご本人もいらっしゃるじゃないの!
ただ、来客中で、お話しておられるようでしたから、軽く挨拶だけして来ましたが、そっかあ、ここが本拠(?)なのね。

さて、夕方、友人から SOS(リンクを追加したいんだけどバナーが表示されない!)があり、ROCK 4400で駆けつけております。そこではさすがにショートパンツで、とはいかず、ホワイト・ジーンズで!

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